メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「タクト」@神保町

2021-04-21 13:37:45 | 音楽&ライブ
前回、神保町シアターに行った際に
もらってきた名刺サイズの広告を見て
先に映画のチケットを買ってから、時間つぶしに行ったら

昭和歌謡のカセットテープ、CD、レコード、書籍、
昭和のマンガ、ビデオ、雑誌、グッズ、ブロマイド、、、

あらゆるモノが棚いっぱいに並んでいてビックリ





店の外の看板のピンクレディー、キャンディーズ、
2階に上がる階段の壁には山口百恵さんの変顔写真、聖子ちゃんのビキニ写真






2階の店員さん(店長さん?)に写メっていいかと尋ねたら
とても話好きでついお喋りが弾んでしまい
映画の時間ギリギリまで話しこんでしまった

店員さん:
写真を撮って、SNSとかに出す方も多い
勝手に黙って撮られると、他のお客さんもいるので
そうやって声をかけてくれれば、どうぞ撮ってくださいと言ってます^^


じっくり見られなかったけれども「欽ドン」のビデオまであった





CD、ビデオテープ、カセットテープなどのダビングもしていて
ベータのビデオテープも何十年ぶりに見た!!
こんなに小さいモノだったかと感慨深い

とはいえ、私の家はビデオデッキを買うのが遅くて
すでにVHSだったけれども

たしか兄がバイトで買ってきて
最初に頼んでレンタル屋で借りてきてもらったのは
聖子ちゃんが結婚する際に行ったラストライヴのビデオだった気がする


短大の頃は、私もよく近所の電気屋で
30分いくらとかでダビングを頼んだことも思い出した







私:
メルカリをやり始めて改めて思ったけど
どんなに古い映像や音源でも
全国、全世界のどこかの家にはあると思う


店員さん:
そうなんですよ
引っ越しや、そこの方が亡くなられて出て来るとか
捨てるなら、うちに持ってきてもらいたい


短冊CDもどっさりあったし
ドーナツ盤が100円で箱売りしていて
1枚1枚見ていたいくらい



店員さん:
今日も若い男性が中森明菜さんのカセットテープを買われていった
何がきっかけか分からないですけれども



もっと話を聞きたかったけれども、映画の時間が来て
また来ますと言って、後ろ髪を引かれる思いで店を出た

その後、14:30~の映画開始までモーレツ走った
全然、足がついていってなかったけど/汗

またじっくり見に行きたい
古い洋楽を探すならお茶の水のディスクユニオンが一番豊富だと言っていた

一度、親に池袋のディスクユニオンでレコードを買って贈ったことはあるけれども
お茶の水のほうが店舗が大きいのか
それも気になる!



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森雅之特集 『帰郷』(1964)@神保町シアター(4.15

2021-04-21 13:06:21 | 映画
「好きな俳優・監督」カテゴリー内「森雅之さん出演作まとめ」に追加します


生誕110年 森雅之 孤高のダンディズム

原作:大佛次郎
監督:西河克己

出演
守屋恭吾:森雅之
守屋伴子:吉永小百合
守屋節子:高峰三枝子
隠岐達三:芦田伸介
岡部雄吉:高橋英樹
高野左衛子:渡辺美佐子
牛木剛:宇野重吉
岡村俊樹:檀太郎 ほか



原作の大佛次郎さんて、どこかで聞いた名だ
最近読んでいるジュブナイルの批評を書いていなかったか?

映画を観る前に「タクト」で長話をしていたものだから
14:30~にギリセーフで間に合った/汗

「タクト」の話はまた別記します


前回と同じ席に座れたv
この日も高齢の男性が多かった

なんて品のある作品だ!
3回くらい泣いた

吉永さんの真っ白な肌、ハッとする澄んだ瞳が
画面に花が咲いたように映える
今も美しいまま現役の大女優さんてすごいなあ!

対して「今、浦島だよ」と言って笑う森さんのダンディなこと!!

前髪が少しだけ後退したのも全然構わず
キレイな七三分けにパナマ帽を粋にかぶってうっとりする



【内容抜粋メモ】

※メモに間違いがあったらすみません/謝

キューバ革命の実際映像?

大金を出して革命を成功させた守屋恭吾

まだ不安定な政情の中、クラブの奥に座っているモリヤを見つける
新聞記者・牛木剛と連れの高野左衛子

陽気なカリプソ?の生演奏で歌うバンド、踊る客
そこにいきなりドンパチが始まり死人が出る

「警察が来る」と裏のドアから地下に案内するモリヤ

革命の重要人物が来て、お礼にサーベル?をプレゼントする

ウシキはモリヤの帰国の資金を出して欲しいとサエコに頼む
サエコ:そんなことじゃないかと思ったわ

サエコはダイヤモンドに目がなく
革命の混乱に乗じてたくさん買ったことが
2人に知れているため承知する

ウシキは去り、サエコは残り、モリヤと踊る
サエコ:一度見かけてからずっと忘れられなかった

明日、ハバナから船で発つと聞いて一夜を過ごす2人
(こうした揶揄的シーンがたくさん散りばめられている


その後、サエコの家に警官が来て、モリヤの居場所を聞く
「ダイヤモンドを失うことになりますよ」と言われて教えてしまう

モリヤは船に乗る直前に警官に囲まれて発砲されるが
仲間は殺され、モリヤは捕われる

新聞には「革命の英雄が死んだ」と報道される



モリヤの死後、隠岐達三と再婚した妻・節子
一人娘の伴子は出版社で働いている(また編集者!

原稿を取りに行ってくれと言われた先はサエコ
モリヤという旧名とその面影で恭吾の娘だと分かる

サエコ:原稿を書き直して渡したいからあなたが来てちょうだい



オキの家にウシキが来て、モリヤが生きていて、帰国していると節子に話す
ウシキを見かけて妻を問い詰め、事情を知ると
オキはトモコにだけは知らせまいと約束させる

毎回「お風呂にしますか 食事にしますか」と聞いたり
「お茶を持ってきてくれ」とか、典型的な封建的タイプのオキだが
トモコは自分の娘のように思って愛している



サエコの家に来ると、トモコが父のことを覚えていないと聞いて驚く

サエコ:
私は知り合いで、トモコさんにはとても父の面影がある
あなたはお父さんに会うべきよ

父母を傷つけることになると悩むトモコ

古本屋でバイトしていた岡部雄吉(高橋英樹さん若い!)が
出版社でもバイトしていて、喫茶店で事情を話して悩んでいると言うと
トモコ自身の気持ちを優先させるべきだと熱く語るオカベ



サエコに音楽会に誘われても上の空のトモコ
サエコはトモコの涙と同じ粒のダイヤモンドをプレゼントする

モリヤが奈良にいることが分かり、住所のメモを見るオキと節子
トモコも知っていることも分かっている

オキはモリヤに手紙を出す
講演会に約束なしで来たモリヤに驚くが、別室で話し合う

モリヤ:自分は死んだ人間だから家庭を壊すつもりはない

オキ:
だが記者にとっては格好のスキャンダルだ
私は家庭にそんな問題を持ち込んで欲しくない
トモコはあなたの娘だから一緒に暮らすのが筋だ

モリヤ:節子の気持ちも大切だ

オキ:あれは私の意見に従うに決まっている



母:
奈良に行けばこの家が壊れる気がするの
トモちゃんはいずれこの家から出て行く
その後に会うのは自由
トモちゃんなら分かってくれるわね?

トモコ:お母さまっ!



オカベにもう一度相談して、奈良に一人で行くトモコ

宿にはおらず、有名な寺の仏像を観ている父
娘とは知らずに声をかける

モリヤ:
ずっと外国にいたものだから
今の若いコは分からない
いくつ?

トモコ:
20歳です
トモコです!

固まる父 「歩こうか」

モリヤ:
トモコと名前を呼ぶ資格もない
でも会えて嬉しいよ

とてもオープンでフランクで、誰もが好きになるよね

トモコ:私、お父さんが好きです!

まるで血縁を越えた愛の告白に聞こえてビックリする
本に父の写真を挟んでいて、ずっと憧れていたのかも

トモコを奈良に連れて来たのはサエコ
「自分のことは言わないで」と念を押すが
「友だちからもらったダイヤモンドだ」と見せるとすぐに分かるモリヤ

トモコ:
これは返そうと思います
こういうのを1つでも持つと、どんどん集めたくなるでしょう
働いて自分で買うならまだしも

(物欲のことをちゃんと分かってるんだな



宿でご飯をよそう姿を見て

モリヤ:
節子が立派に育ててくれたことがよく分かる
感謝している

トモコ:私、今日はここに泊まりたいんです!

これまたドッキリ発言!
でも別れたらまたいつ会えるか分からないものね
父はそのつもりのようだし



結局駅まで送る

モリヤ:
振り返っちゃいけないよ
そのまま真っ直ぐ電車に乗るんだ

泣きながら電車に向かって走るトモコ


駅にいるサエコとも再会

モリヤ:
ダイヤは返すように言った
純粋な手を汚したくないからね

サエコ:私を許してくださるわね?
とあくまで強気な女を無視してタクシーに乗る



オキ:
23時の成田で発つそうだ
会いに行くべきだ

節子:
お父様はああ言うけれども、本当は行って欲しくないのよ
私はあの人をいつでも思い出すことが出来る
話しかける声、靴音も
でもトモコは!


長い時間が経ち、ようやく家を出るトモコ

電車が遅延していて
タクシーもすぐ他の男性客につかまってしまう


父の好きな甘栗を買って笑顔で帰ってくるトモコ

トモコ:
お父さんの好きな甘栗を買ってきたわ
お母さん、お父さんは歯が弱いからむいてあげて
私、自分で決めて帰ってきたの、自分の家に

泣いて台所に走る母



飛行機で夜景を見ながら

モリヤ:
ここに私の娘が元気で生きているのは事実だ
いつか穴が開くほど見ることも出来るかもしれない
それだけでよいではないか




***

夫に言いなりの人形のような母親役に高峰三枝子さんは適役

杖をついて歩く姿までカッコイイ森さん
どんなに美しい女優さんのアップにも負けない森さんのアップ!

若い女性のポーチの中身を「当てて見せよう」なんて
手慣れた感じがまたズルい





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