水星を見ようと思った。水星の観測をしたのは中学1年だったと思う。56年も前の話である。何月だったか思い出せないが、学校のクラブで土曜日の15時まで部室でぐずぐず時間をつぶし、5~6人で港の見える丘公園まで早足で歩いて見に行った記憶がある。小さな双眼鏡を持っていたのは一人だけだった。順番に双眼鏡で覗いて、そのまま帰宅。
熱心ではなかったクラブ活動。理解などとてもできない小難しい宇宙論の本をめくるほうが好きだった。文章よりも図版やグラフなどを見て、それで理解したつもりになって満足していた。 【https://t.co/U4PLUwTRqN?amp=1】
きちんと観測を地道に続けたり、小惑星などの軌道計算などのノウハウを身に着けるなどのことをするべきだったと今になって思うが、時すでに遅い。今は、眺めるだけで楽しいと思うようになった。「成長」したのかもしれない。
1月24日に水星が太陽からもっとも離れる。観測の好機である。日の入り直後から、眺めているのも楽しい。1月24日の日の入りは東京で17時ちょうど。21日(木)から28日(木)の間ならば数日は晴れると思われる。一番離れる24日は残念ながら東京の天気予報は曇り。
その他、月と火星の接近などの情報も含めて ➡ https://t.co/etr315WKwg?amp=1