本日の会議の参加者は全員が半袖姿。先月までは長袖のかたもいたけれどもさすがにもう長袖の参加者はいなかった。だが、半ズボンは私一人だけであったのは少々さびしかった。
本日の俳句は少々強引に・・
★やはらかき手足還りぬ衣更 廣瀬直人
★きつかけはハンカチ借りしだけのこと 須佐薫子
★遠い日の雲呼ぶための夏帽子 大牧 広
★白地着てこの郷愁の何処よりぞ 加藤楸邨
第1句、二の腕に風がとおるのに慣れるまではそれなりに時間がかかる。それでも半袖になったときの解放感はこの時期ならではである。若狭が戻ったような気になる一瞬でもある。その気分を覚えている限りは、若いといえる。
第2句、言い訳をしているのかもしれない。しかし人と人の関係はそれ「だけ」の積み重ねでもある。どんな些細なことでも大切にすることが必要である、ということがようやく理解できるようになった。
第3句、第4句、夏のアイテムは若い時のさまざまな体験を思い出すきっかけである。若さを思い出すことは、特に難しいことは必要ない。多分夏のころの気分や思い出は人生のもっとも活発なときであるから。