メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

コンタクシート

2011-07-16 20:24:42 | 日記
やっと画像データが2400件ほど入ったので金曜から作業に入った。
でも、相変わらず相方さんとの足並みそろわず、単純作業が一向に進まない。
疑問点をパワポでプレゼン用データ作るのに忙しいらしい(PCに詳しいことをアピールしたいのかな
彼女は16時で早退したので400件、わたしが1300件。
そして、報告メールには「500件まで終わりました」って書いてあったが、うっかりか、知っててか?


社内の同じ島にフジフェスへ毎年行く人が2人いることが判明。

<今週の印刷用語>
「コンタクシート」
「ストックフォト」
「ロイヤリティフリー(RF)」
一度、写真やイラストを購入したら、その使用許諾範囲内で何度でもその写真を使うことが可能という利用形態。「使用許諾」は、各社異なるので使用前に確認が必要。
「刷版リスト」刷版=主として平版印刷で、実際の印刷に使用する版。原版と区別していう。
「コマ撮り」
「ピクト」チラシの「お買得」とかのマークのことをゆってたみたい。


前向き遺伝子

第3世界ショップ


モヤさま
在日の新曲がEDに使われているってことで、予録して見てみた。
泉岳寺は、2人が通った学校が近いんだとか。
「浜川砲台跡」が貧相で笑った。「喫茶JUN」は行ってみたい♪
銭湯にいきなりテレビカメラが入っていったりして、
失礼じゃないかって場面も多々あるのが気になるんだけどね
EDは短かかったけど、ピリっとしたスパイス的役割を果たしてた。期待大!


SMJ 全日本スキマ音楽(2011年7月15日OA)
スキマがスタートしてすぐ大きな地震がひさびさ来て怖かった・・・
ショートコントは、大げさなじゃんけん。
せっかくのスキマ元曲も地震速報が流れて聴き取れなかったし(これで2回目?
「しぶしぶOKもらった」コーラス隊9人!と、角田さんの下っ端?川崎さんが加わって、
奥深くアレンジされた「路上でチュー」組曲!

スキマは、7/18からpodcast配信決定だって!



SILKY BLACK CM このメンツすごいね/驚
pattern1

pattern2

pattern3

シルキーブラックオーケストラ特設サイト



ゆきのパン屋 神田
ちょっとステキパン屋発見v



人間関係で異常に疲れてしまうわたしは、いろいろ考えすぎてグッタリしてしまった

以前、安曇野で見たいわさきちひろの家みたいな小ぢんまりした木の家で
毎日静かに本とか読みながら、自然に囲まれて暮らしたいなあ・・・わんこも一緒に♪
黒姫山荘だっけ?
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『天の笛』

2011-07-16 19:18:06 | 
『天の笛』斎藤隆介/作 藤城清治/絵(佼成出版社)

借りたのは1991年の第8刷。ほかの区からも貸し出しできるんだと今回分かった(延滞不可

あらすじ
何もかも凍ってしまうような雪の日が続き、
大きな翼を持つ鷲も、美しい白鳥もみな運命に逆らわず諦めてしまう。
仲間がとうとう凍死してしまい、心を痛めたヒバリは、
空の彼方にある太陽のカケラを求めてひたすら飛ぶ。
厚い雪雲を抜けて、熱い太陽に焼け死んだヒバリは、くちばしに太陽のカケラを持ち帰り、
野山に一気に春が訪れるというシンプルな話。

斎藤隆介さんは、実際、野原に出かけて上下に飛ぶヒバリを見て感動して書いたとのこと。
吹雪に凍った野山と、真っ赤に燃える太陽。
藤城さんの絵は、このまったく対照的な2つの世界を鮮やかに描いて、
ストーリーをより壮大にふくらませている。
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『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる

2011-07-16 19:07:39 | マンガ&アニメ
『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる/著(角川ソフィア文庫)

怪人・南方熊楠の生涯を、もう1人の怪人・水木しげるが描いた。
好きな南方が幽霊語だけでなく猫語も話せるってゆう設定が面白いw
以前読んだ『奇人怪人大図鑑 ちくま文庫 妖怪ワンダーランド 8』に書かれた内容とかぶるが、
今回は400ページ強のぶ厚い文庫本。弟子や子分、取り巻きも一癖も二癖もある連中で、
どこまでが本当の逸話で、どれが水木さんの想像か分からなくなってくる

始終猥談をして、まっぱで歩き回り、そこらじゅうに反吐を吐きまくるなんて、
実際そうなら、天才でもちょっと側にいるのはカンベンだな
それでも、子どもみたいな純真さ、ユーモア、多岐にわたる奇想天外なアイデアは人を惹きつけてやまない。
晩年は愛息・熊弥が急に発狂し、看病や治療費で苦労したり、
弟・常楠との確執や、自身の持病といろいろあったんだな。

<メモ>
小畔四郎が粘菌研究の弟子1号となる。
ロンドン→勝浦→田辺
売れっ子芸者「こがね」に惚れる
親友で医者の喜多幅の紹介した多屋の3女「高(たか)」に惚れる
多屋の4男・勝四郎が初めて神島へ案内した

自称リテレート(文士)
川島草堂、鈴木新五郎が子分となる。
チバルリー(我が思いの貴婦人)

那智=霊山
自宅庭でパルモグレアを研究していたが、近くに2階建て家屋を建てられ、藻が死んでしまうと争った。
「南方植物研究所」設立のために徳川候も資金提供。常楠も最初2万円出すと言ったが結局出さなかった。
4万円の資金は凍結され、常楠からの仕送りも途絶え、毎日の生活費にも困る→絶交
長男・熊弥が高校受験を前にして発狂。その後も入退院を繰り返す。
太平洋戦争に突入した昭和16年。熊楠は文枝に遺品として神保町で買った「今昔物語」を渡して死去。
田辺の高山寺には、熊楠、喜多幅、毛利らの墓がある。


p.43
「案外、死んで無くなってしまったというときに意想外の誕生があって、
我々が無常の価値だと思った“生”は、実は“地獄”だったということもあるわけだ」

p.81
人の心は1つではなく、3つ4つの複合体であり、死後、心の複合体はすべて消滅するわけではなく多少残存する。
そのいくらかの部分は永遠に宇宙にとどまる。あとの3つは、墓とか次元の異なる世界とか、家とかにとどまる。

「抜け首」「ろくろ首」とは幽体離脱?!

タクト p.298
卵は外敵に食べられないように固くないと守れない。しかし内側からヒナが出なくてはならないから固すぎても困る。
ヒナが出られて外敵から守られる、ちょうどよい寸法が今のニワトリの卵の厚さ。
人間の性格も内側からの力と外側からの圧力で適当なところで「タクト」されている。

脳力 p.399
水木用語。純粋な心、すなわち名誉とか欲といったもののない一点の曇りのなき状態。
大自然の心になりきったときあらわれる力。
生命現象の奥に潜んでいるものは何者か、熊楠はこれを突き止めたかった。
彼を支えたバックボーンは「真言密教」の教えだった。

対談 水木×中沢新一(宗教学者)
南方熊楠が生涯、強くひかれたのは粘菌を始め、陰花植物、神話的思想、野蛮な風習や土俗、幽霊と妖怪、真言密教、セクソロジー、猥談、男色、半陰陽。これらのものは現実の世界では非合理だけど、生命の全体運動を知るための重要な論理学ばかり。

陰花植物=密教、顕花植物=顕教 分裂脳の研究をしていたのでは?

顕教
仏語。言語や文字で明らかに説いて示した教え。密教以外の仏教のこと。
また、真言宗では釈迦の説いた教えをいい、天台密教では一乗に対して三乗の教えをいう。顕宗

妖力 p.419
水木用語。妖力が高まると妖怪が見えてくる。

リテレート p.421
文士。民間学者。飯の心配にわずらうことなく、学に遊び、しかも人に敬愛の情を抱かせずにおかぬ者。(荒俣宏)

リラックスしている者は、皆ユーモラスだ(中沢新一)p.422

人生は“有限”のものである。その有限の中で、人はどれだけ“幸福”であったのか、というのが、幸福観察学会(目下会員は一人)の研究テーマである。(水木)p.424


融通無碍=考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること。また、そのさま。


■南方熊楠の著書
「南方閑話」「南方随筆」「続南方随筆」

■参考文献
「南方熊楠アルバム」中瀬喜陽 八坂書房
「父南方熊楠を語る」南方文枝 日本エディタースクール出版部 ほか

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『はじめて楽しむ!オーケストラガイドブック』

2011-07-16 18:59:17 | 
ヤマハムックシリーズ 34『はじめて楽しむ!オーケストラガイドブック』

のだめで人気が上がったクラシック熱に乗じて出版された感じ。
オケに関する知識がざっくり分かる。
「ファミリーコンサート」「名曲コンサート」は、比較的安く、ビギナーにも分かるような曲を演奏してくれるんだって♪


<内容>
・オーケストラがわかる10の質問
・プロのオーケストラの役割・仕事いろいろ発見【インタビュー:壇 ふみさん】
・オーケストラ!おさえておきたいこの名曲
・世界の有名オーケストラ
・日本各地のプロオーケストラ
・全国の有名ホールガイド
・オーケストラに登場する楽器
・古くて新しいオーケストラと指揮者の歴史
・あなたのレベルは?オーケストラ検定!
・オーケストラのおもしろい話あれこれ


一般的なオケの組織
指揮者:音楽監督、常任指揮者、正指揮者、副指揮者
団員:コンマス、各楽器奏者、インスペクター
役員:理事長、理事、顧問など
事務局:総務経理、企画制作、営業、ステージマネージャー、ライブラリアン、楽器係


名曲紹介
モーツァルト:交響曲第40番ト短調、歌劇「フィガロの結婚」序曲、ピアノ協奏曲第21番、レクイエム
「モーツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない」(小林秀雄)

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、交響曲第6番「田園」、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、交響曲第9番「合唱」
シューベルト:交響曲「未完成」
ベルリオーズ:幻想交響曲
ドヴォルザーク:交響曲「新世界より」
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調
チャイコフスキー:バイオリン協奏曲ニ長調、バレエ組曲「くるみ割り人形」
ラヴェル:ボレロ
R.シュトラウス:交響曲「ツァラトゥストラはかく語りき」、ワルツ「美しく青きドナウ」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番


世界の有名オーケストラ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(オーストリア出身のみ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン交響楽団
パリ管弦楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団

日本の有名オーケストラ
札幌交響楽団
山形交響楽団
日本フィルハーモニー交響楽団
読売日本交響楽団
NHK交響楽団
新日本フィルハーモニー交響楽団
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
名古屋フィルハーモニー交響楽団
大阪フィルハーモニー交響楽団
京都市交響楽団
九州交響楽団


全国の有名ホール
東京文化会館:建築家・前川國男のモダニズム建築。
東京オペラシティコンサートホール:音響的に最高とされるシューボックス型。
サントリーホール=日本初のヴィンヤード(ぶどう畑)形式。オーク材を内装に使用。世界でも最大級のパイプオルガンを設置。
NHKホール
オーチャードホール
すみだトリフォニーホール
東京芸術劇場:ガルニエ社製、世界最大級のパイプオルガンを設置。「ランチタイム・パイプオルガン・コンサート」入場無料で開催。


書籍
『コンサート』川村りつ子
『1Q84』村上春樹
『ハルモニア』篠田節子
『五線譜の薔薇』萩谷由喜子 ほか

マンガ
『マエストロ』さそうあきら
『ルードウィヒ・B』『虹のプレリュード』手塚治虫

映画
『ラフマニノフ~ある愛の調べ』
『未完成交響楽』
『神童』



<その他メモ>
プレトーク
チューニング=オケのほぼ中央にいるオーボエが「ラ」の音を出して、コンマスが音を合わせ、オケ全体にひろげる。
コンチェルト
弓で譜面を叩く=弦楽器は高価。気軽に置けないため、拍手の代わりに弓で譜面台を叩くような動作をしてみせる。
プロのオケはほぼ財団法人。

リード=葦の一種から作られたもの。
トロンボーン=ルネサンス時代から教会音楽の場で重く用いられ、神聖な楽器というイメージが定着。オケで活用されたのは19C末。
木琴(シロフォン)、鉄琴(グロッケンシュピール)
プルト=弦楽器奏者は2人で1つの譜面台を使い、これを1プルトという単位で呼ぶ。

ボウイング=弦楽器の弓を引き下げるように弾く(ダウン)、押し上げるように弾く(アップ)。弓の動きを統一させてオケの演奏のレベルを格段に高めたのがヨハン・シュターミッツ。
ウィーン古典派=ハイドン、モーツァルト、ベートーベン
ハンス・フォン・ビューロー=史上初のプロの指揮者。指揮者の仕事は、まず楽曲を解釈し、それにもとづいてオケをリードし、表現することと定義した。
有名な指揮者=トスカニーニ、フルトヴェングラー、ワルター、カラヤン、バーンスタイン

ステージマップ
ゲネプロ=generalprobe。通し稽古。
パート譜=各奏者が演奏に使う譜面。
スコア=指揮者が見る、すべてのパートが書かれている大きな楽譜。
オーケストラスタディ=オケ曲の特定楽器の重要な部分を抜き出したもの。オーディション(入団試験)で楽団員の前で演奏する。
古楽器オーケストラ
スケルツォ=急速な三拍子の器楽曲。快活でおどけた感じが特徴。しばしばソナタや交響曲の一楽章に用いられる。諧謔曲(かいぎゃくきょく)。



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