12月24日。
毎月友人とめぐっている美術館。
本日は、東京駅近くのアーティゾン美術館です。
昨年、リニューアルオープンした美術館は、以前はブリジストン美術館で、時間をかけて再開しました。
今回の企画展は『M式「海の幸」』。
ジャム・セッションと銘打たれた2回目のリニューアルオープン後の企画展です。
前回も面白かった。その記事はこちらです。
森村泰昌は自身が扮したセルフポートレイト写真《肖像・ゴッホ》(1985年)を発表して、その後セルフポートレイトの作品を作り続けている美術家です。
今回は森村泰昌が、青木繁の画「海の幸」に触発され、尊敬の念を持って向き合い、解釈するという、コラボ企画なのです。
作品展、美術館の入口。
これが「海の幸」
青木繁が22歳の時の作品です。
青木繁の自画像。
こちらは、森村泰昌が青木になりきったセルフポートレイトを用いたコラボ作品。
展示は章立てされており、ここがメインの
第3章 M式「海の幸」変装曲。
「海の幸」と同じ構図で10人の人物が描かれた画が8枚と今と未来への思いを描いた作品2枚。
「海の幸」と同じ構図で10人の人物が描かれた画が8枚と今と未来への思いを描いた作品2枚。
そこに登場しているのは全て森村泰昌がセルフポートレイトで作り上げた85人の人物です。
熱量を感じました。
コロナ禍での開催に向けて、全ての作業をひとりで行ったそうです。
最後は、これまでと違う構図で。
「今」そのものです。
アーティゾン美術館は見どころ満載。
展示数も多くて、見晴らしのいい休憩所でひと休みしています。
企画展は4つあり、ふたつめ。
美術館所蔵の多くの絵画から選ばれた印象派の絵画から現代美術の作品まで、沢山鑑賞しました。
企画展は4つあり、ふたつめ。
美術館所蔵の多くの絵画から選ばれた印象派の絵画から現代美術の作品まで、沢山鑑賞しました。
前回と同じく4時間の滞在。
八重洲、丸の内界隈でクリスマスツリーを見て、いい気分。
ライトアップされた街路を通って帰途につきました。