夜の講演会は、沖縄国際大学の前泊博盛教授による「自立した経済・地方自治・基地問題を語る-脱基地経済と自力経済に向けて」と題した講演。主催は勁草塾。沖縄が本土復帰を果たして50年、しかし沖縄の基地問題、本土との経済格差など「復帰時」の課題はそのまま解決の糸口すら見つかっていない。そればかりか、本土との格差はより拡大している。そんな状況を踏まえて企画された講演会である。
前泊博盛教授の講演は2回目、前回も今回も日米地位協定の問題点を中心に実に示唆に富み、勉強になる講演であった。
講演といっても沖縄でのオミクロン株による感染が高止まりしている状況や、神奈川県も蔓延防止策が講じられている状況を踏まえてオンラインによる講演であったが、解りやすく語ってもらえた。
講演会は20時に終了。講演会の後は退職者会の参加者で近くの居酒屋で食事を死ながら軽く飲み会を行うのだが、蔓延防止中ということで、店は軒並み20時で閉店、やむなくそのまますぐに帰宅。もっとももとより私は昨日まで眩暈で困っていたこともあり、おとなしく帰宅する予定であった。
地下鉄とバスで家の傍までたどり着き、コンビニの弁当を購入して帰宅。薄いチューハイを飲みながら講演会の資料を読み直して復習。
退職者会有志で実施してきた沖縄の戦跡巡りのツァーもコロナ禍で中止になって4年目、いつ再開できるであろうか。