メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

topics~10月1日から郵便料金が変わります ほか

2024-08-28 13:19:12 | 日記
10月1日から郵便料金が変わります






またハガキと封筒の切手代が上がる
メールの代わりにLINEが使われるようになったりして
手書きのやりとりが廃れていくのも時代の変遷か


ガス検針票のペーパーレス化@東京ガス
“2024年10月末で毎月の紙の検針票をペーパーレス化します
払込書も終了し、11月以降にご利用の場合は有料となる”

Webで「myTOKYOGAS」を検索
ハガキなし→新規登録→ガス契約あり→既に会員登録済です
パスワードをお忘れの場合は、再設定することができます。
→パス再設定


新札発行は2024年7月から
ATMから新しいデザインの1万円札が出てきて、初めて見た
赤字が大きくて、おもちゃみたいだな









ニンテンドーミュージアム 10月2日オープン
創業時はかるたとか作ってたのか/驚









ジャパン・オープン・テニス





10/12(土)~10/20(日)
大阪・モリタテニスセンター靱
有明とかじゃないんだな
大坂なおみちゃんの画像を思いきり使ってるけど
ほんとに来るのかなあ?




その他

「誠品生活@日本橋」
長野の友だちがLINEで教えてくれた





がんが消える!難病も治療できる!代替医療の可能性とアーユルヴェーダ




草彅剛さん主演ドラマ『僕が歩く道』、『ドラゴン桜』

西脇さん著書
『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』
『繊細な人をラクにする「悩み時間」の減らし方 医者が教えるHSP対策』

ハタイクリニック


米米Club、Pink、爆風スランプ、バービーボーイズ、アン・ルイス、RCサクセション/POP HILL '86
この映像、リアタイで観た記憶があって懐かしい!
長野の田舎で育った私は、野外ライヴなど観たことがなく、フェスも知らなかった時代
こんなスゴイバンドがあるんだってショックを受けた日

爆風スランプ - 武道館ライブ'85 - BAKUFU SLUMP
日本のバンドに興味を持ち始めたのは、さらにもっと後で
この爆風のライヴビデオは、これまで観た中でベスト10に入る


サンちゃんねる【爆風スランプ】デビュー40周年!新曲リリースにツアー開催だ!
爆風は40周年なのかあ!
元気に活動しているのは嬉しい限り








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ジュニア・ベスト・ノベルズ 11 天使の洞くつの秘密 ジェフリー・ハウスホールド/作 岩崎書店

2024-08-28 12:40:59 | 
1973年初版 1975年 第2刷 前田三恵子/訳 山本耀也/画

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します


ジュール・ヴェルヌの冒険小説を夢中で読んだことを思い出す
実話を基に書いたというのが一番驚いた!

宇宙に進出した現代でも、いまだ海のほとんどが未開のままというから
ネッシーみたいな恐竜がいてもおかしくないかも?!
数メートルもの巨大イカとかもいるしね

入り組んだ地形や、恐竜との格闘で状況がよく分からない場面も
真に迫ったイラストが説明してくれるのがありがたい


【内容抜粋メモ】

■まえがき
スペインは1588年、無敵艦隊がイギリスへ向かう途中で沈没するまで
世界の7つの海で勢力をふるっていた
異教崇拝が残り、迷信も根強かった


登場人物
ディック
ハル 兄
パカ 料理女
パブロ
ローラ 伯爵令嬢
マリキタ夫人 ローラの母 スペイン大公の未亡人
オラサバル船長
ホアン神父
エチェガライ 船大工



●1 海底から出た頭蓋骨
ディックの父母は2年前に亡くなり、スペインで兄ハルと住んでいる

経験豊かなパブロはディックに海の知識をたくさん教え込んだ
2人の乗った船の錨が頭蓋骨に引っかかる

ビラドンガ村から疎まれている「天使の洞窟」の近くだった
洞窟内には古い聖アンドルーの像がある









ディックは1人で探検してみようと決心する
伯爵令嬢ローラにも煽られて、今晩行くと言い切る








●2 真夜中に「天使の洞くつ」へ
ディックは皮袋に水を入れ、チョリソ(ソーセージ)を持って出かける
その夜は1年に2度ある一番の高潮の時期だった








近くで金切り声を聞き、海は薄気味悪い影で大きく波打つ
ローラはディックが心配になり、パブロのボートで来たが
やはり大きい船が通った気がしたと話す

ローラは午後にまた会おうと約束してボートをこぐ
ディックは謎の高波に襲われて底なしの海に放り出される







●3 ディックをさがそう
同じ時、蒸気船サン・ホセ号が行方不明になり
漁船団の1つでオラサバル船長が乗るエレギーナ号が探しに出て
パブロは水先案内人となる

ローラはディックが海に落ちたのを目撃して
パブロに助けを求めて、エレギーナ号で駆けつけるが見つからない







バスク人の船大工で有名なエチェガライなら
この謎を解いてくれるのではないかと思い
船では3日かかるため、水上飛行機で会いに行く


●4 エチェガライと会う
エチェガライに事情を話すと、これまでも不思議な沈没事件が4件起きたことがあり
どれも3月か9月の最高の大潮だったと分かる
「天使の洞くつ」と関連性があるかどうか調べるために、再び水上飛行機に乗って村に戻る









●5 たすかったディックは・・・
ディックは生き延び、洞くつの中でひっくり返ったボートの上に乗り
懐中電灯で照らしながら出口を探す








辺りは魚の腐ったような悪臭が漂い、上げ潮が最高潮になるのを待ち
錨を引っ掛けてせりたった大岩をのぼる








外の世界に居場所を知らせるためにシャツを放って木の枝に引っ掛けたが
海岸から離れた平原のはずれで、誰も住んでいない場所


●6「聖アンドルーの伝記」
エチェガライは崖に沿ってディックを探していると、ローラに出会う
ローラはディックのシャツを見つけ、しょんぼり座っているディックを見つける

エチェガライはディックの体をこすって体温を温め
ローラにハルらを呼びに行かせる







料理女パカの秘伝薬の効果もあって、数日後には元の生活に戻るディック
ディックは16世紀の印刷の『聖アンドルーの伝記』を見つけて夢中で読む

2ページのりづけされているのに気づき、はぐと1557年に書かれた
カシの木の森の中の洞くつについての伝記の中にフジギな生物の記載があった








●7『生けにえ桟橋』
大勢が獣欲のえじきとなって死んだとあり
魔女扱いされたウリエタは洞くつで大蛇のようなものを拝んでいたと推測する







エチェガライ:
『生けにえ桟橋』として残る場所で牛や羊を生贄にしていたが
食い尽くされて、代わりに若い女を捧げた

海神のペットである野獣を殺すわけにもいかず、洞くつ内に閉じこめた
野獣は魚を食べて生き永らえ、その1頭が今も残っていて
仲間を見つけたいという本能的な気持ちから外に出たのかもしれない

アラルテ船長はその体の一部を吊り上げた
長いたくましい首と小さい頭の持ち主だった

エチェガライは“オレンジが欲しい”と手紙に書いて出す


●8 探検の準備
獣狩りに行くのはエチェガライ、パブロ、ディック
オラサバル船長はエレギーナ号に乗って沖で待ち
ハルとホアン神父はボートと通信するため陸で待つことにする

エチェガライが注文したオレンジとは、トリニトロトルエンという爆薬の球で
投げればダイナマイトのような爆発が起きる

パカはエチェガライの跡継ぎはいるのか尋ね
養子をとってでも跡継ぎを持つべきだと忠告する


●9 いよいよ洞くつの中へ
奥に入ると、ゼリー状の泥で覆われた土手があり
無数の魚がむしゃぶりついている異様な光景を見る
藻の一種で、それを食う魚を獣が食べていると思われる

パブロとエチェガライは巨大な骨の上を歩いて転ぶ
突然、大波がうねってやって来て、電線が切れる


●10 野獣が現れた
聞いたことのない音がして、ヘッドライトを当てると2つの目と
その間に緑色の円盤が映り、3人におどりかかろうと構えている

エチェガライは爆弾を投げて、ディックを守り、腕と肩がひきちぎられる大怪我を負う










野獣も血を流して海中に逃げ、今度はハルと神父を狙う
ハルは谷底に落ちた際、ろっ骨を折ってしまう

意識不明のエチェガライと大怪我のパブロを牛車の干し草の上に寝かせ
ディックはオラサバル船長に知らせに走る










●11 ローラがあぶない!
オラサバル船長は波の上に転々とする獣の血痕を追う
3mもあるしっぽが現れ、生けにえ桟橋でローラが泳いでいるのが見える








小さな頭をもたげた獣と目が合っても、ローラは逃げずに
その目に苦痛と憐れみを感じる









●12 野獣の最後
船から爆弾を投げれば、ローラも大怪我してしまう
ディックは海に飛び込み、ローラのもとまで泳ぎ
抱きかかえて、野獣の胴体を飛び越えて、船の影まで泳ぐ









2人が安全な場所に行ったのを見たオラサバル船長は
野獣めがけて爆弾を投げて命中、野獣の頭はもげて、胴体は海に沈む

2人を引き上げ、ローラの屋敷で寝かせる
パカは完璧な看護師となって世話をする

医者が呼ばれて、エチェガライの腕を片方切り落とさないと危ないと診断するが
エチェガライは断固として断ったため、腕を残し、体につなぐ手術をして
一命をとりとめる

エチェガライ:
ディック、わしの跡取りになってほしい
イギリスのヨット建造技術を学ばせるつもりだ







2週間後、みんなは揃って、野獣を倒したことを祝うパーティーで盛り上がる
パブロ:ディックはローラと結婚して、伯爵になることを祈る!
ローラ:私はディックと結婚するわ


●13 むすび
“私”は生涯の夢の1つで、小型帆船をエチェガライに造ってもらいに行くと
エチェガライは野獣の話をして、海軍省の奴らから気ちがい呼ばわりされたと愚痴る

後にそれが蛇頚竜という恐竜に近く
目の間にあったのは松果体だと聞く

私がその話を小説に書いてもいいか聞くと快く許可してくれて
書いたのがこの物語



あとがき

ジェフリー・ハウスホールド
イギリスの小説家
ルーマニア銀行で働くも、向かないと見切り作家になる決心をした
スペインを愛し、英語と同じくらいスペイン語を話し
歴史や風土を研究して物語を書いた

1933年 筆を一時諦めてセールスマンとして旅行し
ロンドンに住んだのをきっかけに作家に戻る

『ビスコ・ガバルの救済』
『浮浪人』
『アラベスク』
『高地』
『ラフ・シュート』
『殺しのとき』
『仲間の乗客』
『インディのとらわれ人』


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