メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『狩人と犬、最後の旅』

2008-02-17 18:40:50 | 映画
『狩人と犬、最後の旅』
監督・脚本:ニコラス・ヴァニエ
出演:ノーマン・ウィンター/メイ・ルー/アレックス・ヴァン・ビビエ ほか

こないだ観た『ホワイト・プラネット』のDVD予告の中に紹介されてて観たいと思い借りてみた。

実際に犬ゾリを使う冒険家の監督が、カナダ北極圏で自然と共に暮らす狩人ノーマンを知り、
彼の1年の暮らしを本人らが実際に再現する形で撮ったとゆうから凄い。
凍った湖を横断中に薄氷部が割れて水に落ちるシーンも、必死に火をおこそうと震える手が生々しい。
出演してる人間も犬の表情や動きがリアルなことにも納得。

特典として大人向けと子ども向けのコメンタリーがあるのがまた素晴らしい。
本編を一度観たあと、子ども向けのほうを観始めて、つい連続2度も観てしまった。
本編だけでは分からなかったり、誤解していた部分の情報が補足されて貴重。

彼らのような狩人の数は減っていて、若者は町でもっと楽な仕事に就いていること。
彼らのモットーは自然と共に生きるだけでなく、増えすぎた動物、減りすぎた動物の
バランスをとり、森の生態系を守っているということ。
わたしも毛皮反対の考えだったけど、物事は掘り下げてみなければ単純に判断できないことが分かった。
そしてこの森も温暖化と大量の森林伐採によって大きく様変わりしていること。

それに犬ゾリって想像以上にハードな乗り物なんだなあ!起伏のある道を一緒に歩いたり、
時に重い荷物を押したり、常にわんこたちを励ましたりして強い愛情と信頼の絆で結ばれている。
犬ゾリ用のわんこは街で暮らすわんこと全然違う特性を持っているから、
カワイイからといってつい連れて帰って飼ってしまうと不幸なことになるともゆっていた。

丸太で1軒山小屋を建ててしまうノーマンさんてすごい・・・
マイナス40~50にもなる冬も湿度が低いから意外と過ごしやすいとか。
自然に囲まれてわんこと暮らす生活。ステキだって思うけど、常に闘いでもあるから、わたしにはムリだな
「雪に閉ざされ孤独ではないか?」との質問に、
「都会では隣り同士でも言葉を交わさないと聞いた。ここでは会いに行くのに1週間かかるくらい遠くに住んでる隣人とも深い友情と信頼で結ばれているから孤独は感じない」て答えにも考えさせられた。

コメント

淘汰

2008-02-17 13:15:55 | 日記
やっと週末。
とてつもなく寒い外と対照的に、社内の暑さがハンパない。。
金曜は思わずウチワであおぎながら仕事をしていた、息苦しいくらいの暑さ。
プラス乾燥しまくり。空気悪すぎ/凹凹凹
そして、またノドがいがいがします
今年に入ってから風邪やらなにやら体調くずしまくりで、これはもう笑うしかない。
年々厳しくなる環境においつけない、抵抗力の無いわたしみたいな人間は、
北極グマと同じように、淘汰されてゆく運命なのか・・・?

実録シリーズでおなじみ?の派遣仲間さんは、とうとう相方さんから
「そんなもの会社に持って行って、頭おかしーんじゃねーの?」と怒られたらしい/爆
なので、今度は街で人気のオシャレ漫画を持ってきてくれました~!/嬉

DEATH NOTE/大場つぐみ
アニメ化&実写版映画化もされてるのかな?軽く社会現象だものね。
ハマケンが以前ライブでのネタコーナーの締めで叫んでたしw
絵がリアルでキレイ、原作者が女性ってゆうのもびっくり。別人説もあるみたいだけど。
死神の落としたノートで、高校生の男子が世直しをしていくってゆうストーリーも面白い。

■松尾部長が『東京タワー』の脚本でアカデミー賞脚本賞をとったとのこと/祝×5000
金曜の夜にその模様を生中継で放送したらしいんだけど、見逃した。残念すぎ。。
受賞スピーチがかなり挙動不審だったみたい。見たかったあ、挙動不審っぷり。
阿部ちゃんとクドカンが「舞妓Haaaan!!!」でそれぞれ受賞したりして、
大人ファンとしては喜ばしいかぎりv
ここでチラッと見れる!

■訃報。市川崑監督が亡くなった。享年92歳。
でも、遺した作品は永遠に輝きつづける。

コメント