原作:井上靖 監督:川島雄三
出演
梶大助:山村聰
妻・滋乃:小夜福子
大貫八千代 梶の娘:月丘夢路
大貫克平:三橋達也
曽根二郎:三國連太郎
三村明:金子信雄
山名杏子:新珠三千代
藤川社長:小沢栄
ほか
月丘夢路さんがエリザベス・テーラーみたいにキレイ!
八千代は父が金持ちなせいか、結婚しても、夫に愛されないなら自立したいと願う一方
杏子は1人を一途に愛するゆえに重たい感じがした
【内容抜粋メモ】
大阪の梶大助に会いに来た曽根二郎
魚のカジカについての出版のことで金が要る
汽車で娘・八千代と出会った
新幹線みたいな感じだけど、キチンとした食堂車がある/驚
伝票を間違えたから差額を払って隣りに座る梶
魚のカジカの研究を熱っぽく話して周りが引き込まれてる
いろんなカジカの絵を梶にも次々見せる
100万円をカンタンに用意すると約束
*
八千代:克平(夫)は会社に用事のない時は山登り 結婚してからお花見も行ってない
山小屋という喫茶店にいる克平
花見に誘うと義父の金じゃイヤだと断る
*
資源科学研究所
忘れていったカジカの絵を見つけて届ける八千代
雨の夜
克平は子犬のスピッツをもらって帰る
八千代:
私の犬嫌い知ってるくせに
先月も7000円しかもらわない仕事なんておかしい
山と私のどっちが大切ですの?
*
克平は梶に金の相談する
克平:ヒマラヤのカラコロム山脈は日本人がまだ誰も足を踏み入れてない所なんです
洋品店をしている山名杏子とデートする梶
梶にネクタイをプレゼントする杏子
植物園を歩く2人
杏子はほかのプロポーズを断った
杏子:私、結婚はしません
梶は杏子にイヤリングをプレゼントする
*
金の算段がつかず、梶の家を訪ねる曽根
実家に帰省している八千代
風呂炊きが好きな梶に誘われて風呂に入る曽根
曽根:
妻は亡くなった
いい奴でした あなたに見せたかったです
カジカの仕事を続けていられるのも藤川さんのお陰
*
藤川を訪ねる曽根と八千代
3人で夕食を食べる
藤川:曽根は寝食を忘れて没頭している
*
梶は友人から妻に冷たいと忠告される
スピッツが鳴いてて、杏子の店に入る
杏子:カワベさまからもらった
靴磨きの代金をたて替える杏子
名詞を渡して、ペットショップでリードを買ってあげ、散歩に連れて行く克平
夜中に犬の血統書を探す
*
克平の会社に訪ねるといない
山小屋に寄ると克平は発った後
克平を訪ねた杏子と八千代が会う
杏子:犬の血統書をもらいに来るよう速達をもらった
克平は山登りの準備
八千代:
ヒマラヤ行きのことどうして隠すんです?
女はいつも夫と一緒にいたいもの
杏子の店に行って血統書を渡し
少し酔った杏子と歩く
杏子:
山登りの準備に店の2階を使ってください
誰も登ってない山に登るなんてとてもステキ
カラコロム山脈は黒い石という意味
杏子は梶と夕食をとる
杏子:
私、好きな人があるんです 奥さんのある方 あなたです
銀座のバーで勤めていた時「君が好きだから店を持たせる」と言ってくれた
梶:
歳をとると妙なことをしたくなる
父親のような愛情で愛してる
杏子:
ご自分だけが満足されてらっしゃる
やっぱり1人の女を縛ってらっしゃる!
*
洋品店の2階にモノを運ぶ克平の仲間たち
克平が北アルプスで遭難したニュースが夕刊に載る
杏子から手紙をもらって読む梶
「私は単にアクセサリーに過ぎなかった
私を人間として愛してくれる人を追って信州へ旅に出ます」
夕刊を見て克平だと分かる
山小屋の主人:大貫さんは鹿島槍の主だから心配いらない
「2日間 北壁に挑む 風強し」と書いた紙を見せる
救助隊が運ぶけが人は克平に助けてもらったと話す
山をおりてきた克平に会う杏子
杏子:
私がここに来たのを怒ったらイヤです
私、あなたが好きです
同じ汽車で帰る2人
帰宅すると曽根が来て
山とカジカの話で盛り上がって帰る
山の名前は覚えないのに、カジカの名前は覚えてるのを嫉妬する梶
八千代は浮気について問い詰める
八千代:
私、今夜は本当の気持ちを伺いたい
結婚してから今まで愛されたことがない
私も愛情を持ったことがない
私、今までは惰性で生きてけれども
できたら別れたい
克平:できないだろうな 君がさ
八千代:しばらく大阪行って、帰るか帰らないか決めます
*
八千代は帰省して父に報告する
八千代:
克平に好きな人ができた 私別れたい
克平は賛成しました
私、お母さまみたいになるのはイヤですわ
お父さまは仕事があるからいい
お母さまには夢なんてひとかけらもない
梶:とにかく軽はずみなのことはいかん
曽根から速達
藤川さんに断りを入れた
伊豆に来ていて、来月まで過ごすことになる
伊豆まで曽根を訪ねる八千代
八千代:私、主人と相談して別れることにした
曽根:別れるなんてイカンです 私はあなた方を実に立派なご夫婦だと思っている
八千代:私、大貫以外なら素直になれると思う
曽根:僕を困らせないでください
頭を冷やして部屋に戻ると、曽根は最終バスで東京へ行き
あさって帰るとメモを残していった
*
曽根は梶に会う
梶:
十分に考えた上のことです
今回初めて離婚が成立して仲良くなったようなもの
愛情がどういうものか初めて知った
曽根は間違ってると訴えて喫茶店を出る
資源科学研究所
曽根:
美しいものが不幸になるのがイヤになった
人間よりカジカのほうが性に合ってるらしい
*
カラコロム山脈登山について取材を受ける
まだ150万円が足りないと梶に相談
克平:
ヒマラヤに行くなら辞表を出すつもり
僕は山に登るために生まれてきた
梶:
その金は都合しよう
君たちがうまくいなかったことに責任を感じている
八千代を選ぶか金を選ぶか
梶:
お金を頂きます
僕には八千代より愛している女がいる
慰労会で飲む仲間たち
克平が遅れて来て、杏子をデートに誘う
梶:
八千代とはハッキリ別れることにしました
あの女はボクと一緒にいたら不幸だ
八千代:不幸にしないと誓ってくれたら悪魔にでもなれます
(なかなか重い性格だな・・・/汗
*
梶と夕食をとる杏子
梶:
恋愛には取引がある
君のほうが損を受けることになりそうだ
君が本当に好きならそのほうがよかろう
八千代を見かけて追う
八千代:友だちの妹の結婚式に呼ばれた
2人が一緒にいるのを見る杏子
八千代が梶の娘と知って驚く
梶:知ってたよ、克平くんのことは
約束通り新橋に来る杏子
杏子:
私、ご一緒に参れません
私は60歳の老人の純粋な夢なんです
強くならなければ
負けるかもしれません
もし決心がつけば羽田に参ります
大勢が♪蛍の光 を歌って見送る
曽根が梶にカジカがいたら釣って欲しいと頼む
曽根:進化論の重大な問題です
梶から祝電が届く
タクシーで慌てて来て、飛行機を見送る杏子
梶:曽根が九州に引っ込んで、お前にもよろしくとのことだった
八千代:東京に残って私なりにやってみます
梶のつぶやき:やがて完成された人間として彼らは明日またやって来るだろう
出演
梶大助:山村聰
妻・滋乃:小夜福子
大貫八千代 梶の娘:月丘夢路
大貫克平:三橋達也
曽根二郎:三國連太郎
三村明:金子信雄
山名杏子:新珠三千代
藤川社長:小沢栄
ほか
月丘夢路さんがエリザベス・テーラーみたいにキレイ!
八千代は父が金持ちなせいか、結婚しても、夫に愛されないなら自立したいと願う一方
杏子は1人を一途に愛するゆえに重たい感じがした
【内容抜粋メモ】
大阪の梶大助に会いに来た曽根二郎
魚のカジカについての出版のことで金が要る
汽車で娘・八千代と出会った
新幹線みたいな感じだけど、キチンとした食堂車がある/驚
伝票を間違えたから差額を払って隣りに座る梶
魚のカジカの研究を熱っぽく話して周りが引き込まれてる
いろんなカジカの絵を梶にも次々見せる
100万円をカンタンに用意すると約束
*
八千代:克平(夫)は会社に用事のない時は山登り 結婚してからお花見も行ってない
山小屋という喫茶店にいる克平
花見に誘うと義父の金じゃイヤだと断る
*
資源科学研究所
忘れていったカジカの絵を見つけて届ける八千代
雨の夜
克平は子犬のスピッツをもらって帰る
八千代:
私の犬嫌い知ってるくせに
先月も7000円しかもらわない仕事なんておかしい
山と私のどっちが大切ですの?
*
克平は梶に金の相談する
克平:ヒマラヤのカラコロム山脈は日本人がまだ誰も足を踏み入れてない所なんです
洋品店をしている山名杏子とデートする梶
梶にネクタイをプレゼントする杏子
植物園を歩く2人
杏子はほかのプロポーズを断った
杏子:私、結婚はしません
梶は杏子にイヤリングをプレゼントする
*
金の算段がつかず、梶の家を訪ねる曽根
実家に帰省している八千代
風呂炊きが好きな梶に誘われて風呂に入る曽根
曽根:
妻は亡くなった
いい奴でした あなたに見せたかったです
カジカの仕事を続けていられるのも藤川さんのお陰
*
藤川を訪ねる曽根と八千代
3人で夕食を食べる
藤川:曽根は寝食を忘れて没頭している
*
梶は友人から妻に冷たいと忠告される
スピッツが鳴いてて、杏子の店に入る
杏子:カワベさまからもらった
靴磨きの代金をたて替える杏子
名詞を渡して、ペットショップでリードを買ってあげ、散歩に連れて行く克平
夜中に犬の血統書を探す
*
克平の会社に訪ねるといない
山小屋に寄ると克平は発った後
克平を訪ねた杏子と八千代が会う
杏子:犬の血統書をもらいに来るよう速達をもらった
克平は山登りの準備
八千代:
ヒマラヤ行きのことどうして隠すんです?
女はいつも夫と一緒にいたいもの
杏子の店に行って血統書を渡し
少し酔った杏子と歩く
杏子:
山登りの準備に店の2階を使ってください
誰も登ってない山に登るなんてとてもステキ
カラコロム山脈は黒い石という意味
杏子は梶と夕食をとる
杏子:
私、好きな人があるんです 奥さんのある方 あなたです
銀座のバーで勤めていた時「君が好きだから店を持たせる」と言ってくれた
梶:
歳をとると妙なことをしたくなる
父親のような愛情で愛してる
杏子:
ご自分だけが満足されてらっしゃる
やっぱり1人の女を縛ってらっしゃる!
*
洋品店の2階にモノを運ぶ克平の仲間たち
克平が北アルプスで遭難したニュースが夕刊に載る
杏子から手紙をもらって読む梶
「私は単にアクセサリーに過ぎなかった
私を人間として愛してくれる人を追って信州へ旅に出ます」
夕刊を見て克平だと分かる
山小屋の主人:大貫さんは鹿島槍の主だから心配いらない
「2日間 北壁に挑む 風強し」と書いた紙を見せる
救助隊が運ぶけが人は克平に助けてもらったと話す
山をおりてきた克平に会う杏子
杏子:
私がここに来たのを怒ったらイヤです
私、あなたが好きです
同じ汽車で帰る2人
帰宅すると曽根が来て
山とカジカの話で盛り上がって帰る
山の名前は覚えないのに、カジカの名前は覚えてるのを嫉妬する梶
八千代は浮気について問い詰める
八千代:
私、今夜は本当の気持ちを伺いたい
結婚してから今まで愛されたことがない
私も愛情を持ったことがない
私、今までは惰性で生きてけれども
できたら別れたい
克平:できないだろうな 君がさ
八千代:しばらく大阪行って、帰るか帰らないか決めます
*
八千代は帰省して父に報告する
八千代:
克平に好きな人ができた 私別れたい
克平は賛成しました
私、お母さまみたいになるのはイヤですわ
お父さまは仕事があるからいい
お母さまには夢なんてひとかけらもない
梶:とにかく軽はずみなのことはいかん
曽根から速達
藤川さんに断りを入れた
伊豆に来ていて、来月まで過ごすことになる
伊豆まで曽根を訪ねる八千代
八千代:私、主人と相談して別れることにした
曽根:別れるなんてイカンです 私はあなた方を実に立派なご夫婦だと思っている
八千代:私、大貫以外なら素直になれると思う
曽根:僕を困らせないでください
頭を冷やして部屋に戻ると、曽根は最終バスで東京へ行き
あさって帰るとメモを残していった
*
曽根は梶に会う
梶:
十分に考えた上のことです
今回初めて離婚が成立して仲良くなったようなもの
愛情がどういうものか初めて知った
曽根は間違ってると訴えて喫茶店を出る
資源科学研究所
曽根:
美しいものが不幸になるのがイヤになった
人間よりカジカのほうが性に合ってるらしい
*
カラコロム山脈登山について取材を受ける
まだ150万円が足りないと梶に相談
克平:
ヒマラヤに行くなら辞表を出すつもり
僕は山に登るために生まれてきた
梶:
その金は都合しよう
君たちがうまくいなかったことに責任を感じている
八千代を選ぶか金を選ぶか
梶:
お金を頂きます
僕には八千代より愛している女がいる
慰労会で飲む仲間たち
克平が遅れて来て、杏子をデートに誘う
梶:
八千代とはハッキリ別れることにしました
あの女はボクと一緒にいたら不幸だ
八千代:不幸にしないと誓ってくれたら悪魔にでもなれます
(なかなか重い性格だな・・・/汗
*
梶と夕食をとる杏子
梶:
恋愛には取引がある
君のほうが損を受けることになりそうだ
君が本当に好きならそのほうがよかろう
八千代を見かけて追う
八千代:友だちの妹の結婚式に呼ばれた
2人が一緒にいるのを見る杏子
八千代が梶の娘と知って驚く
梶:知ってたよ、克平くんのことは
約束通り新橋に来る杏子
杏子:
私、ご一緒に参れません
私は60歳の老人の純粋な夢なんです
強くならなければ
負けるかもしれません
もし決心がつけば羽田に参ります
大勢が♪蛍の光 を歌って見送る
曽根が梶にカジカがいたら釣って欲しいと頼む
曽根:進化論の重大な問題です
梶から祝電が届く
タクシーで慌てて来て、飛行機を見送る杏子
梶:曽根が九州に引っ込んで、お前にもよろしくとのことだった
八千代:東京に残って私なりにやってみます
梶のつぶやき:やがて完成された人間として彼らは明日またやって来るだろう