つきさす光を
さえぎる影をください
あなたの唇に身を寄せて
髪の香りは
草原を駆け抜ける風
私は野生の馬
草むらを分けて走ってゆく
あなたは昨夜のパーティのことも聞かない
ただ、楽しかった?って言っただけ
背中を見つめる視線が痛む
今朝遅く戻るまで
ベルも鳴らなかった
その優しい手の温もりなしには
夜も眠れないというのに
愛が乾いていくのを怖れて
私は時々闇夜を徘徊する
ワインボトルと
見知らぬ友人を連れて
イタズラに肩を張る日々
つむじ風にしがみついてる気分
伝えるべき言葉も見つからないまま
TVの主人公に代弁者を探している
ダークグレーの雲が
重く垂れる夕暮れは
甘ったるいクリームシチューの香り
伝える詩を持たぬ詩人は
花粉を持たない花弁
安定と刺激を
同時に求める愚か者
1996夏ごろ作(もちろん妄想の世界なりw
さえぎる影をください
あなたの唇に身を寄せて
髪の香りは
草原を駆け抜ける風
私は野生の馬
草むらを分けて走ってゆく
あなたは昨夜のパーティのことも聞かない
ただ、楽しかった?って言っただけ
背中を見つめる視線が痛む
今朝遅く戻るまで
ベルも鳴らなかった
その優しい手の温もりなしには
夜も眠れないというのに
愛が乾いていくのを怖れて
私は時々闇夜を徘徊する
ワインボトルと
見知らぬ友人を連れて
イタズラに肩を張る日々
つむじ風にしがみついてる気分
伝えるべき言葉も見つからないまま
TVの主人公に代弁者を探している
ダークグレーの雲が
重く垂れる夕暮れは
甘ったるいクリームシチューの香り
伝える詩を持たぬ詩人は
花粉を持たない花弁
安定と刺激を
同時に求める愚か者
1996夏ごろ作(もちろん妄想の世界なりw