本日は午後から組合の会館で10日(月)に開催する幹事会のための準備作業。作業はかなりきつかった。
10日にニュース等の発送作業を予定しているが、今回は小さな封筒なので、A4版を三つ折りにして封入する。ニュースも印刷会社に依頼せず、輪転機を使用。紙折り機をフル活用。3時間近くかけて作業を終えた。ニュースのほかに二種類のチラシと文書を用意した。
最新型の謄写輪転機を本部が購入した。印刷面の仕上がりが格段に美しい。グラデーションの再現も、写真もきれいに印刷できた。しかも原紙作成も印刷も格段に早くなった。
これまでのコピー機のように丁合もホチキス止めも、さらに同時にカラー印刷もできるとのこと。今回はその機能を使わなかったが、ずいぶんと便利になったものである。
来週は丁合機能を利用して、総会の議案書印刷、記念式典のプログラムなどの作成にも使ってみることにした。
謄写印刷といえば、小・中・高・大学と蝋原紙での手刷り、就職してから、鉄筆からボールペン原紙になり、手刷りから輪転機に変わった。さらに電気による原紙作成に変化して、私が40代後半に、今のスキャナーの様に光を当てて原紙を作成するようになり、グラデーションの再現も美しくなり、ずいぶんと楽になっていた。
大学生のころ、B4のわら半紙1000枚を何分で印刷できるか、競い合ったことがある。やはりその道の達人はどこにでもいるものである。早い人で30分かからなかった。しかも原紙をダメにすることなく、2000枚を刷っていた。私はどんなに頑張っても40分はかかり、しかも1000枚で原紙を破いてしまっていた。
印刷が早い人は、鉄筆の独特の文字も美しく、そして「ガリ切り」も早い。そういう人は一目置かれていた。
もう50年も昔のことである。
蝋原紙を切って、クラスやクラスの名簿や文集や、学生大会の議案書、クラス決議、連名ビラなどを作りながら、実に多くの議論をしたことは今も生きている。