72％

昨日の派遣営業の話をスタッフ仲間同士で話してみたら、人によってまったく受け止め方が違っててそれもびっくり。
ある人は社員登用なんてあり得ないからきっとバイト契約かよくても契約社員だ、とか
いや、社員登用しておけば好きな時にクビを切れるからだ、とか
ある人はまだ先の話だからといい加減に聞いてて受け流してたり、
そもそも派遣営業がいちばん状況を把握してないから信用できないとか（これはあり得る
不況に関しても、それは製造業のことでマスコミ系には影響がないし、今回の件とはそもそも関係ない、とか。
説明しているほうもあやふやな情報なだけに、聞いたほうはさらに受け取り方に大きな幅ができてた。

去年読んだ記事のことを思い出す。
医療事故が起こった際に医療者と患者・家族の間に入る「ミディエーター（調停者）」の話。
医療事故が起こった時、患者や家族はもちろん、起こした医師本人も動揺し傷ついている。
訴訟になるきっかけは、事故そのものより、ゆったゆわないや、対応や言い方が冷たかったなど
言葉による意思の疎通がうまくいかなかったことが本当の要因になってる場合が多いんだとか。
ミディエーターは弁護士とかとはまた違って、お互いのゆってる事をより正確に「共有」させることがまず大事で、
訴訟や賠償金で争って双方がもっと傷つき、時間と費用もムダにするのを防ぐのが目的とのこと。

「自分が伝えたい事を話せる確率が９割、それを聞いたヒトが内容を正確に理解できる確率が５割。
　だから、話したい内容が相手に正確に伝わる確率は72％」とかなんとか書いてあった。

・・・どうりで誤解が多いワケだ

たとえば離れた場所から真顔で「きみがすきです」とつぶやいたとしても、
なんでもマイナスに取る人なら「このおおばかやろう」ってゆってるように見えるんだろう。
で、自分は人間関係に恵まれない、運がないんだと嘆く。負に慣れて、負が流行る。
しまいには相手に負けないくらいの負の自慢をしてみたり。
ふつーにハッピーでいることがマイノリティな気にさえなってくる。
どうせ勘違いなら前向きだっていいんじゃないの。わたしは先を心配しない単なる能天気なのか。
いつかコケたら「そら、見ろ」と笑ってくれればいい。なんでも勝ち負けの競争世界なのだったら。


ひさびさ？ヤラれた１曲コーナーは、ゆうべのバンバンラジオにもチラっと出てきたトム・ウェイツ（先週は聴き逃した/涙
たしか「BIG TIME」てゆうビデオを観たのが最初か？
長～い顔に、とびきりのダミ声、酔いどれ詩人でもあり、映像詩人でもあるんだな。
勝手の武藤さんもときどき話すからきっと好きなんだろう。世界観が似てる。

♪Way Down In The Hole/TOM WAITS
こうゆう煽動的な曲は大好物。興奮でゾクゾクする。
途中「カシャ」て鳴る旧式カメラみたいな音が好き（この動画には入ってないみたい

♪I Don't Wanna Grow Up

♪Martha

■Big Time
完璧な１枚。