メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

火山国日本 これからどうなる?どう備える? ほか@週刊 ニュース深読み

2015-06-11 13:39:49 | テレビ・動画配信
火山国日本 これからどうなる?どう備える? ほか@週刊 ニュース深読み

●日本にある活火山は110

長野の乗鞍岳は登ったことあるよなぁ


●対策
 
観測所でチェックして予測し避難指示を出すのが理想

「噴火予知」
観測所でデータを記録し、常に監視する。
噴火前には、山が膨らんだりする。
しかし、山によってタイプが違うため、予知は難しい。


●実情

日本では、大きな噴火はめったに起こっていないため、記録がない

 
気象庁で24時間態勢でモニタリングしているのは47/観測所は5箇所しかない(有珠山、桜島、草津白根山、雲仙普賢岳など


研究者は全国でたったの40人

噴火のデータが少なく、動きがないため、論文が書けない。
教授になるには「論文発表」が必要なため、かなりの難関となる。
その割に就職先が少ない(ちなみに地震の研究者は、この5倍ほどいる


避難指示が出たのは、すべて噴火後。予知は不可能と言われている


●有珠山噴火が予測できたワケ「火山のホームドクター」が常置
 

有珠山には、「ホームドクター」が地元に住んでいて、行政や地域住民と密な関係性を持作っている。
「住民説明会」を開き、山を案内するなど、普段から積極的に活動していた。

【レーザー+見る+触るの3点で判断する】
「2~3日中に噴火する可能性が高い」と発表し、早急な避難につながった理想的な例だった。
1977年に「軽石噴火」があり、前兆があったため、住民の心構えも出来ていたのも重要。

【活動的でない山にホームドクターがはりつくのは難しい】
噴火予知には、「お金」と「経験」が必要。
噴火しやすい山、しにくい山など、タイプが異なる。
溶岩などの「噴出物」は、何百年経っても残り、調査できるので、
その山がどのタイプか、大体予想は出来るが、1つの山につき1人の研究者を置くまでに至っていない。


●火山の仕組みとその被害

「マグマだまり」からどんどん上がっていって噴火する

・マグマは地下100kmあたりにある。
・マグマが地下内でつながっているということはない。
「地表までは饅頭の薄皮1枚」とよく言われる。9割は地表に出ずに地下で固まる。


浅間山の写真/驚 噴石は1~2km飛び、山小屋を粉砕したり、人に当たって死傷者を出す

 
火砕流は猛スピード+高熱、クルマでも逃げるのはムリ。もっとも怖いと言われる


硫化水素を吸い込むと死ぬ。三宅島では4年半も入山不可能となった


「火山灰」は軽いため遠くまで飛ぶ。降り積もるとさまざまな害がある

農業・畜産被害:6億円以上の被害額の時もあった。
交通マヒ:飛行機のエンジンに入ると動けなくなる
健康被害:ガラス質が含まれるため、吸い込むと「肺炎」「ぜんそく」など引き起こす

「火山灰」は、マグマそのもの。顕微鏡で見るとトゲトゲがあって、体内に入ると危険+上水の負担が大きくなる。

 
専用ゴーグルとマスク、ヘルメットも必要。緊急時はフツーのマスクで対応


●過去の記録
 
富士山噴火時は、東京にまで火山灰が降ったという記録がある


●噴火規模のレベル
 
「御嶽山」の死傷者数は多かったが、レベルとしては1で小さい

日本の歴史上、レベル5は起きていない。
ここ30年の記録を見ても、たくさんとは言えない。


●東日本大震災との関連性は?
地震で揺すられると、火山にも影響が出るが、地震による連動はない。


●「避難計画」

火山の麓の関係者に電話で聞いたアンケート。「避難計画はない」が84%

基本的に、データは東京に集まって、評価している。
山によってパターンが違うため、計画が立てづらい。
※避難指示の判断、いつ帰すかの判断も難しい。


火山は遠くに逃げるが勝ち

地震、大雨と「避難所」が違うため、防災マップを入手することが必要。
「正しい知識をもって、正しく怖れる」。
火山は、温泉など95%は恩恵である


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「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #9」

2015-06-11 12:38:01 | テレビ・動画配信
「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3」
出演:内村光良、田中直樹、西田尚美、星野源、石橋杏奈、臼田あさ美、ムロツヨシ、塚地武雅

『LIFE~人生に捧げるコント』まとめもあります


「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #9」


●法律の壁
打つ手なしと思われた裁判で重要証人として出てきたのは、まさかの彦介、証人は彦美


「大工さんですか?」

裁判官の話も全然聞いてない/爆 途中「なに?」って聞き返すのがまた笑える
「全然聞く気ないよね
法廷を間違っていて「ウッカリウッカリ」に、裁判長が叩くガベル(木槌)の音がちょうど合ってるw


●宇宙人総理がロケに!
 

数百人が幕張に集結。地元出身の対立候補・姫子が演説をしていると、小津えるが邪魔する。
「態度はおずおず、ココロはLサイズの小津えるでございます」

安達が応援に来て、皆とコール&レスポンス。
「総理は本当に地球人ですか? 本当は宇宙人なんじゃないですか~?」

小暮も応援に到着。スゴイ人気! 声裏返ってるしw
チラシじゃなくて、法に反したクリアフケースだと口論になる

なぜかビームを要求する人々。
安達は謎の男に電話する。


●プラス車掌
 

「本日は、皆さんを称賛させて頂きます」
ウッチャンのドラマをベタ褒めして「辱めじゃねーかよ!」


●こだわりの一杯
布フィルターにこだわるマスター。「話しかけながらコーヒーを注ぐんです」
時間をかけたのに一気飲みで、「800円って高いよね?」と言って帰る。サッチモが流れてた♪


●おひとりライフ


シソンヌとムロさんは友だち。
ウ「芸能界のみんな友だちじゃねーか」


「ハロルド・ロイドみたい」って懐かしい~!


シソンヌ長谷川「ソロキャンプ」@山梨

一人でキャンプって、なにかあった時、危険じゃない?


●囲み取材
 
なんかジョニデ風なのは、ムロさん!爆 英語喋ってる風


出た、ゲスさん!「すみません遅くなっちゃって・・・」

「どうせ、日本のちゃんねえ狙いでしょ? ちゃんと訳してよ!
 通訳しないでお金もらうわけ!? いい~仕事だなあ!」


なんだかフシギな言葉を喋って、「今のは完全に通じたぞ! 太ったあんたはどう?」


また警備員呼ばれて「オレにもゲスウッド女優紹介してくれよ!」


●こだわりの一杯
20年熟成させたコーヒーは1200円!
「もし値段に味が値しなければ、お代は結構です」


コッソリ帰っちゃうお客

 
「ここ、コーヒーをタダで飲めるらしいよ」
『笑う犬』でホリケンが演ったキャラみたいな源くん(「梅屋敷出て~!」
今度はレイ・チャールズ流れてた♪


●突き詰めると

小学校の遠足の予定合わせ

「もうちょっと突き詰めたほうがいいんじゃないですか?
 スケジュールは問題ないんですけれども、“家に帰るまでが遠足だ”っていうのがどうも・・・
 家に帰ったら気を緩めることになるんじゃないかと」

「モンスターペアレントとかいますしね」
「たとえば、夜寝るまでが遠足だとかは?」

 

「じゃ、遠足に終わりはない、は?」
「みなさん冷静になってください。意味が分からない。なぜ生徒が転ぶことが前提なんですか?」

 

「これは遠足ではない」とか、ついに、みつをさん出てきちゃったw


結局、明日は大雨で遠足は中止に
「待って、遠足が中止の時はなんて言ってあげたらいいのかしら?」


●ライフクエスチョン

当番制がなくなったのはムロさんのせい? 「妖怪出鼻くじき」ってw

ナオミ「自分に似てる動物はなに? 自分はラッコ。何も考えず貝を食べてる」
ムロ「前世が犬って言われたんで」
ウ「オレも捨て犬みたいな顔してるって言われる」

塚地くんの“身の丈”説。「ブタ。『千と千尋の神隠し』の両親が自分のようで・・・」

源「可愛い動物に例えられたことがない。ウーパールーパーとか。目の間が離れてるから」


●こだわりの一杯
女性客「このコーヒーものすごい美味しいです。8分かけるってビックリしたけど。待ってる時間が愛おしいっていうか」
マスター「目の前で食事とっていいですか?」と冷蔵庫を開けると、中には缶コーヒーが満杯!

マスター「ビックリしました、これ飲んだ時、まったく同じ味で。コレ売ろうかと思いました」

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『風と木の詩』4巻(小学館叢書)

2015-06-11 11:48:41 | マンガ&アニメ
『風と木の詩』4巻(小学館叢書)
竹宮惠子/著

「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


1巻でジルベールとセルジュが出会ったのは14歳か。
今回は、セルジュの父・アスランの青春が描かれる。

結核を患い、プロのピアニストになる才能を持ちながら、その道を諦め、
学業を1年早く終えて、束の間の自由を得て、パリでのオペラ座で1人のココット(高級娼婦)パイヴァと出会うまでのストーリー。

いろいろ過去を遡っているいるうちに、誰がどの時代に何歳だったか分からなくなってきた


【内容抜粋メモ】

[第4章 ジルベール]
ルノーから逃れるため、ジルベールは自分の腕を切る。
ルノー「7歳の時から下働きして、やっと弟子になれたのに・・・」

“だれかが、だれかの心を一瞬でも占めると、他のものはすべて忘れられる。
 その法則は、どんな時にもくずれない”(ジルベール



ジルベールは、ボウを忘れるため、ボナールに自らを捧げる。
ボナールは、ジルベールがボウを愛していることを知り、アフリカかインドにでも皆で旅に出ようと誘う。



アンヌ・マリーとの間に愛息マルスが出来たことで、パリに移り住むから、
ジルベールを外国の学校にでも入れてくれと言いに来た義兄。
ボウはアンヌと再会し、マルスをコクトー家の正式な跡継ぎにさせる教育をさせるつもりだと知る。

 

義兄「ジルベールを私の庶子(浮気相手との子ども)として法的に片を付けたい」
ボウ「私が彼の父親だと名乗れば? 名などいつでも捨てますよ。ただし、あなたも道連れだ」


ジルベールを迎えに来たボウの手を振り払い、数日後、3階の窓から飛び降りて、ボナールは必死に受け止める

ボナールはボウに、ジルベールの父であることを知っていると告げる。

常に生きる意欲に満ち、自分を恥じず、人を思いやることより自分を大事にするジルベール。
 本来、そうでなければ、人間はいい意味で才能を発揮できない。お前のように後ろ向きで生きてはいけないんだ。

 なぜ少しも愛してないようなふりをする。嫉妬だ!
 あの子の才能をなんだと思う。“自由”。お前にはないものだよ。
 それを嫉妬して、がんじがらめに縛り付ける。お前は自分の愛情も嫉妬に変えてしまうようなバカやろうだ!」


ボウはボナールに決闘を申し込む(手袋ってそんな意味があるんだ


決闘当日。ボウは執事レベックに命じてジルベールを馬車に乗せ、決闘場所まで連れてくる。
ジルベールがボウの名を呼んだことに動揺したところを撃ち、腹から血を流すボナールだが、敗北を認める。



 
その夜、ボウは狂ったようにジルベールを抱く

そして、初めてジルベールを両親に会わせる。
義兄はジルベールの魅力にハマり、アンヌは「近寄らないで!」とジルベールを叩く。



ボウは、義兄の援助をすべて辞退する代わりに条件を3つ出す。
1つ目は、ジルベールをラコンブラード学院に入学させ、ボウがすべて観察指導すること。
2つ目は、特殊な子どもの安全のため、学院に多額の寄付をして支配すること。
3つ目は、ボウが生きている間だけ、海の天使城を住居として貸し与えること。


「さようなら、ペール」

ボウは「1年の辛抱だ。1年経てば迎えに行く」とジルベールに約束。
ロスマリネには、学院の全権を持つに等しい生徒総監の座を与える代わりに、
ジルベールの行動をすべて監視して、逐一報告し、どんな騒ぎも後始末を引き受けることを約束させる。

ボウは、長年執事として勤め上げたレベックに別れを告げる。
「ジルベールはだれにも渡さない。私から奪い取る者が現れないかぎり」



[第5章 セルジュ 第1節 青春譜]
1865年。アスラン18歳。

結核で短い一生を薄々と感じ、一瞬一瞬を書き留めるため、古書店で運命的な出会いをした日記を
自分担当の小間使いになったばかりのリデルに見せる。


「一生の間に僕が持つ本の中で、これが一番大切な本になるから!」

“この時間をムダにはすまい。そしてそれをこれに書き記そう。過ぎ去りし日を、後悔することのないように!”



アスランはワッツの前でひどく喀血する。そのことで父からピアノのレッスンを止められることを一番恐れる。
ルーシュ教授は、パリ音楽院の大教授シスラーを紹介する。
「君は音楽をやりたまえ。その才能はショパンにも、メンデルスゾーンにも劣らない」
しかし、父に反対され、子爵としての多大な期待を背負わせる。

「お前は私の一人息子だ。ゆくゆくは子爵としてリアールの土地を治める者にならねばならん!
 姉や年長の親族たちを相手に、支配者の地位に立つ者にだぞ。
 若い者が人の上に立つには、常に能力で勝らなければ人を抑えることはできん。優秀な成績は能力の1つの証拠だ

(なんだか、現代の子どもたちへの教育と変わらないねぇ・・・

「父さんに怒鳴られて気づいたよ。今まで何気なくやってきたことの1つ1つが自分にとってどんなに大切だったか。
 みんな、どれ1つも失ってはいけないものなんだ。どれが欠けても、僕らしくなくなる」

あいつはね、病気だということに少しのハンディも感じてないんだ。
 あいつは物事すべての裏も表も見ようとする。光あればその影の濃さを、影を見れば、それを照らすものの明るさを、
 悪いことが起これば、いつもその原因と意味を面白がって探るんだ。
 送り出してやろうじゃないか。療養地のスイスへ」(ルイ・レネ

 
アスランは療養のためチロルに来て、親身な医師と出会う

「君がまだ15歳という年齢でこの病気にかかったのをよかったと思っているよ。
 勉学も、将来の計画も固まってはいないだろうし、精神が若くて、しばし病気を忘れていることもできる。
 特効薬のない現在では安静療法で病気の進行を抑えるしか処置はない。少なくともベッドに寝ているだけではだめだ」

農民の親切でさえ、断ろうとしている自分に気づくアスラン。
「少しずつ少しずつ、被害者意識が、僕の自尊心を食い荒らす」

アスランは、村の教会で古いオルガンを見つけて弾くと、皆が集まってくる。



そして1年後に、アスランは学院に戻る。父はムリをさせないようにとピアノ教授に釘を刺す。

成績の良いアスランに、ラテン語が覚えられず、生徒総監から体罰をされたと相談する下級生。
それが面白くないと、アスランは呼び出され、リンチを受けそうになったところを止めたのは、なんと若き日のボウ!驚

 

最高の成績でバカロレアに合格したことに大喜びした父は、アスランにしばしの自由を与える。

“同じ時はもう二度とない。瞬間は瞬間につながって消えていく。なんと僕たちはムダに時を過ごしている”
(この時に古書店で日記帳を見つけて買った



[第5章 セルジュ 第2節 椿姫]

父は、アスランに棒収(小作人から地主に支払われるお金)年4万ルーヴルと、パリの屋敷を明け渡す(搾取しまくりだな

“こうして、誰からも規制されない「大人の自由」を与えられると、何をしたらいいのか分からなくて不安だ”

その思いを聞いた遊び人のワッツは、徹底的に社交術を叩き込み、歌劇、クラシックコンサートなどに連れて行く。
ワッツの目当ては社交場に来る美人。『椿姫』を観劇に来て、

「第一、胸の病で死ぬ美女が、あんな百貫デブじゃつや消しさ」
「だって、歌手は声の訓練でどうしても太るよ」(そういうことなのか

 

そこでアスランは、パイヴァと運命の出会いを果たし、ひと目惚れする。初めての恋であり、一生の愛。
だが、彼女と目が合っただけで、隣りの老人がパイヴァを連れて去る。アスランは保護者だと勘違いする。

ワッツはアスランを酔わせて、恋の相手を吐かせるが
「気の毒だが彼女はお前にふさわしくない。彼女はココットだ!
 おまけにクルティザーヌ(高級娼婦。相手を自分で選べる立場にある)だ。
 すごい有力者がパトロンになって、住むにも着るにも贅沢三昧させてるぜ」


あの時の老人が、政界にも権力を持つジョルジュ・ルイ・ガルジェレ侯爵だと知る

アスランは街中でパイヴァが他のココットたちと遊んでいるのを見かける。

「きっとあなたはココデット(上流貴婦人。貴婦人がココットの真似をしてコケットリーな装いをするニックネーム)たちが
 先を争って真似るクルティザーヌになれるわ!」

 

アスランは正式にパイヴァに自己紹介し、「あなたを恋している」といきなり本気で告白する。

姉リザベートは、アスランを自慢し、大勢の娘たちを紹介する。

“人形のように色白な化粧をして、紳士たちに媚を売る。彼女らも、また姉と同じように怠け者で、
 寝て、食べて、装って、喋ってばかりいるのだろう。どこがレディだというのやら!”

ココットたちは、生活がかかっている分、自分を磨いて、話術にたけている。

社交場にパイヴァがいると教えるワッツ。
彼女を狙うOBのローダンを使って、アスランに自己紹介させる。
アスランが素直にパイヴァの肌の色を褒めたことで、ローダンは侮辱ととって怒る。

戸惑ったパイヴァは、純粋なアスランに自分の肌の秘密を打ち明ける。

私の肌の色は、誇り高いジプシーの情熱の色。ココットたちはそれを真似て殿方の気を引くために肌を染めるの。
 母は結核で死んだ。ジプシーと結婚したけど、すぐ死に別れて、私は父の顔も知らない。
 母とは12歳の時死に別れた。パリに来て、年老いたココットの小間使いになったのが14歳」



“悲しいことにはもう慣れました。あんまりたくさん見てきたから。
 でも、ほんの少しの優しさの、その哀しさには、慣れません・・・”

パイヴァは、日曜の朝に一見さんも歓迎のパーティを開く。
アスランは、酔ったことと緊張のあまり、パイヴァのベッドで寝てしまい、初めてミサを休んでしまう。
パイヴァは、そんな純粋なアスランを好きになる。



“ステッキ、帽子、羽根扇、派手なショール、片方だけの手袋・・・
 ココットの持ち物は、どれもなんだか頼りない。日々の不安と、破れかぶれの明るさと・・・”

「みなさんに私を分けて差し上げるわ」というパイヴァに、取り巻きは「白い手」「唇」「つぶらな目!」と要求するが、
アスランの答えだけは違った。



休暇で家を開けていた侯爵が帰り、2人の様子を見かける。


[巻頭のカラーページイラスト集]


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