1965年初版 1989年 第20刷 塩谷太郎/訳
ブックデザイン・カバーイラスト/依光隆 挿画/野々口重
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください


少女・世界推理名作選集はキーンとサットンの作品が多く
少女探偵ナンシーシリーズも初めて読む私は
子ども向けと想像してたら
ものすごい行動力とタフなスーパーガール!
怪しい人物が次々現れて
新しい事件も次々起きて
互いに絡み合っているのかも分からず
どう伏線を回収するのかとハラハラドキドキ
夏休みの数日の出来事とは思えない冒険
ほかの巻も全部読みたくなった
【内容抜粋メモ】
登場人物
ナンシー・ドール 探偵好きな少女
ベス・マービン ナンシーの友だち
ジョージ・フェイン ベスのいとこ
ドルー弁護士 ナンシーの父
オーエン夫人
チャールズ・オーエン
モース 多額を持ち歩く謎の老婦人
ミッツア モースの金を狙う青年
●開園式

ナンシーはベス、ジョージといっしょにハリスン公園の開園式に向かう
途中ではぐれたブルテリアがついてきて離れない(イラストは犬種が違うのでは?
3人はトーゴと名付けるが、とんだイタズラ者であちこちで迷惑をかける

オーエン夫人がスピーチをする予定だが
トーゴがバッグを盗んで池に落としてしまう
原稿の草稿がなければ話せないと困るオーエン夫人
ナンシーは園丁を呼び、ボートで池の中のバッグを取り戻す
ヒーターで原稿を乾かす時、「レクシー、帰宅されたし 万事ゆるす アリス」という
広告の切り抜きを見てフシギに思う

●ささやく少女
オーエン夫人は演壇に立ち、つかえたところは後ろに隠れたナンシーが助ける
スピーチは大成功でとても感謝される

ナンシーの姿が昔見た彫像に似ていると話す
シークリフという町のコンガー邸にある
●謎の老婦人
夏の休暇にナンシーらは父のドルー弁護士に海の避暑地に連れていってもらう
そこは偶然にもシークリフ
父の顧客の名前がチャールズ・オーエンという名前で
オーエン夫人と親戚ではないかと思う
汽車の中にまでトーゴがついてきて
老婦人に突進し、ケープが落ちた時、札束をたくさん隠しているのに気づく
向かいに座る青年もそれを見て、親し気に話しかける様子を見て
老婦人の金を盗むつもりだと疑うナンシー
老婦人はモース、青年はミッツアという名前と分かる
ナンシーはモースに警告するが突っぱねられる

●モース夫人のゆくえ
ナンシーらは海のそばのホテルに滞在
モース夫人を知る者がいないか聞いて回るが誰も知らない
モース夫人のスーツケースが間違えてホテルに届いて困惑する

リューマチで温泉に療養に来たトリクスラー氏を送り迎えする代わりに
その間は自由に車を貸してもらえることになったナンシー
●ミッツアの悪だくみ
ミッツアを町で見かけて、隠れて話を聞くと
仲間に協力させてモース夫人の金を盗む計画をしている
レストランを1万ドルで買おうともちかけ
ミッツアと半分ずつ金を出し合うという流れ
●ジャック

ボートで遊んでいると、足がつって溺れているジャックを助けて親しくなる
家に招待されて、コンガー邸について聞く
元は金持ちだったが、娘が悪い男にひっかかり駆け落ち
夫の巻き添えで逮捕され、釈放してもらった際に大金を使った
コンガー氏が亡くなり、家は荒れ果てて海に沈みそうだが
娘に遺して、彼女は行方不明なためそのままになっている
3つの像はたしかにナンシーにそっくり

●請負師
この屋敷を買いたいという外国人が来て、ナンシーが主だと思い込む
彼のサルが逃げ出して、屋敷に入る
いくら呼んでも出てこないため、諦めて去る
ナンシーはピーナッツで空腹のサルをおびき出してつかまえ請負師に返す
●キャンプ場の女
トリクスラー氏がキャンプ場にモース夫人がいるという情報をくれて
早速行くと、同名の別人
子どもがモース夫人のスーツケースのカギをいじって
中身が出ると、メイクや若い女の服が詰まっていてフシギに思う
●オーエン氏
オーエン氏はワームロースと共同で仕事を始めたが
倉庫に泥棒が入り、その後、ワームロースは新しい会社を作ったことから
泥棒は彼の仕業ではないかという相談
重要な書類が盗まれたことに気づき、ナンシーは父の部屋にボタンを見つけ
奥の部屋に逃げ込む男の姿を見かける
女中の服を買って変装し、ベッドメイクに入ると
ボタンの取れた服と、父の書類を引き出しから見つける
父に言うと、男はシラを切る

●飛行機事故
オーエン氏は命を狙われているかもしれないから
ナンシーが見守ってあげると提案し、父は早速電報を出す
ジャックらと釣りに出ると、飛行機が不時着して操縦士は睡眠薬を盛られて意識不明
老人は彼をかついで、ジャックの投げた救命具につかまりなんとか助かる
老人がオーエン氏だと分かる

●アルビン氏の話
キャンプ場でミッツアを見かけ、モースからの手紙を持っている
トーゴがじゃれついて手紙を破いてしまう
見ると「今夜、5000ドルを持参します」とある
アルビンという老人からコンガー邸について聞く
フレッド・コンガーはアルビンの親友
船の模型を作るのが好きで精巧な模型が屋敷にあるのに
朽ち果てるままになっているのが残念でならないと嘆く
フレッドは娘バーニスを愛していたため
バーニスのふりをして数年ハガキを出したら
娘に全財産を遺して亡くなった
バーニスが戻らないと屋敷は誰も手がつけられない

●オーエン氏の秘密

心臓が悪く、興奮すると昏睡状態におちいるのを知らず
ナンシーはオーエン夫人は親戚かと聞く
オーエン氏の妻は昔に死んだ
ボルネオに行っている間、病気だったのに気づかず
帰宅したら、別の家族が住み、妻の埋葬場所も分からない
妻の名前がアリスで、オーエン氏のあだながレクシーだと分かり、早速、電報を打つ
興奮したため、また昏睡状態になり、責任を感じるナンシー
なぐさめるために、ジャックはまたコンガー邸に連れて行くと
明かりが信号のように光るのを見る
アリスは本当に妻で、2人は感動の再会を果たす
●彫像のささやき
またコンガー邸に行くと、モース夫人とミッツアが来る
ミッツアに泥棒をやめさせようと、ナンシーは彫像の後ろから
「てをひけ」とささやくと、ミッツアは金を置いて逃げ、警官に追われる

ミッツアの落とした札束を拾うとニセ札
ミッツアは警官をまいて屋敷に入る
ナンシーはモース夫人にミッツアのニセ札を見せて、また警告するが
なにかワケがあるらしく信じない
警官に包囲されていると気づいて、ナンシーは縛られて監禁される

●モース夫人とミッツア
モース夫人の本名はバーニス・コンガー コンガー邸の娘
そして、ミッツアは駆け落ち相手との息子だと明かす
あまりのショックにミッツアは屋敷を放心のまま出る
ナンシーは縄を自分でほどき、嵐で傾く屋敷にモース夫人と閉じ込められる



外で待っていたベスとジョージは、ドルー弁護士に事情を話し
コンガー邸に戻ると、屋敷はもう海に流されている
沿岸警備隊を呼び、ロープで救命胴着を渡すと
先にモース夫人が来る
その次に、アルビン氏の言っていた船の模型を抱えてナンシーも来る!

モース夫人はひどい風邪をひいて、亡くなった
ささやく少女の像はホテルの敷地に置かれ
除幕式にナンシーがカーテンを引いて、みんなを驚かせる
■解説
これは「ナンシー・ドルー・ミステリー・シリーズ」と呼ばれる
ほかにもキーンはダナ姉妹の推理作品が親しまれている
今日、アメリカで偉大と言われる人物はたいてい推理小説の読者である
ヴァン・ダインは推理小説をクロスワードパズルと比較して
共通要素があり、それが読者をひきつけると言っている


ブックデザイン・カバーイラスト/依光隆 挿画/野々口重
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください


少女・世界推理名作選集はキーンとサットンの作品が多く
少女探偵ナンシーシリーズも初めて読む私は
子ども向けと想像してたら
ものすごい行動力とタフなスーパーガール!
怪しい人物が次々現れて
新しい事件も次々起きて
互いに絡み合っているのかも分からず
どう伏線を回収するのかとハラハラドキドキ
夏休みの数日の出来事とは思えない冒険
ほかの巻も全部読みたくなった
【内容抜粋メモ】
登場人物
ナンシー・ドール 探偵好きな少女
ベス・マービン ナンシーの友だち
ジョージ・フェイン ベスのいとこ
ドルー弁護士 ナンシーの父
オーエン夫人
チャールズ・オーエン
モース 多額を持ち歩く謎の老婦人
ミッツア モースの金を狙う青年
●開園式

ナンシーはベス、ジョージといっしょにハリスン公園の開園式に向かう
途中ではぐれたブルテリアがついてきて離れない(イラストは犬種が違うのでは?
3人はトーゴと名付けるが、とんだイタズラ者であちこちで迷惑をかける

オーエン夫人がスピーチをする予定だが
トーゴがバッグを盗んで池に落としてしまう
原稿の草稿がなければ話せないと困るオーエン夫人
ナンシーは園丁を呼び、ボートで池の中のバッグを取り戻す
ヒーターで原稿を乾かす時、「レクシー、帰宅されたし 万事ゆるす アリス」という
広告の切り抜きを見てフシギに思う

●ささやく少女
オーエン夫人は演壇に立ち、つかえたところは後ろに隠れたナンシーが助ける
スピーチは大成功でとても感謝される

ナンシーの姿が昔見た彫像に似ていると話す
シークリフという町のコンガー邸にある
●謎の老婦人
夏の休暇にナンシーらは父のドルー弁護士に海の避暑地に連れていってもらう
そこは偶然にもシークリフ
父の顧客の名前がチャールズ・オーエンという名前で
オーエン夫人と親戚ではないかと思う
汽車の中にまでトーゴがついてきて
老婦人に突進し、ケープが落ちた時、札束をたくさん隠しているのに気づく
向かいに座る青年もそれを見て、親し気に話しかける様子を見て
老婦人の金を盗むつもりだと疑うナンシー
老婦人はモース、青年はミッツアという名前と分かる
ナンシーはモースに警告するが突っぱねられる

●モース夫人のゆくえ
ナンシーらは海のそばのホテルに滞在
モース夫人を知る者がいないか聞いて回るが誰も知らない
モース夫人のスーツケースが間違えてホテルに届いて困惑する

リューマチで温泉に療養に来たトリクスラー氏を送り迎えする代わりに
その間は自由に車を貸してもらえることになったナンシー
●ミッツアの悪だくみ
ミッツアを町で見かけて、隠れて話を聞くと
仲間に協力させてモース夫人の金を盗む計画をしている
レストランを1万ドルで買おうともちかけ
ミッツアと半分ずつ金を出し合うという流れ
●ジャック

ボートで遊んでいると、足がつって溺れているジャックを助けて親しくなる
家に招待されて、コンガー邸について聞く
元は金持ちだったが、娘が悪い男にひっかかり駆け落ち
夫の巻き添えで逮捕され、釈放してもらった際に大金を使った
コンガー氏が亡くなり、家は荒れ果てて海に沈みそうだが
娘に遺して、彼女は行方不明なためそのままになっている
3つの像はたしかにナンシーにそっくり

●請負師
この屋敷を買いたいという外国人が来て、ナンシーが主だと思い込む
彼のサルが逃げ出して、屋敷に入る
いくら呼んでも出てこないため、諦めて去る
ナンシーはピーナッツで空腹のサルをおびき出してつかまえ請負師に返す
●キャンプ場の女
トリクスラー氏がキャンプ場にモース夫人がいるという情報をくれて
早速行くと、同名の別人
子どもがモース夫人のスーツケースのカギをいじって
中身が出ると、メイクや若い女の服が詰まっていてフシギに思う
●オーエン氏
オーエン氏はワームロースと共同で仕事を始めたが
倉庫に泥棒が入り、その後、ワームロースは新しい会社を作ったことから
泥棒は彼の仕業ではないかという相談
重要な書類が盗まれたことに気づき、ナンシーは父の部屋にボタンを見つけ
奥の部屋に逃げ込む男の姿を見かける
女中の服を買って変装し、ベッドメイクに入ると
ボタンの取れた服と、父の書類を引き出しから見つける
父に言うと、男はシラを切る

●飛行機事故
オーエン氏は命を狙われているかもしれないから
ナンシーが見守ってあげると提案し、父は早速電報を出す
ジャックらと釣りに出ると、飛行機が不時着して操縦士は睡眠薬を盛られて意識不明
老人は彼をかついで、ジャックの投げた救命具につかまりなんとか助かる
老人がオーエン氏だと分かる

●アルビン氏の話
キャンプ場でミッツアを見かけ、モースからの手紙を持っている
トーゴがじゃれついて手紙を破いてしまう
見ると「今夜、5000ドルを持参します」とある
アルビンという老人からコンガー邸について聞く
フレッド・コンガーはアルビンの親友
船の模型を作るのが好きで精巧な模型が屋敷にあるのに
朽ち果てるままになっているのが残念でならないと嘆く
フレッドは娘バーニスを愛していたため
バーニスのふりをして数年ハガキを出したら
娘に全財産を遺して亡くなった
バーニスが戻らないと屋敷は誰も手がつけられない

●オーエン氏の秘密

心臓が悪く、興奮すると昏睡状態におちいるのを知らず
ナンシーはオーエン夫人は親戚かと聞く
オーエン氏の妻は昔に死んだ
ボルネオに行っている間、病気だったのに気づかず
帰宅したら、別の家族が住み、妻の埋葬場所も分からない
妻の名前がアリスで、オーエン氏のあだながレクシーだと分かり、早速、電報を打つ
興奮したため、また昏睡状態になり、責任を感じるナンシー
なぐさめるために、ジャックはまたコンガー邸に連れて行くと
明かりが信号のように光るのを見る
アリスは本当に妻で、2人は感動の再会を果たす
●彫像のささやき
またコンガー邸に行くと、モース夫人とミッツアが来る
ミッツアに泥棒をやめさせようと、ナンシーは彫像の後ろから
「てをひけ」とささやくと、ミッツアは金を置いて逃げ、警官に追われる

ミッツアの落とした札束を拾うとニセ札
ミッツアは警官をまいて屋敷に入る
ナンシーはモース夫人にミッツアのニセ札を見せて、また警告するが
なにかワケがあるらしく信じない
警官に包囲されていると気づいて、ナンシーは縛られて監禁される

●モース夫人とミッツア
モース夫人の本名はバーニス・コンガー コンガー邸の娘
そして、ミッツアは駆け落ち相手との息子だと明かす
あまりのショックにミッツアは屋敷を放心のまま出る
ナンシーは縄を自分でほどき、嵐で傾く屋敷にモース夫人と閉じ込められる



外で待っていたベスとジョージは、ドルー弁護士に事情を話し
コンガー邸に戻ると、屋敷はもう海に流されている
沿岸警備隊を呼び、ロープで救命胴着を渡すと
先にモース夫人が来る
その次に、アルビン氏の言っていた船の模型を抱えてナンシーも来る!

モース夫人はひどい風邪をひいて、亡くなった
ささやく少女の像はホテルの敷地に置かれ
除幕式にナンシーがカーテンを引いて、みんなを驚かせる
■解説
これは「ナンシー・ドルー・ミステリー・シリーズ」と呼ばれる
ほかにもキーンはダナ姉妹の推理作品が親しまれている
今日、アメリカで偉大と言われる人物はたいてい推理小説の読者である
ヴァン・ダインは推理小説をクロスワードパズルと比較して
共通要素があり、それが読者をひきつけると言っている

