メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

1997 WIMBLEDON

2004-02-24 23:20:23 | テニス
雨、雨、雨の今年のウィンブルドン
'84以来ミドルサンデーも返上して、ギリギリ全スケジュールをこなしたって感じ。

1回戦のゲームを延々4日目くらいまで流してたもんね
だからかな、女子はヒンギス、男子はサンプラス、
フタを開けてみたら、それぞれNO.1が優勝してたっていう印象の少ない大会になった。

 


中でも今季最大の話題は、芝コートの王者ボリス・ベッカーと、シュティッヒが今大会限りで引退するってニュース。
ボリスは他の3セットゲームのツアーには顔を出す予定らしいけど、
昨年のエドベリといい、テニスの顔はってたヒーローたちが
次々と消えていってしまうのはなんとも寂しい。



新旧交代の象徴ともなったのが、ヒンギス×アンナ・クルニコワの16歳対決



ロシア出身のクルニコワは、長い金髪をひとつに編んで、長い手脚で自在に相手を走らせるオールラウンドプレイヤー。
でも、結局ヒンギスのストレート勝ち。



オレンジと黄緑色のラインの入ったおニューのウェアで、
かなりプックラ太ったヒンギスは16歳とは思えない貫禄十分。

故障で欠場したグラフと、3回戦で惜しくも敗れたセレスをおいて、このパワーはとどまることを知らない。


アメリカの放送席で馴染みの顔となったマッケンローと、クリス・エバート・ロイド。
コナーズ、マック→レンドル→エドベリ、ベッカー→サンプラスときた男子、
エバート、ナブラチロワ→グラフ、セレス→ヒンギスときた女子。

解説の内山まさるさんは
「今は目に見えていないだけで、次世代のヒーローは必ず、どこかにいる」

しかし、テニス界の世代交代は、めまぐるしくって、時の流れが早いものだなあ。


今年も決勝戦で涙を呑んだヤナ・ノボトナ。
'92ではケント公夫人に肩を借りてないたけど、今年はヒンギスと談笑する優勝セレモニー。
今年28歳。また来年戻ってくることは可能かしら?

ほとんど実質決勝戦だったサンプラス×ベッカー戦も観たかったな。

「ピートに敗れて決心がついた」

と深々とおじぎをしたというボリスの記者会見の様子も。


詳しい戦況は新聞の切り抜き参照。
せっかくBSで1回戦からじっくり観れると思ってたけど、
結果は新聞の情報のほうが早かったという今年の状況でした。

(こないだもフシギに思ったけど、BSってどこで観てたんだろう???
 今、実家はBS入ってるけど、そんなに早かったとは思えないし、謎。



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