梅雨ですもの、雨が降るのは当たり前ですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c9/ba098a1948bef5fcea13df3b823b7d92.jpg)
花のつぼみにつく雨粒が涙のようで。
今日は、さくらの園の給食職員Eさんのお父さまの告別式に伺いました。
喜寿を迎えて、ご家族全員で集まったときに撮った写真が遺影に。
幸せそうな笑顔です。
ご家族の皆様にどれほど愛されていたのでしょうか。
悲しいことですが、それがこちらに伝わってきました。
合掌。
出かける前に石牟礼道子さんの随筆「魂の秘境から」を読みました。
昨日の新聞なのですが。
「我ながら、これほど黒糖に目がないのはどうしたことだろう。」と始まり、
「黒糖はわたしの信仰です。」とくすっと笑わせる。
それは、「沖縄で戦死した兄を思う数少ないよすがなのである」のだそう。
美しい文章と胸をうつ静かな訴えを感じました。
お兄さんは、石牟礼さんの父の前妻の息子で、出征するまでのわずかのときを
両親と石牟礼さんの家に寄寓したのです。
最初は前妻の息子の出現に辛さを感じた母も、兄を「魂の深か人」と褒めそやす
ようになります。
「魂の深か人」、この言葉に胸があつくなりました。
本はよく読みますが、近頃は、完全に娯楽で、楽しめるものばかり。
こんなに魂をつかまれるような本は読んでいませんでした。
石牟礼道子さんの『苦海浄土』を求めたくて、告別式の帰りに本屋に寄るも
2軒ともなく、明日、図書館に行こうと思ったのでした。
今日は静かな気持ちで過ごしています。
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花のつぼみにつく雨粒が涙のようで。
今日は、さくらの園の給食職員Eさんのお父さまの告別式に伺いました。
喜寿を迎えて、ご家族全員で集まったときに撮った写真が遺影に。
幸せそうな笑顔です。
ご家族の皆様にどれほど愛されていたのでしょうか。
悲しいことですが、それがこちらに伝わってきました。
合掌。
出かける前に石牟礼道子さんの随筆「魂の秘境から」を読みました。
昨日の新聞なのですが。
「我ながら、これほど黒糖に目がないのはどうしたことだろう。」と始まり、
「黒糖はわたしの信仰です。」とくすっと笑わせる。
それは、「沖縄で戦死した兄を思う数少ないよすがなのである」のだそう。
美しい文章と胸をうつ静かな訴えを感じました。
お兄さんは、石牟礼さんの父の前妻の息子で、出征するまでのわずかのときを
両親と石牟礼さんの家に寄寓したのです。
最初は前妻の息子の出現に辛さを感じた母も、兄を「魂の深か人」と褒めそやす
ようになります。
「魂の深か人」、この言葉に胸があつくなりました。
本はよく読みますが、近頃は、完全に娯楽で、楽しめるものばかり。
こんなに魂をつかまれるような本は読んでいませんでした。
石牟礼道子さんの『苦海浄土』を求めたくて、告別式の帰りに本屋に寄るも
2軒ともなく、明日、図書館に行こうと思ったのでした。
今日は静かな気持ちで過ごしています。