本日の午後の講座は映画監督の深田晃司氏。演題は「公共圏に映画は何をもたらすか」。5回連続の講座の3回目。これまでの2回とは違ってとても歯切れがよく、そして刺激に満ちた講演であった。
日本政府の「映画」に対する予算や公的補助が如何にヨーロッパやアジア各刻に比べて貧弱・貧相であるか、額だけでなく姿勢そのものに問題があること、映画界自身のもつ問題などを客観的なデータや実体験を踏まえて語ってもらった。
私は映画というものになかなか縁はないのだが、日本の文化状況そのものの置かれたいる状況に普遍化できるものとして興味深く聴いた。
贅沢を言わせてもらうと、メモを取るのが苦手な私からすると、文字にした資料の一枚でも欲しかった。
さっそく氏のツィッターをフォローさせてももらって、元旦からのツイートに眼を通してみた。これからおおいに注目してみたい。
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