■『五線譜のラブレター』(DE-LOVELY De-Lovely)(2004) アメリカ・イギリス
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジェームズ・ウィルビー、ジョナサン・プライス、ジョン・バロウマン、ケヴィン・マクキッド、キース・アレン、ケヴィン・マクナリー、サンドラ・ネルソン、アラン・コーデュナー、ピーター・ポリカーポー ほか
▼trailer
アメリカを代表する作曲家コール・ポーターの半生を描いた1本。
ケヴィン・クラインは、好きな俳優の1人で、彼の出演作を漁って観てたこともある。
今作を撮った当時57歳ってビックリ!
20代からのコールを演じるにはちょっと老けているのは否めないけど、実年齢よりはずっと若く見える。
▼story
1964年、73歳でこの世を去ったコールは、演出家ガブリエルと共に自分の半生を客席から眺める。
1920年代のパリ社交界で「最も美しい」と讃えられた離婚女性リンダとの運命的な出会い
コールがゲイであることも承知して2人は結婚する。
バレエダンサー・ボリスとの関係も含め、環境を変えようとして書いたミュージカル『パリ』が大成功を収め、
お祝いとしてリンダはコールにカルティエのシガレットケースを贈る。これが後々恒例となった。
アメリカの作曲家、作詞家アーヴィング・バーリンの招きで、L.B.メイヤーの下、
MBMミュージカル映画を書き、次々とヒットを飛ばしてゆく
親友ジェラルド・マーフィ夫妻の家庭を見て羨ましくなったコールは、
「僕たちも子どもを持とう」と決心するが、リンダは流産してしまう。
別居しているリンダの元に現れた男は、コールのスキャンダラスな写真を見せて強請る。
夫婦の溝が深まり、コールは落馬して
両脚を大怪我。その後20数回も手術することとなる。
コールをケーリー・グラントが演じて『Night and Day』というミュージカル映画となる。
リンダは肺の病気となって亡くなり、コールは結局、右脚を切断。
最後まで付き添っていたビルも、親友も帰して、1人ピアノを弾きつつ昔を思い出すのだった。。
誰でも死ぬ間際には、自分の人生を走馬灯のようにふり返るというが、
こんなステキなミュージカル映画仕立てでふり返れるなら楽しいなあ!
とはいえ、私自身の人生は極めて単調だから、観客は10分もしないうちに退屈しちゃうだろうけど
コールの人生は終わりまで観たら、また最初から観たくなる。
毎日、音楽に囲まれている生活ってなんて幸せ
本編で紹介される楽曲および演奏者の豪華すぎる顔ぶれはウィキ参照。
ロビー・ウィリアムズ、シェリル・クロウ、エルヴィス・コステロ、ナタリー・コールなどなど
そして、ラストは、コール・ポーター自身が歌っている♪You're The Top は茶目っ気たっぷりだ。
DVD特典は、監督とケヴィン・クラインによるコメンタリー。
撮影に入る前にケヴィンは、半年間も音楽を勉強し直して、伝記をくまなく読み、役作りに徹したという。
派手なパーティ好きでいくつも伝説を残したコール。
彼の華やかに演出された面と、隠された面も含めて本作を製作した。
2人の会話をずっと聞いていたかったけど、時間的余裕もないので、一部のみにとどめた。
▼コール・ポーター
▼Linda Porter (Mrs. Cole Porter) Rose
リンダ・リー・トーマスに贈ったバラ
♪Anything Goes
今じゃ世界はいかれてる
良いものは悪い、黒いものが白くて、昼は夜
今どき女が賞める男ってのは大抵がただのバカなジゴロ
私はそんなにロマンチストなわけじゃないけど
あんたがプロポーズするなら、きっと受け入れる
なんでもありさ!
♪Ev'ry Time We Say Goodbye/Ella Fitzgerald
さよならを言うたびに、私は少し死んでしまう
さよならを言うたびに、私はなぜ?と問いかける
神さまたちは、空から何でもお見通し
なのに、あなたを行かせて知らんぷり
あなたがそばに居るときは、春の空気に包まれて
ヒバリの歌声が聞こえてくる
それは最高のラブソング
でも、メジャーからマイナーに変わってしまう
「さようなら」を言うときはいつも
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジェームズ・ウィルビー、ジョナサン・プライス、ジョン・バロウマン、ケヴィン・マクキッド、キース・アレン、ケヴィン・マクナリー、サンドラ・ネルソン、アラン・コーデュナー、ピーター・ポリカーポー ほか
▼trailer
アメリカを代表する作曲家コール・ポーターの半生を描いた1本。
ケヴィン・クラインは、好きな俳優の1人で、彼の出演作を漁って観てたこともある。
今作を撮った当時57歳ってビックリ!

20代からのコールを演じるにはちょっと老けているのは否めないけど、実年齢よりはずっと若く見える。
▼story
1964年、73歳でこの世を去ったコールは、演出家ガブリエルと共に自分の半生を客席から眺める。
1920年代のパリ社交界で「最も美しい」と讃えられた離婚女性リンダとの運命的な出会い

コールがゲイであることも承知して2人は結婚する。
バレエダンサー・ボリスとの関係も含め、環境を変えようとして書いたミュージカル『パリ』が大成功を収め、
お祝いとしてリンダはコールにカルティエのシガレットケースを贈る。これが後々恒例となった。
アメリカの作曲家、作詞家アーヴィング・バーリンの招きで、L.B.メイヤーの下、
MBMミュージカル映画を書き、次々とヒットを飛ばしてゆく

親友ジェラルド・マーフィ夫妻の家庭を見て羨ましくなったコールは、
「僕たちも子どもを持とう」と決心するが、リンダは流産してしまう。
別居しているリンダの元に現れた男は、コールのスキャンダラスな写真を見せて強請る。
夫婦の溝が深まり、コールは落馬して

コールをケーリー・グラントが演じて『Night and Day』というミュージカル映画となる。
リンダは肺の病気となって亡くなり、コールは結局、右脚を切断。
最後まで付き添っていたビルも、親友も帰して、1人ピアノを弾きつつ昔を思い出すのだった。。
誰でも死ぬ間際には、自分の人生を走馬灯のようにふり返るというが、
こんなステキなミュージカル映画仕立てでふり返れるなら楽しいなあ!

とはいえ、私自身の人生は極めて単調だから、観客は10分もしないうちに退屈しちゃうだろうけど

コールの人生は終わりまで観たら、また最初から観たくなる。
毎日、音楽に囲まれている生活ってなんて幸せ

本編で紹介される楽曲および演奏者の豪華すぎる顔ぶれはウィキ参照。
ロビー・ウィリアムズ、シェリル・クロウ、エルヴィス・コステロ、ナタリー・コールなどなど

そして、ラストは、コール・ポーター自身が歌っている♪You're The Top は茶目っ気たっぷりだ。
DVD特典は、監督とケヴィン・クラインによるコメンタリー。
撮影に入る前にケヴィンは、半年間も音楽を勉強し直して、伝記をくまなく読み、役作りに徹したという。
派手なパーティ好きでいくつも伝説を残したコール。
彼の華やかに演出された面と、隠された面も含めて本作を製作した。
2人の会話をずっと聞いていたかったけど、時間的余裕もないので、一部のみにとどめた。
▼コール・ポーター
▼Linda Porter (Mrs. Cole Porter) Rose
リンダ・リー・トーマスに贈ったバラ

♪Anything Goes
今じゃ世界はいかれてる
良いものは悪い、黒いものが白くて、昼は夜
今どき女が賞める男ってのは大抵がただのバカなジゴロ
私はそんなにロマンチストなわけじゃないけど
あんたがプロポーズするなら、きっと受け入れる
なんでもありさ!
♪Ev'ry Time We Say Goodbye/Ella Fitzgerald
さよならを言うたびに、私は少し死んでしまう
さよならを言うたびに、私はなぜ?と問いかける
神さまたちは、空から何でもお見通し
なのに、あなたを行かせて知らんぷり
あなたがそばに居るときは、春の空気に包まれて
ヒバリの歌声が聞こえてくる
それは最高のラブソング
でも、メジャーからマイナーに変わってしまう
「さようなら」を言うときはいつも