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大河ドラマ『西郷どん』
第16回「斉彬の遺言」
京で兵の準備が出来て、前祝いをしていると
突然の高熱で倒れた
ナリアキラがそのまま亡くなったと知る
【近衛家】
西郷:
水戸に兵を出す 同士をまとめるのは水戸さましかいない
相手が油断してる今が好機、と月照に頼む
天子様が詔を出してくれると聞く
西郷は水戸に兵を出してもらうよう頼みに行く
月照:おそらくこれが最後の命綱です
【江戸城 大老の間】
一橋慶喜が井伊に会うと、天子様の承諾もなくメリケンとつながることを責める
馬鹿にしたような態度の井伊
江戸へ急ぐ西郷だが、水戸はもう江戸城に来ていて
散々待たされて激怒する水戸にも馬鹿にした態度の井伊
西郷は水戸に門前払いされてしまい、慶喜に力を貸してくれと頼むと諦めろと言われる
慶喜:
今の水戸は兵は出せぬ 父が城に押しかけて蟄居させられた 近いうちオレにも沙汰が下る
これで諦めがついた
水戸がダメなら、慶喜が立ってくれと頼むが
慶喜:お前と二度と会うことはないだろう と去る
およしは一緒に逃げようという慶喜についていこうとするが
戻るまでここで待ってると約束する
その後、
慶喜は3年間の隠居謹慎を申し渡される
詔を見て、天子様をたぶらかした者を召し取るべきと判断する井伊
京に戻る西郷
みな泣き崩れ、責任を感じる西郷のもとに月照が来る
薩摩で死ぬつもりだと見抜かれ、殿の意志を誰が継ぐのかと問われる
月照:
生きて、あんたが薩摩の守さまになりなされ
「安政の大獄」(幕府にたてつく者を大勢弾圧した)が起きる
月照も命が危ない
西郷が「一緒に薩摩に行ってくれ」と頼み、山伏の格好をさせる
左内:
私はこの病んだ日本を救いたい そのためにはこの国の仕組みを変えなくてはならない
私は何ひとつ諦めていません 江戸で待ちます
船を出す
左内は帰り道に囚われ、幕府から西郷と月照の指名手配が回る
(これで分かるかなあ・・・駅に貼ってある写真ですら見つからないのに
ボロ家でひと晩明かすボロボロの3人
殿のそばに行きたいと脇差を出すと、ナリが亡霊として現れる
ナリ:お前は何を学んできた? 両手を広げる胸元にすがると消える
西郷:おいは生きて、殿の思いを果たします!
滋賀県彦根市は、彦根藩35万石の城下町として栄えた
国宝・彦根城の大名は代々井伊家が務めた
11代藩主の息子・直弼は家督を継ぐのは難しいと思い、
「埋木舎」と名づけた屋敷で芸の修練にいそしみ、茶の湯をまとめた本を書く
「一期一会」という言葉は直弼によって広まったと言われる/驚
36歳 兄の急死で藩主になり、幕府の大老に就任
国難を避けるため、やがて大きな決断を迫られることになる
第17回「西郷入水」
薩摩はもうすぐだが厳しい関所がある 偽の手形を書くという月照
追っ手の声が聞こえ、やっとのことで実家に戻る
【鶴丸城】
3ヶ月前、病に倒れたナリアキラの遺言は
「嫡男・哲丸に家督を譲るべきだが、まだ赤子のゆえ
再び家督争いを避けるため、茂久(モチヒサ)に譲り、久光は後継人になれ」
「兄の無念を晴らしたい」という久光に喜ぶナリオキとユラ
【江戸城】
14代将軍・家茂の母となった篤姫は
天璋院と名を改める
(その都度、名前が変わって、自分も周囲もよく混乱しなかったなあ
家茂:母は私がお嫌いなのでは? 私は母上を信じることは出来ません(また井伊の罠か
幾島:いっそおいとましましょう 務めは十分果たされました
天璋院:私の帰るべき家は徳川じゃ
幾島は自分だけ京へ帰ると言う
天璋院:私のために汚名をかぶるつもりか?
幾島:最後のご奉公をさせてください
泣いて止めるが潔く去る幾島に礼を言う天璋院 襖ごしに礼を返す幾島
西郷を心配して駆けつける利通
利通:ここも危ないから月照と身を隠していてくれ
満寿を通じて山田に月照と西郷を助けて欲しいと頼む利通
久光への手紙をもっていく山田
モチヒサが話していると斉興が現れる
斉興:
幕府に反対など言語道断 鉄砲などに金を使うことはならん
あやつのせいで島津家は取り潰されるかもしれない
わしに任せよ 島津を守り抜いてみせる
お前に兄の代わりが務まると思うか!
斉興は実権を取り戻し、山田は手紙を見せられなかった
利通:このままでは西郷・月照は
「日向送り」(薩摩の国境まで追放して処刑すること)になる
月照:私の命はとうに預けてますよって
碁を打つ久光に会う利通
2人を助けてくれと頼むが「オレは兄上ではなか 二度とオレの前に現れるな」と断られる
また山田のもとに行き、斉興に直接会って話す
利通:西郷を失えば、藩中に争いが起きる 大笑いする斉興
謝る利通に
西郷:ここまでの命じゃった
利通:
おはんは日本国のために生きねばならん男だ 1つだけ策がある
隠居に談判したら、月照を殺したら西郷は助けると言われた おいのために死なんでくれ
斬ると約束して礼を言う西郷
船に乗る西郷と月照
月照:何度修行を積んでも未練 心は死ぬと思うても体が生きようとして震えます
辞世の句を詠む月照
西郷がナリからもらった短刀が家に飾ってあると聞いて、西郷が死ぬつもりだと気づく利通
西郷は月照に「ともに参りもす」と抱き合い、ともに海に身を投げる
京都市 即宗院は、薩摩藩の菩提寺の1つ
西郷と月照は、奥にある庵「採薪亭」で密かに会っていたという
市来湊
月照は西郷の手を借り、密かにこの港にたどり着くが、西郷とともに冬の海に身を投じる
その時着ていたとされる衣が残る ともにいた従者が持ち帰った 「月照上人白衣帷子」
第18回「流人 菊池源吾」
秋山菜津子さんが出て来て嬉しい

まったく日本語とかけ離れたセリフを覚えるのは難しいだろうなあ しかも他の舞台も演りながら!
当時はもっと意味不明な言葉だったかもしれないのでは?
字幕をつけてるけど、ドラマのためにさらに分かりやすくしてるとか
【大島(奄美大島)】
ユタ:
もうすぐお前の夫がやってくる 海の向こうから しかし災いも連れてくる
海から奇跡的に助けられた西郷は、船に乗って大島にやって来る
1ヶ月には実家にいて三日三晩意識不明だった
月照だけ亡くなったと聞き、短刀で首を刺そうとして、利通が止める
「天がお前を生かした」
幕府の目をあざむくため、西郷は
菊池源吾と名を変え、島に流された
大島(奄美大島)はもともと琉球に属していたが、当時は薩摩藩の支配下にあった
シマンチュは
砂糖を年貢として幕府におさめていた
砂糖はさとうきびを搾った汁を煮詰めて作るが、もとの1/100になってしまうため
島の人々は薩摩の重い年貢に苦しんでいた
(他の作物も出来そうに見えるけど、ダメなのか?
こういう苦しい労働から歌が生まれたのは、どの国も同じだな
西郷は離れの牢にいる(自然いっぱいで居心地良さげ 外にも出られるし
子どもが
「ケンムン」(島に悪さをする物の怪)が出たと騒ぐ(妖怪かあいい
本島の人は
「ヤマトンチュ」と呼ぶのか
【龍家当主・龍佐民(とぅまの伯父)の家】
薩摩の罪人には
「アンゴ(薩摩の人間がいる間だけ妻にさせられる女性)」を捧げなければならない
(ここでも女性は冷遇されてるのか 罪人にまでそんな待遇要らないでしょうよ
西郷はアンゴを断り、無言のままで気味悪がられる
罪人でも死なせると罰せられる
とぅま:私がご飯を作るがアンゴにはならない
とぅまがご飯を作りにいくと手の模様のことを聞かれる
「ハジキ」といい、極楽に行くための魔除けの刺青
料理を投げ飛ばされて、海に「神さま、あの男に災い与えてください!」と叫ぶとぅま
(こんなキレイな海が日本にまだあるのか
薩摩から
「砂糖船」が来る 精製した砂糖のほとんどはもっていかれる
島には貨幣はなく、日用品と交換するが、不当に抑えられている
島代官・田中雄之介、代官附役・木場伝内は、これでは足りないという
龍佐民:今年は何度も嵐が来て、みな餓えている
田中:
他の作物を作らず、すべてさとうきび畑にしろ 魚を食べればいいじゃないか
餓えたタケは落ちた砂糖を食べて捕まる
「見せしめにしろ」という田中を止める木場
(チョコレートの原料となるカカオを作る子どもたちと同じだな
止めに入る西郷
龍佐民:
代官になにかあれば、島民全員が罰を受ける と止める
薩摩からたくさんの本や米1俵も届いていて、菊池は何者なのかといぶかる龍佐民ら
西郷はタケのことを聞く
とぅま:
シマンチュは砂糖を舐めると罰を受ける
薩摩の殿様や役人が湯水のように銭を使うから、この島は砂糖の地獄になった
野菜や米を作っていた畑もキビ畑にさせられた(バナナのプランテーション化にも似てるな
みんな蘭癖の殿様のせいだと兄が言ってた
殿様が死んだ時はみな喜んだ これで島の暮らしも少しはマシになるって
でも何も変わらん
西郷:殿は民のことを一番に思っていた!
とぅま:
私らは民のうちに入ってなかったんだ
利通から手紙が届き、井伊から厳しい刑を処せられている侍が大勢出て
左内も処刑されたと知り号泣する
左内:後は頼みます吉之助どの
高熱で道に倒れている西郷を見つけるとぅま
ユタが診るとこの島の蚊に食われた(マラリア?
呪術で治療する 魂が抜けるから「戻って来い! 生きろ!」と呼びかけるとぅま
生死の境を彷徨う西郷を連れて帰るとぅま 意識が戻る西郷
とぅまの父は薩摩の不正を訴えに行き帰らぬ人となった
そのとぅまが助けてくれたと知った西郷は、ようやくご飯を食べる
とぅまに礼を言う西郷
西郷:この島の苦労を何も知らずに藩の金を湯水のように使ってきた、この島のことを教えてくれ
鹿児島から400kmにある奄美大島は、貴重な生きものが棲む亜熱帯の島
琉球文化の影響が強く、薩摩とは異なる文化だった
古くから歌い継がれている
「島唄」は暮らしの中から生まれ、
祝い事や集まりの席で欠かせない
安政6年 西郷は今の龍郷町に上陸
かつて西郷を繋ぎとめた松がこの地に残っていた
西郷は海岸近くの空き家で2ヶ月ほど過ごした後、龍家の離れに移り住む
絶望からこの地で再起を図る
第19回「愛加那」
西郷が島に来てから数ヶ月が経ち、島の仕事を覚え、
薩摩から届いた米で握り飯を子どもらに食べさせる
鉄の車輪を藩に頼んでやると言うと、
龍佐民:
鉄の車輪も、夢のようなご馳走の米も止めてくれ
夢を見させるのは止めてくだされ 菊池さまはいずれこの島を去る
利通からの文:鉄の車輪のことは待って欲しい 西郷を1日も早く薩摩に召喚出来るよう動いてます
西郷:この島の人たちもみんな薩摩の民じゃ! 薩摩は今大きく揺れてる
とぅま:あなたはいつか薩摩に帰る人 私たちと同じ夢は見られない
子どもらに文字を教える西郷
西郷:文字を覚えることはみんなの暮らしを変える
藩士が隣り村の罪人を連れてくる
砂糖を隠したと見せしめにする田中
とぅまの兄・富堅は、代官の不正を訴えるために薩摩に行かせてくれと龍佐民に頼むが止められる
田中は「富堅が砂糖を隠し持ってる」と家に来て、壷に砂糖を忍ばせ、富堅と龍佐民は囚われて酷い体罰を受ける
木場:これ以上深入りしてはならない
西郷を見守る役として木場を島に送ったのは利通
とぅまは村人と代官のもとへ乗り込む
西郷:
代官所破りは重罪 力づくでは叶わない 私が薩摩に話す
田中:わしのアンゴになれば助ける
自殺を図るとぅまを止める西郷
田中:
わしにはむかうのは薩摩にはむかうのと同じ
薩摩の力のもとは砂糖じゃ 多くおさめるのは当然
龍佐民らを助ける西郷
田中は早速手紙で報せようとすると、木場は菊池は西郷だと教え、藩には漏れずに済む
龍佐民の妻:あの人は悪いことでなく、良いことをして流されたのかも
自分の夫になる男が西郷だと分かるとぅま
とぅま:
あの人に寄り添う私が見えます
その先は私が一人でここに立って、いつまでも一人で待っている
西郷の寝所に来るとぅま
とぅま:私をアンゴにしてください あなたが好きだ
西郷:
オレは死ぬことばかり考えていた この島でやっと生きようと思った
おはんに出会えたからだ アンゴになどできん 妻になってくりゃんせ
家族の前で式を挙げ、喜んで迎える村人 酒を飲み、早速踊り出す
とぅま:
島の女は嫁に行くと名前が変わるから名前を付けてください 名前の下に「加那」とつけるのが慣わし
西郷:愛はどうじゃ
良い名前で嬉しいと何度も言って喜ぶとぅま
とぅま:本当の名前を教えてください
西郷:
西郷吉之助 だがその名は捨てた 菊池源吾として愛加那と生きていく
奄美大島の名産品「黒糖」(美味しいよねえ
薩摩藩の専売品とされ、莫大な富をもたらした
大和村
直川がこの地でサトウキビの栽培を成功させた
(それが民をこんなに苦しめるとは想像しなかったろうな
今も奄美大島を代表する基幹産業で
直川を祀ったひらとみ神社は島の篤い信仰を集めている
薩摩藩は民に黒糖作りを強制
「黒糖地獄」と呼ばれたこの政策を西郷は利通に宛てた手紙で痛烈に批判した
島民はソテツの毒を抜いて粥を作り食料にする生活を強いられていた
(ソテツの実は食べられるのか/驚
第20回「正助の黒い石」
島の女性は結婚すると左手にまた刺青をする 夫や新しい家族の魔除けのため
【1年前の安政6年 薩摩】
利通の父は、家督を譲って移住し隠居する
利通:わしが薩摩を正しもす
薩摩を意のままに動かしているのは島津斉興
【吉祥院】
ご隠居を斬るしかないという仲間
利通:それは愚作 西郷を生かしたのはご隠居さまだ
ナリオキのもとを行き来している利通を疑う仲間
ナリオキは利通を
「密偵」と呼び、久光に紹介する「なかなか使える男じゃ」
仲間の怒りをおさめるのが役目
久光と碁をして負かす利通
利通:しかるべき時がやってきます
久光:父が死ぬ時か
利通:
その時こそ久光さまが腐った公儀に物申す時
志のある者はその日を待ってます
“国父”に従わぬ者がどこにいますか!
久光:気に入った大久保 しかるべき時が来るまで大いに語り合おうぞ
マスは由羅の花見の宴に呼ばれる
久光が碁ばかりやっていると嘆く
マス:
囲碁が長けているのは政にも長けている証しです
マスは気に入られ、狆をもらうが、利通から「二度と行くな!」と怒られ、狆の世話を熊吉に頼む
ナリオキは重い病に倒れ、久光は見舞う
ナリオキ:
わしは死ぬぞ嬉しいか やっとお前の世になる
お前はナリアキラにはなれん 新しい世を作ると思うな
古き良き薩摩を守ると約束してくれ
久光:約束できもはん 天下は薩摩にかかっている もっと長生きしてくりゃん、父上!涙
ナリオキはこの世を去り、しかるべき時が来た
久光:世が国父(藩主・茂久の父)である!
マスは長男・ヒコクマを産む
大久保家にユラが寂しいと言って狆を引き取りに来る
事情を知らない利通が戻り、マスは謝る
利通:
女子どもに言うことじゃなか
マス:私はあなたのことが知りたいが、また黙ってしまう
仲間:左内や
吉田松陰を死罪にし、井伊直弼許さん! 脱藩して井伊を斬る!
利通:まだ早い 脱藩は最後にするもの
脱藩の話を久光にすると許さんと言う
利通:殿から直々に言えば止められます 文案はもうあると差し出す
利通は久光とともに来て、仲間には殿からの文だと読んで聞かせる
「いずれ時が来れば、薩摩は必ず務めを果たすから、その時に忠義を尽くして欲しい
血気にはやり脱藩せず、時を待て」
みなを
「精忠組」と呼び、涙して喜ぶ藩士ら
俊斎:あの文はお前が書いたのでは?(なんでみんなこんなに血の気が多い?

利通:ああ、オレは出世したか! でなければこのニッポンを変えられん!
利通が西郷を呼び戻してくれという嘆願書を書いていたことを知る
利通:やっとその文を届けられる時が来た おいたちには西郷がなくてはならん
仲間に謝り、仲間割れは避けられるが、有馬は怒って一人去る
それを聞いていたマス
利通:吉之助のようにみんなを守ることはおいには出来ん
マス:旦那さまは西郷さまになりたいのですか? 私はそのままがよかです
利通:これからは難しい話もする ついてこれるか?
【大島】
手の刺青を美しいと見る西郷
また利通から文が来て、
井伊が雪の朝、水戸藩士に暗殺された(とうとうこの日が来たか
有村は、兄弟が大義のために命を落としたと嘆き、また脱藩すると怒りはやる
(こういう気の短い男たちが、どの時代でも戦争を繰り返しているのでは?


木場:いよいよ西郷どのが行けば世の中が変わる 薩摩へ帰る日も遠くないのでは?
と喜ぶが悩む西郷
「桜田門外の変」
千代田区 安政7年3月3日 旧江戸城 桜田門で井伊が暗殺された
襲撃したのは水戸藩の脱藩浪士17人、
有村次左エ門もいた
愛宕神社(おお、このキツい坂登った! そういえば西郷どんの絵があったも???→
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浪士たちが事件当日集結した場所 ここで戦勝を祈願して桜田門へ向かった
井伊のとどめをさした次左エ門は深手をおって自決
事件に関与した兄ユウスケも切腹した