『アニー・リーボヴィッツ』~ANNIE LEIBOVITZ:LIFE THROUGH A LENS
初めて行く映画館はいつも楽しみ。今回は話題の新スポット、イトシア内の劇場。
入ると50~60人キャパの小さなスペースでちょっと拍子抜けしたけど、
今作のような個人的なアートフィルムなら、これくらいが丁度いいのかもね。
でも入ったときから異様に寒くて、映画を観ている間中も背中に寒気が走るほど凹
よっぽどスタッフを呼んで膝掛けください!て叫ぼうかと思ったほど。
(始まる前に「膝掛けが必要な方はお申し付けください」てゆってたのはこゆことか)
終わる頃になってようやく暖房らしきあたたかさを感じたけど。
ずっとダウンを羽織ったまま観てた。集中も欠くし、もう少し考えて欲しいな。
写真アートも大好きなので、今作でそれこそたくさんのフォトショットと
それを撮る工程から、写真家としての成長過程までも見れたのは貴重。
とにかく、わたしが認識できただけでも映画界、音楽界、芸術界などなど多岐にわたる
40~50人の大スターたちが次から次へと現れる。字幕も多いから目で追うのが忙しいくらい
わたしの大好きな'70年代を駆け抜けたミュージシャンもたくさん登場した。
『ローリングストーン』誌の創設メンバーを経て、『ヴォーグ』や『ヴァニティ・フェアー』など
世界に名の知れた雑誌の表紙を撮り続けて、今なお第一線で活躍してるんだから凄い。
プライベートではスーザンというパートナーと、養子のことも語られている。
「LIFE THROUGH A LENS」ってゆう副題はロビー・ウィリアムズのアルバムタイトルにもあるんだよね。
写真家の目とは見ている景色を常にフレームに入れて、レンズを通して見ている人生だってゆう言葉が残った。
現実で起こっていることや、自分の人生をもレンズを通して見てしまうってどうなんだろう。
サラエボのモルグ(遺体安置所)で撮った生々しいカラーの死体のアップは正直ショックだった。
せめてモノクロにする演出の配慮が欲しかったくらい。
こうゆう写真はペンタゴン内の壁にでも飾っておいたらどうか。
アニーは、身近な家族や大切なパートナーが病気になって、死にゆくまでも
リアルに撮っているけれど、わたしならそんな写真を撮って欲しくないな。
それを見るたびに家族や友人がその時の悲しみを思い出して苦しむくらいなら、
死んだことなど早く忘れて、一緒に笑った思い出をたまに思い出してくれるだけでいい。
せっかく時間と共に忘れるってゆうステキなシステムがあるのだから。
ここまですべての一瞬、一瞬を切り取って残しておきたいと思わせるのは、
一種の執着心もあるんじゃないかと思った。
そんな執着もこうして芸術として見事に開花したなら素晴らしいことだけど。
いきなりプツンと終わってしまってびっくり!
映画としては中途半端な印象を受けたけれども、こんな魅力的な写真家の存在を知り得て、
たくさんの写真を見れたことはよかった。
初めて行く映画館はいつも楽しみ。今回は話題の新スポット、イトシア内の劇場。
入ると50~60人キャパの小さなスペースでちょっと拍子抜けしたけど、
今作のような個人的なアートフィルムなら、これくらいが丁度いいのかもね。
でも入ったときから異様に寒くて、映画を観ている間中も背中に寒気が走るほど凹
よっぽどスタッフを呼んで膝掛けください!て叫ぼうかと思ったほど。
(始まる前に「膝掛けが必要な方はお申し付けください」てゆってたのはこゆことか)
終わる頃になってようやく暖房らしきあたたかさを感じたけど。
ずっとダウンを羽織ったまま観てた。集中も欠くし、もう少し考えて欲しいな。
写真アートも大好きなので、今作でそれこそたくさんのフォトショットと
それを撮る工程から、写真家としての成長過程までも見れたのは貴重。
とにかく、わたしが認識できただけでも映画界、音楽界、芸術界などなど多岐にわたる
40~50人の大スターたちが次から次へと現れる。字幕も多いから目で追うのが忙しいくらい
わたしの大好きな'70年代を駆け抜けたミュージシャンもたくさん登場した。
『ローリングストーン』誌の創設メンバーを経て、『ヴォーグ』や『ヴァニティ・フェアー』など
世界に名の知れた雑誌の表紙を撮り続けて、今なお第一線で活躍してるんだから凄い。
プライベートではスーザンというパートナーと、養子のことも語られている。
「LIFE THROUGH A LENS」ってゆう副題はロビー・ウィリアムズのアルバムタイトルにもあるんだよね。
写真家の目とは見ている景色を常にフレームに入れて、レンズを通して見ている人生だってゆう言葉が残った。
現実で起こっていることや、自分の人生をもレンズを通して見てしまうってどうなんだろう。
サラエボのモルグ(遺体安置所)で撮った生々しいカラーの死体のアップは正直ショックだった。
せめてモノクロにする演出の配慮が欲しかったくらい。
こうゆう写真はペンタゴン内の壁にでも飾っておいたらどうか。
アニーは、身近な家族や大切なパートナーが病気になって、死にゆくまでも
リアルに撮っているけれど、わたしならそんな写真を撮って欲しくないな。
それを見るたびに家族や友人がその時の悲しみを思い出して苦しむくらいなら、
死んだことなど早く忘れて、一緒に笑った思い出をたまに思い出してくれるだけでいい。
せっかく時間と共に忘れるってゆうステキなシステムがあるのだから。
ここまですべての一瞬、一瞬を切り取って残しておきたいと思わせるのは、
一種の執着心もあるんじゃないかと思った。
そんな執着もこうして芸術として見事に開花したなら素晴らしいことだけど。
いきなりプツンと終わってしまってびっくり!
映画としては中途半端な印象を受けたけれども、こんな魅力的な写真家の存在を知り得て、
たくさんの写真を見れたことはよかった。