一ヶ月前に「紅葉でも見に行こう」ということになり、仕事が立て込みそうなのを無視して、土・日・月と月曜の休暇取得を前提に、奥入瀬渓谷を見学する夫婦二泊旅行を計画した。
案の定、直前の金曜日になって月曜日に仕事の予定が入ってしまったのだが、上司にこの仕事を押し付けてしまった。定年前の、歳の功ならぬ年寄りのわがままを通してしまった。
さて、雨男といわれる私の不徳にここでもたたられ、八戸に着いたときは小降りの雨。10分そこそこで出発のため、八戸駅の周辺を見渡す余裕もなく出発。新幹線で便利になったとはいえ、単なる通過駅に等しいのは少々さびしいものがある。本当はせめて地元の食堂で地のものを
食したかったのだが…。
途中バス道路と並行して走る川から霧が立ち上っているのが見え、両岸の紅葉と合わせてなかなかの景色であった。何川であったのだろうか。
奥入瀬渓谷の入口、紅葉の見ごろであったが自家用車と観光バスで大賑わい。車道を歩けば多い通行車両に跳ねを上げられ、遊歩道は濡れて歩きづらく、時間も15時を過ぎたので、4キロほど歩いた石ヶ戸(いしげど)というところから路線バスに乗った。十和田湖の湖畔の子ノ口(ねのくち)というところまで紅葉のと渓谷美をバスから見学と相成った。
全体の3分の1しか歩いていないが、渓流の水の豊富さと、水面とほぼ同じ高さの道が魅力であることがすぐにわかった。岩山が迫る渓谷美と合流する沢の滝の景観は十和田湖に近い方が勝るのだが、それでも紅葉は十分楽しめた。ふしぎなのは木賊(とくさ)の群生だ。ブナの木々の根元に木賊が群生し特異な景色を紡いでいると感じた。
バスで奥入瀬渓谷最上流部の子ノ口を経由して十和田湖温泉まで、十和田湖の周辺の紅葉を満喫させてもらった。
翌日は強風と小雨の中を高村光太郎の乙女の像を見学。バスで青森方面に向かい昼前に酸ヶ湯温泉まで。バス酔いした妻は早速部屋で睡眠。私は酸ヶ湯の千人風呂に2時間半浸かってのんびりさせてもらった。
さらに翌日月曜日は八甲田ロープーウェイに乗り、田茂萢(たもやち)山周辺の約1時間の散策路をたどった。天気は回復し晴天の陸奥湾、津軽半島・下北半島も遠望できた。
ロープーウェイからはすっかり葉を落としたブナの原生林の間のダケカンバの紅葉が美しかった。
帰路は旅館の送迎バスで青森駅まで。人口30万人の青森市街の意外な広さを実感した。青森駅前の新町で昼食後新青森から4時間近くをかけて東京まで、東北新幹線を全線を走った。東北新幹線ができるまでは、特急ひばりで4時間かけて上野から仙台までを往復したが、隔世の感があった。
案の定、直前の金曜日になって月曜日に仕事の予定が入ってしまったのだが、上司にこの仕事を押し付けてしまった。定年前の、歳の功ならぬ年寄りのわがままを通してしまった。
さて、雨男といわれる私の不徳にここでもたたられ、八戸に着いたときは小降りの雨。10分そこそこで出発のため、八戸駅の周辺を見渡す余裕もなく出発。新幹線で便利になったとはいえ、単なる通過駅に等しいのは少々さびしいものがある。本当はせめて地元の食堂で地のものを
食したかったのだが…。
途中バス道路と並行して走る川から霧が立ち上っているのが見え、両岸の紅葉と合わせてなかなかの景色であった。何川であったのだろうか。
奥入瀬渓谷の入口、紅葉の見ごろであったが自家用車と観光バスで大賑わい。車道を歩けば多い通行車両に跳ねを上げられ、遊歩道は濡れて歩きづらく、時間も15時を過ぎたので、4キロほど歩いた石ヶ戸(いしげど)というところから路線バスに乗った。十和田湖の湖畔の子ノ口(ねのくち)というところまで紅葉のと渓谷美をバスから見学と相成った。
全体の3分の1しか歩いていないが、渓流の水の豊富さと、水面とほぼ同じ高さの道が魅力であることがすぐにわかった。岩山が迫る渓谷美と合流する沢の滝の景観は十和田湖に近い方が勝るのだが、それでも紅葉は十分楽しめた。ふしぎなのは木賊(とくさ)の群生だ。ブナの木々の根元に木賊が群生し特異な景色を紡いでいると感じた。
バスで奥入瀬渓谷最上流部の子ノ口を経由して十和田湖温泉まで、十和田湖の周辺の紅葉を満喫させてもらった。
翌日は強風と小雨の中を高村光太郎の乙女の像を見学。バスで青森方面に向かい昼前に酸ヶ湯温泉まで。バス酔いした妻は早速部屋で睡眠。私は酸ヶ湯の千人風呂に2時間半浸かってのんびりさせてもらった。
さらに翌日月曜日は八甲田ロープーウェイに乗り、田茂萢(たもやち)山周辺の約1時間の散策路をたどった。天気は回復し晴天の陸奥湾、津軽半島・下北半島も遠望できた。
ロープーウェイからはすっかり葉を落としたブナの原生林の間のダケカンバの紅葉が美しかった。
帰路は旅館の送迎バスで青森駅まで。人口30万人の青森市街の意外な広さを実感した。青森駅前の新町で昼食後新青森から4時間近くをかけて東京まで、東北新幹線を全線を走った。東北新幹線ができるまでは、特急ひばりで4時間かけて上野から仙台までを往復したが、隔世の感があった。
実際に歩いてみなければわからないのでしょうが…紅葉の奥入瀬渓谷、心惹かれますね。
陸奥の秋を御裾分けいただいたような気がいたします。
ありがとうございました<(_ _)>
青森・函館は対となって活気ある都市になってほしいと、思います。
本当は八甲田に登山したほうが良かったのですが、又の機会にします。