夫と二人で映画を観に行きました。
『春を背負って』
監督 木村大作
おやおや、ネットからダウンロードした画面はさすが小さい。
もう一度。
「劔岳 点の記」で初メガホンをとった木村大作が再び監督業に
挑んだ長編作。
笹本稜平の原作小説を映画化し、立山連峰を舞台に、山小屋を営む家族と
そこに集う人々の人生や交流を描き出します。
立山連峰で父とともに幼少期を過ごした亨は、金融の世界でトレーダーとして
働いてします。
父が遭難者を救助するため亡くなって、通夜のために帰省し、父の山小屋を
継ぐことを決意。
亡き父の友人でゴロさんと呼ばれる多田悟郎や、山中で遭難したところを
父に救われたという女性の愛ちゃんに囲まれ、新しい人生に向き合っていく。
こんな内容ですが、ほんとうに美しい映画でした。
暴力シーンもなく、特殊撮影もなく、きちんと自然に向き合って作られた
映画だと思います。
じつは、別の映画にしようと思ったのですが、家人が殺人や暴力シーンを
一切拒絶する人なので、急遽変更したチョイスです。
木村大作について、少しの知識はあったものの、期待せずに入場。
山々の自然描写はさすがと誰もが思うのでしょうが、私は大感激。
映画は役者で観るのです、ワタクシ。
松山ケンイチは、「デスノート」で初めて観てびっくりしました。
この映画は、一流トレーダーとして、登場するのですが、どうみても
山にいるほうが似合う風貌。
映画好きのおばさんとしては、40年近く観てきた、大好きなバイプレイヤー
石橋蓮司や、あらら不思議な存在感の安藤サクラという女優さんが、
有名俳優の娘なのだったりするのが、おもしろい。
そして、立山の山小屋が舞台というのにじんわりする理由があるのです。
富山に住む妹は、長く立山の山小屋で働いていました。
劔御前や、劔沢にいたので、2回登って行ったことがあります。
彼女はそこで、尊敬する山小屋の主人と出会います。
後に、主人のえいじさんの息子と結婚し、もう20数年がたちます。
山小屋の主とそこで働く若い女性、主の息子。
この映画に出てくる設定とあまりに似ているので、私は映画を観ながら
妹の人生に思いをいたしたのです。
終わりのクレジットのサポーターや協力者に妹と同じ苗字を見て、
ますます嬉しくなりました。
妹の義父は、南極越冬隊にも参加した立派な山男。
30年以上前に、立山室堂から、劔御前に登った日を、昨日のことのように
思い出したのです。
まあ、映画の楽しみ方は色々で。
映画大好き!
還暦過ぎて、少しは時間も出来そう。またいっぱい映画観よう!
『春を背負って』
監督 木村大作
おやおや、ネットからダウンロードした画面はさすが小さい。
もう一度。
「劔岳 点の記」で初メガホンをとった木村大作が再び監督業に
挑んだ長編作。
笹本稜平の原作小説を映画化し、立山連峰を舞台に、山小屋を営む家族と
そこに集う人々の人生や交流を描き出します。
立山連峰で父とともに幼少期を過ごした亨は、金融の世界でトレーダーとして
働いてします。
父が遭難者を救助するため亡くなって、通夜のために帰省し、父の山小屋を
継ぐことを決意。
亡き父の友人でゴロさんと呼ばれる多田悟郎や、山中で遭難したところを
父に救われたという女性の愛ちゃんに囲まれ、新しい人生に向き合っていく。
こんな内容ですが、ほんとうに美しい映画でした。
暴力シーンもなく、特殊撮影もなく、きちんと自然に向き合って作られた
映画だと思います。
じつは、別の映画にしようと思ったのですが、家人が殺人や暴力シーンを
一切拒絶する人なので、急遽変更したチョイスです。
木村大作について、少しの知識はあったものの、期待せずに入場。
山々の自然描写はさすがと誰もが思うのでしょうが、私は大感激。
映画は役者で観るのです、ワタクシ。
松山ケンイチは、「デスノート」で初めて観てびっくりしました。
この映画は、一流トレーダーとして、登場するのですが、どうみても
山にいるほうが似合う風貌。
映画好きのおばさんとしては、40年近く観てきた、大好きなバイプレイヤー
石橋蓮司や、あらら不思議な存在感の安藤サクラという女優さんが、
有名俳優の娘なのだったりするのが、おもしろい。
そして、立山の山小屋が舞台というのにじんわりする理由があるのです。
富山に住む妹は、長く立山の山小屋で働いていました。
劔御前や、劔沢にいたので、2回登って行ったことがあります。
彼女はそこで、尊敬する山小屋の主人と出会います。
後に、主人のえいじさんの息子と結婚し、もう20数年がたちます。
山小屋の主とそこで働く若い女性、主の息子。
この映画に出てくる設定とあまりに似ているので、私は映画を観ながら
妹の人生に思いをいたしたのです。
終わりのクレジットのサポーターや協力者に妹と同じ苗字を見て、
ますます嬉しくなりました。
妹の義父は、南極越冬隊にも参加した立派な山男。
30年以上前に、立山室堂から、劔御前に登った日を、昨日のことのように
思い出したのです。
まあ、映画の楽しみ方は色々で。
映画大好き!
還暦過ぎて、少しは時間も出来そう。またいっぱい映画観よう!