メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

青い池

2011-07-24 09:49:53 | 日記
今週末、ゲオは旧作+準新作が1本50円レンタルだったv
帰り際チラっと見えたけど、夏祭りだったのか、浴衣を着た大勢の人たちが踊ってた/驚

家賃の振り込みを手数料なしで済ませるために、いろいろ考えた末、
ゆうちょなら土日祝日も手数料なし→取り扱い銀行は土日も振込み可能で、現金なら手数料なしv
てことで、振り込みカードを作ってみた。
こないだ紛失手続きをしていたダイレクトカードの新しいのが届いたけど、
もう使わないから9月になったら差し止める手続きをしに行かなきゃ/面倒


会社では風邪ひきさんが増加中 あちこちでゲホゲホと咳こんでるから注意しなきゃ
取引先との交渉が遅々として進まず、データが揃わないため、
かれこれ3週間も情報集めでヒマをつぶしてて、いい加減飽きた

隣りの席の女性は委託でフリーの編集さんらしく、あちこち電話して打ち合わせ日程を決めたり、
たくさんの専門用語を駆使して、とってもパワフル
ずっと同じ業界にいる人の強みだなぁ!
だけど、水木さんみたく「幸福観察学会」の会員になって観察してみると、
パソ見ながら朝も昼もパンをかじって済ませて、夜は同僚と愚痴りながら酒を飲む毎日ってのは憧れないんだよなぁ。

仕事が出来る、もしくは出来ると思われたい女性は攻撃的な気質が多い気もする。
笑いのネタも攻撃的。まあ、現代人の傾向てのもあるけど。
「仕事が出来ない人は、人間としても認めない」て断言してる社員さんもいたし
みんな目の前のものにどうにか有利な立場に立って、勝とうと必死に見える。
行動が早くて、攻撃的な人に囲まれていると、わたしは倍疲れてしまう

ランチに行くと、サラリーマンはみな口を揃えて「うちの会社はおかしいよね」て話をしてる。
つまり、すべて順調で、素晴らしい会社&環境なんてないのかも。
それでも、毎日同じハコの中にいると、「ここは変だ」「あいつは使えない」てつい言いたくなっちゃうんだろうね。

同じパターンの繰り返しにはすっかり飽きてしまった。
でも、自分には何かを新しく創造するクリエイティビティと、
それを持続させるパワーがないんだな。これが残念。

相方さんは、相変わらず根拠のない自信に満ち溢れてて、
自分を大きくプレゼンするほどトンチンカンになってる。
周りにストレスを振りまきながら、いろんなことに無意識で、自己肯定的って、ある意味羨ましい。

追。
工場萌えな方ひとり発見!


<今週の印刷用語>
アタリ画像
レイアウトやデザインの際に入れておく一時的に使用する画像のこと。
アタリ画像には低解像度の画像(粗画像)が使用される場合が多い。

・アラート
英語で「警報」という意味。パソコン用語としては、ユーザーが誤った操作をしようとしたときの警告や確認、注意を促すメッセージを指す。
なお、エラーの際に表示されるダイアログボックスは警告ボックスと呼ばれる。




青い池@白金
調べものをしていて見つけた。ほんとにこんなに真っ青に見えるんだろうか?!


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『クイルズ』(2000)

2011-07-24 08:56:02 | 映画
『クイルズ』(Quills)(2000)アメリカ
監督:フィリップ・カウフマン
出演:ジェフリー・ラッシュ、ケイト・ウィンスレット、ホアキン・フェニックス、マイケル・ケイン、ビリー・ホワイトロー、アメリア・ワーナー ほか

trailer

「サディズム」の語源になったマルキ・ド・サド侯爵の晩年を描いた作品。
名前しか知らないけど、今作を観るかぎり、相当特異な性格だったみたいだな。
伝記ものにハマってる勢いと、ケイト・ウィンスレット主演ということでチョイス。

story
暴行など含む不品行のかどで精神病院に入れられているマルキ・ド・サドは、
妻が「悪人の妻より、病人の妻のほうがいくらか体裁がいい」と判断したため、
ほかの患者とはまったく異なる優遇された環境にいて、小説を書き続け、
小間使いのマデリーンはしばしば原稿を外部の男に渡して、出版を手伝っていた。

売れに売れている禁書のことがナポレオンの耳に入って怒りを買い、
側近のすすめでコラール博士が院長に任命される。
彼は、治療と称して患者に酷い拷問をしており、
孫ほど歳の離れたシモーヌを修道院からもらい受けて結婚、
毎晩、「妻の務め」と言って暴行まがいなことをする偽善者だった。

病院を命のように思う若い牧師は、サドの理解者だったが、出版のことを知り、
罰としてすべてのインクと羽ペンを取り上げてしまう。
サドは、ワインでシーツに書いたり、指を切った血で自らの衣服に書いたりして正気を保つが・・・


タイトルのQuillsとは、羽ペンのこと。
自分も書くことが大好きだから、何も書き留める手段のない状態にされたら地獄かも
というより、自由を拘束されること自体ムリだな。たとえ優遇された部屋だとしても。
昔の野蛮極まりないショック治療を見るたびにゾットする
ギロチンでの処刑をまるでショーのように楽しむ市民の姿からしてまともじゃないし。

ジェフリー・ラッシュの鬼気迫る演技が凄い。
想像以上の異常な展開に最初から最後まで引き込まれてしまった。

牧師役のホアキン・フェニックスは、早世したリバー・フェニックスの弟/驚 全然似てないな。

ケイト・ウィンスレットは、オスカーはじめ数多くの賞をとる有名女優ながら、
ハリウッド臭さが漂ってこない稀有な女優さん。
作品選びの眼も確かでハズレがない。また、出演作を探して観たいな。

ウィキには、サドの著作の全訳が未知谷や青土社から出版されている、とある。さすが。


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