メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

全仏2015 2回戦 錦織圭×トーマス・ベルッチ

2015-06-01 15:21:06 | テニス
日曜から始まり15日間の大会。

やっとこさ圭くんの4回戦を生放送で観れると思って意気込んでたら、雨って!
ずっと晴れてたのに・・・だからテニスの生中継って読めないよねぇ



でも、そのお陰で、圭くんのこれまでの歩み、チャンとの出会い、チャンの選手時代の懐かしい映像まで出て涙が出た/泣
しかも、2回戦の試合も最初から全部観れて、それが終わる頃に、
中断していた女子の試合が終わって、結果的にはおいしい展開に。

その代わり、夜8時のゴールデンタイムに始まって、なんと5時間18分の放送時間!
スミマセン、夜に弱いので途中で寝ました・・・

その後、「スポルト」っていうスポーツ番組でもハイライトを放送。
「雨の都合で150分遅れで放送しています」て笑えたw


gooブログには1日あたり100枚までの写真しかアップ出来ないルールがあるので、
圭くんのこれまでの歩みなどは、後日に回して、先に試合の模様だけをアップすることにします。

 

 


●試合前の記者会見後、滝川さんが独占インタビュー
 

 
「行ったことのない所の可能性を次で開けるっていうのは楽しみ」

Q:ファーストサーヴの調子は?
A:少しの不安を調整するだけ。

Q:世界一への挑戦ですが?
A:この調子を保ちたい。


********************

全仏2015 2回戦 錦織圭×トーマス・ベルッチ
試合が行われたのは「クレーコートの最高峰」と呼ばれるセンターコート「フィリップ・シャトリエ・コート」。

 

ベルッチはレフティ(左利き)のため、練習でも重点的に意識していたそう。
回り込みが多く、回転がかかった重いボールが特長。

「錦織はレフティが苦手ではという話もあるが、結果を見ると五分五分。ナダルに7敗している以外は問題なし」
「大事なところでポイントがとれるのがトップ選手」(竹内)



今回、元デビス杯日本代表監督で、錦織の指導もしたという竹内映二さんの解説も
分かりやすくて、温かみがあって、的確でとてもよかった。

フラットサーヴは錦織に叩かれるのを警戒して、かなり回転をかけるベルッチ。
クレーは球跡がつくため、「チャレンジシステム」がない。
この試合も、もの凄いショットの連発で見応えあったあ

両者ともファーストサーヴの確率が低く50%台だったが、入った時の得点率は錦織が80%台だったのが勝敗を分けた。

第1セットは7-5で錦織がとった。
生中継では、雨が上がり、中断されていた女子の試合が続行されたが、引き続きこちらの2回戦の模様を放送v

第2セット。
錦織のロビングも素晴らしい!「背の高い相手に向かってあすこに打てるって凄いですね」
パッシングショットも目の覚める速さとコース
そして、ラリー戦が続いた後の、まさかのドロップショット

「BIG4が優勝しなかった昨年は、世代交代が騒がれた。錦織も“間違いなくBIG4に近づいていると思う”と言っていました」(アナ)

「怪我が多いと言われていますが・・・」
「これだけタフな試合をしていれば、どこか怪我をするのも当然。でも、コントロールできるようになってきた」(竹内)

スマッシュも決まれば、サーヴ&ボレーのネットプレーも出来る、自由自在。

“錦織がクレーでの新しい戦い方をしている”とも言われています」
「全仏のファンも、メディアも“KEIは、全仏で優勝してもおかしくない”と期待しています」

「グランドスラムの初戦は皆緊張するもの。錦織は中2日で初戦を迎えたのも有利」

しかし、ベルッチも不利になっても、まったく試合を諦めない。
「クレーコーターは長期戦と逆転が好きですからねえ。“読み”と“試合感”が大事」(竹内)

第2セットも6-4で錦織がとった。

第3セット。

ベルッチはダブルフォルトの多い選手。この時点で9本目。
自分のペースがつかめずにイライラする場面も多かったが、それでもハードヒット。

「アガシも言っていました。“レシーヴを打ち込まれてリターンエースを食らうようなサーヴを入れるくらいなら、
 ダブったほうが精神的にはイイんだ”って」(竹内)なるほど・・・言いそうw

常にギリギリのオンラインが続き、「マイクロスコープでもないと分からないですねw」(竹内)
「よく、全仏の主審を務めるには、3mmではなく、1mmの差が分からなければいけないと言われます」(アナ)

「“錦織は5セットのクレーも体験してみたい”と会見で言っていました」(アナ)
「トップ選手で、冒険心、好奇心を持つというのは素晴らしいですね」(竹内)

「1年間怪我なくやれれば、KEIは次の次元に進めるだろう」(チャン)

試合時間は2時間超え、ちょっと失速してアンフォーストエラーが増えた錦織。
「“膝が立つ”っていうんですけど、疲れてきて、踏ん張れなくなってくるんですね」(竹内)

ベルッチは、2-1、3-1から5-3まで戻したのもスゲー底力

「メディカルタイムアウト」をとった錦織。
長いラリー後、バックハンドが強烈!
そして迎えたマッチポイントは、サーヴィスエースで、6-4でストレート勝ち/祝×5000



ちょうど女子の試合も終わって、いいタイミングで4回戦生放送に入ったv
けど、この時点でもう23:30頃


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全仏2015 4回戦 錦織圭×ガバシュビリ(生中継)

2015-06-01 15:20:56 | テニス
■「すぽると!」
 

 

 
「5セットマッチだと勝機はある」


●試合前の練習
 

ガバシュビリと同じコートで練習。
ガバシュビリは、そんな錦織の様子を観察していたそうな。


全仏2015 4回戦 錦織圭×ガバシュビリ(生中継)
 

 
錦織は髪を切ってリフレッシュ! 汗かきなのか、ヘアバンドも役立ってたっぽい

3回戦は不戦勝で3日の休みがあった圭くん。
対するガバシュビリは、前大会で優勝して中1日で初戦を向かえ、両者ともストレート勝ちでの対戦。
「フォアの一発を警戒しなきゃならないクレーコーター」とのこと。ノーシードなんだね/驚

対戦成績は、錦織の3勝1敗。
「グランドスラムは、まぐれで3回勝つことはあり得ない」(竹内)
「グランドスラムで優勝するためには、7人の強豪選手を倒さなければなりません」(アナ)



なんといっても、今回は自身初と同時に、佐藤次郎さん以来、82年ぶりのベスト8を狙う錦織。
「テニス史上、佐藤次郎さんと言えば、伝説ですからね」(竹内)

その他にも、今回の大会はたくさんの選手の夢がかかっている。
ジョコビッチはグランドスラムで全仏だけがとれていない。
ナダルは全仏で9回優勝経験があり、10連勝がかかっている。

雨を含んだコートは球足が重くなり、踏んだところが盛り上がってイレギュラーバウンドしやすくなる。
「待機中、更衣室で一人きりになることもあるから、テニスはタフなスポーツですね」(竹内)

風も強く、体感的には大会中もっとも寒かったのでは?
途中も何度も雨が降ったり止んだりで、選手のコンディション調整も難しい。
ショーコートでは、風は渦を巻くように吹く。でも、錦織は全米でも経験済みだから大丈夫だと思います」(竹内)

「KEIの試合は多彩なため、フランスでもとても人気があります。
 サーヴが入った時の得点率が80%台は、選手内で3位」(アナ)


【1st set】
1game 錦織のフォアハンドウィナーから始まった!
「短いゲームならKEIが有利だが、2セット以降なら僕のもの」(ガバシュビリ)

2game 2回戦と逆にガバシュビリは「ロシアンフラット」と呼ばれるサーヴのため、錦織は打ちやすい。
「錦織は“ベスト8では、もう喜べない”と言っていました。リターンの上手さは世界で3本指に入ると言われています」(アナ)

3game 長いラリー戦にも追いつく錦織。「KEIを弾き飛ばすには先攻めしかない」(ガバシュビリ)

4game バックハンドのダウンザラインが見事!
水分を含んで球足が遅くなっているとは見えない速さ! ハードコートの試合を観ているみたい。

5game 優しいタッチも自在!
6game また雨!
7game サービスゲームは全然不安がない錦織。激しい雨も気にしていないくらい集中している。

 

8game 出たエアケイ! サーヴィスエースで6-3で錦織がとったv

主審とコート整備のスタッフがコートのコンディションをチェック中、錦織はトイレタイム(1人2回まで5分間)。
チェックが長引いて、スタンドからブーイング。そして、小粒の雨の中、そのまま試合は再開。

 


【2nd set】
1game ガバシュビリは、サーヴィスの調子が落ちて錦織に叩かれるのを警戒し、わざと遅くしたり、
    タイミングを外したり、コースを散らしたりして工夫する。

2game それが功を奏して、ちょっとタイミングがズレてきた錦織。
「ナダルは重さを感じるが、KEIはナイフのようなキレを感じる」(竹内)

 
相手のボディにボールが当たって謝るシーンも

デュース戦が続くせめぎ合い。スゲーラリーの応戦!!
錦織のサーヴは200km/hに。チャンの特訓の成果で、昨年より10km/hほど上げた/驚

3game 「テニスは体をぶつけ合う競技ではないが、体から出てくるエネルギーはひしひしと感じますから」(竹内)
粘り負けたガバシュビリは、思わずラケットをコートに投げつけた。5分以上のデュース戦に大拍手!

4game 錦織のサーヴの確率は70%に上がった。コースも散らしてカンタンにキープ。観ていて気持ちがイイゲーム。

5game 「BIG4との差は、ここぞという時の集中力だと思う」(錦織)
ここでもガバシュビリは、ダブルフォルト(5本目)でブレイクされ4-1に。太陽もさしてきた

6game ここでドロップショット出た! そしてコート外からのコーナーイン
「今日だけでスーパーショット集が作れそうですね」(竹内)

 

7game 間違えてベンチに座ってしまい苦笑した錦織。

「彼はよくある。考えてない。試合を“感じて”いるんですよね。
 感じて、表現できる、そこが100年に1人の選手なんでしょう」(竹内)

「子どもの頃からそうでしたか?」
「小学校の頃からゲーム上手かった。ピカイチ」(竹内)

「観客席では息を飲んでいる感じで、KEIのプレーに引き込まれています」(コートサイド)
「フランスの子どもたちも“ケイ”“ニシ”と言って寄ってくるんですよね」(アナ)
「スピードだけじゃない、面白味のある試合をするから」(竹内)

8game ネットプレーも魅せる! 錦織もダブルフォルト3本目。
「重くなったコートでのニューボールはまた難しい」(竹内)

9game ブレイクして5-4。
10game ファーストサーヴのポイントが続き、サーヴィスエースで6-4で錦織がとったv 完全に錦織のペース。

「女子の試合を観ているようですね。女子はサーヴィスよりリターンに依存している。
 レシーヴからポイントをとる確率が多い。まるで男子の世界に1人だけリターンの優れた選手が混ざっている感じがします」(竹内)

“錦織が新しいテニスを作っている”と言われていますが」(アナ)
「コナーズらの素晴らしいレシーヴに匹敵する。アルセウ・デュオスという選手がいましたが、彼のタイミングが錦織と同じ。
 リターンから前へ出るのはウィンブルドンなど。クレーで出来る選手はなかなかいない」(竹内)

「“革命”と呼ぶ人もいます。 アジアでは“HISTORY MAKING SAMURAI”と紹介されています」(アナ)

「KEIは私の選手時代に似たところがある。体格は小さいがすばしこい。
 身長が200cmなくても、サーヴィスが220km/hなくても、勝つことはできる」(チャン)


【3rd set】
4game サーヴィスエースで3-1。
5game リターンエースも出た!



「ホッとすると、相手は開き直るという相乗効果の危険性があるので、締めていったほうがイイ」(竹内)

7game 5-1ヤヴァイ!! 勝利が見えてきてドキドキしてきたーーーー!!
ラケットを替える錦織。ニューボールになり、エース級にリターンエースでお返し!
ドロップショットでマッチポイント。サーヴィスエースも出て、またデュース戦に入る。
2本のマッチポイントをしのいだガバシュビリ。5-2。
「玉手箱の世界。次に何が出るか分からない」(竹内)

8game KEIコールがあがって、3度目のマッチポイントをものにして6-2でストレート勝ち!祝×5000

 

 

 




【インタビュー】
「まずベスト8に入るのが目標でしたし、ここからよりタフな戦いになるので、また頑張ります」


「まだまだこれから」

Q:難しいコンディションだったが?
A:雨で待機もあったし、強い風、雨も降ったので、球もすごく重くて、いつもとちょっと違った環境だった。
  自分のプレーも変えながらやれたと思う。

Q:準々決勝に向けた抱負は?
A:まずはしっかり明日休んで調整して、次のベスト4に向けてしっかり準備したいと思います(冷静だなあ!


 

同時進行で「ツォンガ×トマーシュ・ベルディハ(第4シード)」戦が行われていて、そちらの模様もチラっと映った。
1982年のヤニック・ノア以来、優勝がないフランス。
「ツォンガは、ムリにでも回り込んでフォアで攻める選手です」(竹内)

「シード選手がどんどん消えているのも、錦織に風が吹いていると言われるゆえん」(アナ)

ツォンガとの対戦成績は、4-1で錦織。これはイケるか!! 頑張れKEI



錦織 3戦連続ストレート勝ちで8強!日本男子82年ぶりの快挙

錦織 準々決勝の相手は地元フランスの世界15位ツォンガ
第14シードで世界ランキング15位のウィルフリード・ツォンガ(30=フランス)

次の放送予定は6月2日。
テレビ欄見てもまだ時間が載ってないんだよね


追。

こんなにテーピングしてたんだ/驚


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