団地の中に咲くツワブキには、二つの形の花が見られる。混在している。
花弁の広いものと細いものである。ネットで調べてみると花弁の広い、細いということでの変種というのはないようだ。栄養の差なのだろうか。だが、北側の日照条件の悪いところでも盛んに咲く、ということなので、太陽が当たる時間の差ということは考えられない。
葉には差はないように見えた。花の色は細いほうが少しだけ黄色が鮮やかに見える。写真で細い花弁のほうは葉が細長いが、これはホトトギスの葉である。
変種なのか、キク科の別の花なのかは結局はわからなかった。しかし二種類の花はそれぞれ毎年同じようなところに咲く。混在しているだけなのか、交配しているのかもわからない。
いづれにしろ、比べるのは楽しいものである。