結局、つづきが気になって仕方がないので連日TSUTAYAに行って借りてきてしまった(日曜が半額だったしv
はぁ~~~泣いた!泣きはらした!たっぷりティッシュ5、6枚は鼻をかんだ/涙×5000
フランス革命を題材にしている限り、オスカルたちには悲劇が待っていることが分かっているだけに余計胸が締めつけられて、
見終わった今では、みんながまだ華やかに王宮生活を過ごして笑いあっていた最初の巻からまた借りて、この心に残された大きな穴を埋めたいくらいだ。
でも、人々を魅了し、長く語り継がれる物語は大体悲劇なんだ。
■『ベルばら』(7、8巻)
あらすじ:
衛兵の班長アランの大事な妹は、貴族との愛に傷つき首を吊る。
ついに貴族、僧侶に市民を加えた三部会が開かれ、王政保守派と国民代表との連日会議は衝突を繰り返す。
そんな中、アントワネットの第一皇子がわずか7歳足らずで病死する。
アンドレは右目の視力も失いつつあり、オスカルもまた吐血し、結核を発症、余命半年を宣告される。
養生を諦め、衛兵隊長を辞して、今こそ民衆とともに闘うことを誓うオスカル。
反逆罪で裁判もないまま銃殺されようとする12人の部下を救うため、革命派のベルナールに頼んで3万人の民衆を集め抗議をし、部下は全員釈放される。
アントワネットはついに外国の兵力援助を要請、オスカルとも永遠の別れと知りつつ「オールボワール(また会いましょう)」と挨拶を交わす。
民衆は食糧庫や武器弾薬庫を占拠し、ついに軍隊と武力対決となる。
決戦を前にしてオスカルは本当はずっと前からアンドレを愛していたことを告げ、2人はやっと結ばれた。
だがその翌日、軍隊から民衆を守るため突破した際、アンドレが撃たれて命を落とす。
「この闘いが終わったら、田舎の小さな教会で式を挙げて欲しい」
「もちろんだ。だが何故泣く?全てはこれから始まるのだから。俺とお前の愛、新しい時代の夜明けも。」
失意に浸る間もなく、オスカルは隊に戻り、国に逆らった者を葬り去ってきたバスティーユ監獄での民衆と軍隊との衝突で全身に銃弾を浴びる。
「とても疲れている。ただ静かに休みたい。味方の大砲はどうした?撃つんだ!」
オスカルの最期の言葉は誇り高い貴族らしく「アデュー」。
革命後は貴族が次々とギロチンにかけられ、フェルゼンは最後の勇気を振り絞って国王家族を国外へ逃亡させようと図るも失敗。アントワネットもまた処刑された。
その最後の日々を世話したロザリーは「わたしはアントワネット様からオスカルの好きな薔薇の色は?と尋ねられましたが、知らないのです」
今は田舎で農業をするアランは「オスカルはどうか知らないが、アンドレなら白がいいと言うだろう」と答えた。
現代、わたしたちが当たり前に享受している自由な生活や、様々な選択肢があるのも、
こうしてその昔、各地でギリギリの生活から立ち上がって闘って血を流して勝ち取ったものだとわかる。
いまだに貧困の差が存在して、数パーセントの富裕層に支配されている国があっても、
大衆を騙し続け、その自由意思を長年にわたって圧迫し続けるということは無理なんだろうと思う。
はぁ~~~泣いた!泣きはらした!たっぷりティッシュ5、6枚は鼻をかんだ/涙×5000
フランス革命を題材にしている限り、オスカルたちには悲劇が待っていることが分かっているだけに余計胸が締めつけられて、
見終わった今では、みんながまだ華やかに王宮生活を過ごして笑いあっていた最初の巻からまた借りて、この心に残された大きな穴を埋めたいくらいだ。
でも、人々を魅了し、長く語り継がれる物語は大体悲劇なんだ。
■『ベルばら』(7、8巻)
あらすじ:
衛兵の班長アランの大事な妹は、貴族との愛に傷つき首を吊る。
ついに貴族、僧侶に市民を加えた三部会が開かれ、王政保守派と国民代表との連日会議は衝突を繰り返す。
そんな中、アントワネットの第一皇子がわずか7歳足らずで病死する。
アンドレは右目の視力も失いつつあり、オスカルもまた吐血し、結核を発症、余命半年を宣告される。
養生を諦め、衛兵隊長を辞して、今こそ民衆とともに闘うことを誓うオスカル。
反逆罪で裁判もないまま銃殺されようとする12人の部下を救うため、革命派のベルナールに頼んで3万人の民衆を集め抗議をし、部下は全員釈放される。
アントワネットはついに外国の兵力援助を要請、オスカルとも永遠の別れと知りつつ「オールボワール(また会いましょう)」と挨拶を交わす。
民衆は食糧庫や武器弾薬庫を占拠し、ついに軍隊と武力対決となる。
決戦を前にしてオスカルは本当はずっと前からアンドレを愛していたことを告げ、2人はやっと結ばれた。
だがその翌日、軍隊から民衆を守るため突破した際、アンドレが撃たれて命を落とす。
「この闘いが終わったら、田舎の小さな教会で式を挙げて欲しい」
「もちろんだ。だが何故泣く?全てはこれから始まるのだから。俺とお前の愛、新しい時代の夜明けも。」
失意に浸る間もなく、オスカルは隊に戻り、国に逆らった者を葬り去ってきたバスティーユ監獄での民衆と軍隊との衝突で全身に銃弾を浴びる。
「とても疲れている。ただ静かに休みたい。味方の大砲はどうした?撃つんだ!」
オスカルの最期の言葉は誇り高い貴族らしく「アデュー」。
革命後は貴族が次々とギロチンにかけられ、フェルゼンは最後の勇気を振り絞って国王家族を国外へ逃亡させようと図るも失敗。アントワネットもまた処刑された。
その最後の日々を世話したロザリーは「わたしはアントワネット様からオスカルの好きな薔薇の色は?と尋ねられましたが、知らないのです」
今は田舎で農業をするアランは「オスカルはどうか知らないが、アンドレなら白がいいと言うだろう」と答えた。
現代、わたしたちが当たり前に享受している自由な生活や、様々な選択肢があるのも、
こうしてその昔、各地でギリギリの生活から立ち上がって闘って血を流して勝ち取ったものだとわかる。
いまだに貧困の差が存在して、数パーセントの富裕層に支配されている国があっても、
大衆を騙し続け、その自由意思を長年にわたって圧迫し続けるということは無理なんだろうと思う。