メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

図書館で借りたCDシリーズ~雪村いづみ ほか

2016-02-24 15:45:12 | 音楽&ライブ
前回、江利チエミさんを聴いて、もっと聴きたくなった。
美空ひばり・雪村いづみとともに「三人娘」と呼ばれた、ということで、
ピチカート・ファイヴのコラボくらいでしか聴いたことがなかったいづみさんのアルバムも借りてみた。

江利チエミ ジャズを歌う チエミ・メモリアル・シリーズ 2
"Chiemi and C.Jones Chiemiジャズを歌う"

 

チエミさんの声質は、エラに似ている。
発音が1音1音ハッキリ聞き取れて、日本人の生真面目さ故か、メロディ、歌詞に忠実に歌っている。
自分なりにどう崩すのかがジャズの醍醐味だと思うけど、
それはきっと生のステージで存分に発揮されていたんだろう。


17、18曲目はライヴ。コラボした黒人男性だけのヴォーカル曲や、スキャットだけの曲もある

 

 

 

  

 

 



チエミさん関連で、こんな動画も発見。ワダさんや今野さんが歌ってる歌だ/驚
歩いて帰ろう/江利チエミ



BEST ONE 雪村いづみ
 
マリリンの歌った♪帰らざる河 など。


カモン・バック/雪村いづみ

まるでハイ・ファイ・セットか、ユーミンを聴いている感じ/驚×5000

ひこうき雲 が最初はいづみさん向けに書かれたっていうのもビックリ/驚


英語の曲もカンペキ!! 今回は本当に掘り出しものばかりv
その他もステキな曲ばかりで、沁みたあ~!

【ライナー抜粋メモ~篠原章(1990)】
日本に英米のロックが定着しはじめたのは1970年代初期。「国産ロック」はまだ模索段階だった。
「はっぴいえんど」が登場し、個性豊かなアーティストが次第に活躍するようになる。
そうしたアーティストに活動の場を提供した最初のレーベルが「マッシュルーム」で、
「ニューミュージック」と密接な関係にあったことでも知られる。



今回のリイシューでは、小坂忠、ガロらが併せて復刻されるとともに、
雪村いづみの1970年代のセッションを収録した秘蔵音源から未発表作品ばかりの“新譜”もリリースした。


【雪村いづみ+和田誠対談 内容抜粋メモ】

♪ひこうき雲について
雪村:
とっても好きな曲なの。ユーミンのまっすぐで素朴な歌い方に憧れてね
一生懸命ああいう風に歌ってみようと思ったんだけど、なかなかできなくて。
「ジァンジァンなんかの小さなコンサートでは歌ってた。1年間ずーっと、毎月やってた。

アメリカで3曲レコーディングした
雪村:
私が向こうに住んでたってこともあるけど、苦労したんですよ。英語の発音でね。
向こうのディレクターにダメ出しされながらやったの。
アメリカでは英語の発音がちょっとでも間違っていると、レコーディングアーティストにはなれないんだって。

やっぱりネイティヴ・タンングじゃないからダメ。そりゃ絶対無理よ。
この間出した『ジャズ・シンガー』だって、ずっと外人の先生についてもらってレコーディングしたんだから。

「スーパー・ジェネレーション」(服部良一の曲を集めたアルバム)の企画に変わって、
 その前のレコーディングが忘れられてしまっていた。

和田:
時期が面白い。雪村さんのキャリアの、デビューから今日までのほぼ真ん中あたりのレコーディングだということ。
今聴いて古くなってないでしょう。

雪村:
古くも新しくもないね(笑)。とってもいいとこ行ってる。オーソドックスなんじゃないかしら、いろんなことが。

和田:
去年のクリスマスショーで井上陽水の曲を歌ったのがとてもよかったんだけど、ああいうのが入ったアルバムも欲しいね。

雪村:
私、やってみたいこといっぱいあるのよお。
古い考えで、古いものぶら下げて来て、売れない売れないって言ってちゃ絶対ダメなのね。
じゃどうすればいいかってことになると難しいんだけど、
ロックだってやってみたいと思ってるの、内心はね。
でも今までが節操なくあらゆる歌うたってきでしょう。
この上ロックやりますって言ったらヒンシュクを買うんじゃないかと思うんだけど。

和田:
いや、ここまで来たら同じだよ(笑)

雪村:
パンク・ロックやるなら今が限度ね(笑)



とっても謙虚で、オープンで、革新的なお人柄なんだな。
実際、ピチカートとのコラボ『さ・え・ら ジャポン』もすごいカッコよくて大好きだしv

アメリカでは (In America) /PIZZICATO FIVE

アメリカでは(もとは映画だったのか! 『君も出世ができる』


大貫妙子トリビュート・アルバム~Tribut to Taeko Onuki~
参加アーティストが豪華すぎ/驚
奥田民生、ユーミン、薬師丸ひろ子さんと原田知世ちゃんを聴いた時は、角川映画の世界にタイムトリップした!


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いまアメリカで何が? 米大統領選のゆくえ @週刊ニュース深読み

2016-02-24 15:22:42 | テレビ・動画配信
いまアメリカで何が? 米大統領選のゆくえ @週刊ニュース深読み

アメリカの選挙の仕組みは、日本と異なるし、こんなにお祭り騒ぎになるパフォーマンスとか
文化の違いは面白いけれども、実際、世界を握っているのはまだまだアメリカで、
もう一度、その仕組みや、それぞれの言い分を聞いて知ることは、その下にいる日本人にとっては大事かも。

歴代大統領


オバマさんは2期務めたので、来年立候補することはできない。

今回の主な候補者 本命に立ち向かう2人の奇人!?
 

異色の2人が参戦したことで今までにないほどの盛り上がりになっているそう
 


アメリカ大統領は、実質、世界最高の権力者
 
軍の司令官も大統領


トランプ氏は政治経験ゼロの「不動産王」
 
自家用ジェット機

政策は「イスラム人教徒の入国を完全に遮断する!」と暴言連発。でも、人気があるらしい。



サンダース氏(民主社会主義者)は、74歳、もし就任したら史上最高齢
彼の主張は、「強欲なウォール街や、アメリカ企業が、我々の社会を破壊している。私たちの手で阻止しよう!」




重大な問題は貧困の格差
 
たった1%の金持ちが世界を動かしている

※固定化:一度、貧困になったら二度と這い上がれないのでは?という不安。

トランプ「アメリカンドリームは死んだ」

格差はあってもイイという論調があり、それが固定化してしまったのは政治のせいとトランプ氏。
一般市民は、これまでの政治家に幻滅している→トランプ氏への期待につながっている

トランプ氏は、知識の薄い労働者に直接的な言葉で訴えるパフォーマンスを展開して人気を得ている。
メキシコからの移民がアメリカの“白人”労働者の仕事を奪っているから、国境に3000kmの壁を作ると公約。
その費用はメキシコが払えばいい、と言いたい放題。

 

デイヴ:
でも、彼の奥さんは移民なんですよ。ツッコミどころ満載。
スピーチには大勢集まったが、司会者などもやっているため、有名人、セレブが見たいという人も混じっているのでは?



日中に関する批判もしているが、差別的発言をするたびに支持率がアップしている状況。
敢えて、スケープゴートになっているのでは?という意見もある。
デイヴ「彼はNYに住んでいて、現状をちゃんと分かっている。半分冗談」


サンダース氏は、若者の支持を得ている。
彼らは「学生ローン」で生活も危うい状態。
ハーバード大学の学費は年間500万円。学生は借金するのが当たり前で、途中で断念する人も多い。


政策は「費用は富裕層に払わせよう、銀行も解体だ!」

背景には、共和党の力が弱まり、ヒラリーさんが飽きられてしまったこともある。
ヒラリーさんは、オバマさんの政策を引き継ぐ形で現状維持のスタンス。
今のところ「アメリカ初の女性大統領か!?」と本命だが、サンダース氏の出現で逆に頑張ってPRしはじめた。


ほんとに大変なアメリカ大統領の仕事


中東
 

大国が間に入って停戦させたほうがいいという意見、ロシアとの対立、
サウジ×イランの宗派の対立、アメリカとの付き合い方が変化していて、
世界のバランスに大きく影響すると懸念されている。

アジア
 

中国も北朝鮮もミサイル製造。オバマさんは、「アメリカはもう世界の警察を止める」と発言。
すると、沖縄問題、自衛隊はどうなる!?



太平洋


地球環境にも影響

アメリカは世界第2位の「CO2排出国」×経済問題

オバマさんがキューバを訪ねたニュースもあり、まさに世界の平和を握っているのがアメリカ大統領。
(その権力を手放せばいいんじゃないの?


中間選挙と本選はまったく別もの


各州ごとに投票。予選を勝ち抜いて、最後は党の代表同士で争う。
サウスカロライナ、ネバダはヒスパニック系が多く、組合の力も強い。


世界はアメリカ大統領選に注目
 


価値観の変化
 
※ポピュリズム:大衆の望みに合わせること。対義語は「エリートリズム」

デイヴ:
アメリカ人労働者階級は、サウジってどこ?って感じ。政治もよく分からない。
今はお祭り状態。本選が大事。国民もそれが分かっていて、SNSなどでは真剣な討論ももちろんある。
メディアがいろいろ騒いでも、テレビなどは見ていない。

新聞社は、毎回、それぞれ誰を推薦するかで問題になる。
大統領は内閣や副大統領で補っているので、それほど異色なことはできない。
実際に格差を作っているのは「民間企業」。

専門家:
SNSなどの新しい媒体と、これまでのテレビ、新聞の問題も重要。
これまでの上から目線ではダメ。
一般人が候補者を作るんだという意見もある。
ミレニアル世代が何を選ぶかが根本。みんな変革を求めている。
そういう意味で、2016年のアメリカ大統領選に注目したい。

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