メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

世界傑作童話シリーズ 『すんだことはすんだこと』 ワンダ・ガアグ/再話・絵

2021-03-09 13:22:38 | 
世界傑作童話シリーズ すんだことはすんだこと または家のしごとがしたくなったおやじさんのお話
ワンダ・ガアグ/再話・絵 福音館書店

「絵本・児童書」カテゴリー内に追加します



ワンダ
1893年~1946年 アメリカ・ミネソタ州生まれ
絵描きの父の跡を継いで10代の頃から仕事を始めた
後に大人の本、子供の本の作家、イラストレーターとして活躍
絵本『100万匹の猫』ほか

■訳者/佐々木マキ
漫画家、イラストレーター、絵本作家


1991年、日本での発行は比較的最近だけれども
本書が出版されたのは1935年

絵がとても可愛い
表紙は最後の場面

男は外で仕事、女は家で育児と家事
「主婦の仕事は楽でいいな」なんて言う男性は未だに多い
もう何百年、何千年も前から
こうした夫婦間の認識の違いは変わってないんだなあ


【内容抜粋メモ】
炎天下の下で毎日はたけ仕事をしているおやじさん





ある日、妻のリージーに

おやじさん:
お前さんにはわからんだろう
男の仕事がどんなものか
お前さんの仕事できたら全く楽なもんじゃないか






リージー:
あんたがそんなふうに思うんなら
明日から仕事を取り替えっこしてみようじゃないの


翌朝、リージーはとても早い時間から畑仕事に出かける





親父さんはソーセージを焼きながら
りんご酒が飲みたくなり
地下室に降りてコップに汲んでいると
スピッツのフリッツルがソーセージをくわえて逃げていってしまう





散々追いかけても追いつかず
「しょうがない すんだことはすんだことだ」


家に戻ると樽の栓を閉め忘れたために
地下室がリンゴ酒で溢れてしまう
そのたびに「しょうがない すんだことはすんだことだ」と繰り返す






バター作りをしていると
雌牛が朝から飲まず食わずだったと気付いて
慌てて水を運ぶ

小さな娘キンドリの面倒も見なくちゃならないため
雌牛には屋根の上に生えた草を食べさせる






戻ってくるとキンドリがバター桶に捕まって遊んで
ひっくり返って体中がクリームまみれ






もうお昼になり、ご飯の支度ができていない!
畑からたくさんの野菜を採ったはいいが
柵の扉を閉め忘れる

野菜の皮を向いて、辺り一面に撒き散らす






雌牛が屋根から落ちないか心配になり
雌牛のお腹にロープをくくりつけ
煙突を通して自分のお腹に縛って
野菜スープの支度に取り掛かる

火をつけるようとすると
雌牛が屋根から滑り落ち
親父さんは煙突に吸い込まれてぶらさがってしまう

そこにリージーが帰ってくる

畑の柵があけっぱなしだったため
豚やヤギたちが野菜を食べ尽くしてしまった!

キンドリはバターでベトベト

スピッツはソーセージの食べ過ぎで気分が悪そう/汗

地下室はりんご酒で溢れている

台所は野菜を剥いた皮が山のように積み重なり

リージーが雌牛のロープを切ったため
スープ鍋には親父さんが溺れているww






おやじさん:
お前さんの言うとおり
おまえさんの仕事はちっとも楽じゃない

リージー:
でも明日はもっと上手くやれるかもしれないよ

おやじさん:
とんでもない!
頼むよ、お願いだから野良仕事に戻らせておくれ
お前さんより大変だなんてもうけして言わないから

2人はそれから仲良く幸せに暮らした


***


一度、1日だけでも役割を取り替えてみるといいよね
実際やってみると想像しているより全然違うことがたくさんあるんだ

機嫌のいい日にちょっとだけ家事を"手伝って"くれたとしても
その後始末が数十倍大変というのもよくある話

この家の場合もこの後誰が後始末をしたのやら・・・

娘の体を洗って
台所や地下室を掃除したとしても

せっかく育てた野菜が全部なくなったり
手間暇かけて作った備蓄のワインやソーセージなしで
この一家は大丈夫なの?!

今みたいにスーパーでなんでも買えることを当たり前と思わず
毎日感謝しないといけないね



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ゲームで遊んでみた part5

2021-03-09 12:50:37 | ゲーム
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ソリティア
これって、何度かカードを裏返していけば
いつかは全部勝てるゲームなんじゃないかなあ?
久々やってみたけど、前ほどハマらずすぐアンインストール





ゲームウオッチ




昭和の少年少女を夢中にさせた
このシリーズが復刻した話は以前聞いたけど
アプリにもあったから何十年ぶり?にやってみた

そうそうこの感じ!
と思ったけど、ゲーム機だと左右のボタンをぷちぷち押すのが
スマホだとそうはいかず、上から来る人を落としがち

改めて、火事のビルから飛び降りる人を助けるって
シュールな設定だな/苦笑

ほかにもオクトパスとか釣りのもあった
一通りアプリになっていたけれども
これもすぐに飽きてアンインストール





旅かえる




モノ探し系ゲームがあまりに目を酷使するため
癒し系のゲームをずっと探しているけれども
なかなかこれといったのがない

ネットで探してインストールしてみたのがこちら

かえるに名前をつけて
食べ物などの旅支度をすると旅に出て
いつ帰るか分からないのを待つ

その間、旅支度の買い物をするだけ?









通知をONにしておくと「帰ってきました」と言われて覗くと
用意していた食事をむさむさ食べてる





名物のお土産と撮ってきた写真を見ることが出来る
・・・名古屋?


 


テントとか用意したけど
次いつ帰るか分からないのを延々待つだけって
せっかちな私には向いていないからアンインストール



シャーロック
アイテム探し系で見つけた





ホームズとワトソンが進行役で
単に事件を解決するのではなく

図書館で「不思議の国のアリス」など
みんなが好きそうな本の中にホームズが入り込んで
ストーリーに関与するみたいな変わった設定

周りにコインやらコレクションやら
他のゲームの宣伝、ランキング等々
項目があり過ぎて画面がうるさいが

私の大好きな図書館、本、ミステリーなどの
コンテンツが一気に楽しめていいかも♪








最初は幽霊犬がどうのこうのという事件もので
長文を読むのが面倒だからどんどん先に進む
あとで知ったけど、この本も実際にあるのね







ホームズとワトソンが交互に本の中に入り込み
事件のヒントを集めていく

これも絵がキレイ!と最初感動したけど
そのうち飽きて
タテ・ヨコ消すゲームでも話を進めることが出来るのは有難い





幽霊犬の犯人が次の「不思議の国のアリス」の世界にも入って
なにかやらかしながら行方不明で
ホームズがアリスのキャラクターたちと絡むって奇想天外な展開に!?

「フィクションは苦手でね」
「ここの住人はみな謎かけが好きなようだ」










ゲームが進むごとに「院生」→「学士」と肩書が上がっていくシステム








最初はテンポよく進んで
「エネルギーが足りない」とか言ってこないから
ラクラク進んでいる♪











その後、、、
一気に「美女と野獣」「オズの魔法使い」にまで行って
これらは映画しか観たことがないから記憶が朧ろげ

そしてついに「エネルギーが足りない」と言ってきた
どれもこれからもっと面白くなるって所で課金システムか・・・

「美女と野獣」
父の持ち物を永遠と集めたりして全然話が進まない!

ヒロインのベルが
「これを探して」「次はあれを見つけて」て私はパシリか?!







「オズの魔法使い」








どうにもステージが進まなくなって
ちょっと惜しいけどアンインストール



「ミステリー探偵ジューン」その後
なんだかんだ、これは続けている

事件はどうでもいいけど
禁酒法時代の雰囲気がリアルな絵と音楽で楽しめる





やっとゲームのポイントが分かりかけてきて
ここまでクリアしたらプレゼントの箱がもらえて花が集まり
霧の場所がアンロックされるとか

最初に広告を見ると15エネルギー→10エネルギーでプレー可能
間違えずに選ぶと「パーフェクト」3回でエネルギーが増えたり

モノを増やしたくなければ
他の島を訪ねて植物をあげるとか
カフェでドリンクを奢るとかで消費
最近は大型船が出てきて、そこにモノを格納可能になった

灯台がなかなか完成しない
モーガン・フリーマン似の工事のおじさんが無駄話ばかりして
すぐに帰ってしまう

まあ、1人で灯台を直してるんだからスゴイかw






今のところ、私の屋敷はこんな感じ






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