メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

topics~だし&栄養スープが美味しい ほか

2024-09-20 15:27:16 | 日記
●だし&栄養スープ




ニコプラでおすすめしていた「ボーンブロススープ」の1つを買ってみた
魚の香りが食欲をそそって、スープを飲むだけでタンパク質などが摂れるのは便利
みそ汁に入れたりしてもいいみたい


●東映オンデマンド14日間無料に登録




久我美子さんの映画が観たくて登録したけど
『仁義なき戦い』や『極道の妻たち』などの血生臭い任侠ものが多くて
観たい作品はあまりなさそう・・・


WHATAWON(ワタワン)
LINEオプチャメンバが話していたのでちょっと調べてみた
岸和田に出来た施設で、いろんな店が入ってるんだな


End of an era - Andy Murray's career ends at the Paris 2024 Olympics

The best of Andy Murray at the Olympics







アンディはパリオリンピックで引退した後、何をする予定なのかなあ?



その他
三人称ラジオで取り上げてて気になったもの

うどーなつ




福崎町の妖怪








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auからdocomoのahamoへ(9.13

2024-09-20 15:21:37 | 日記
機種変した際、半年後にauからUQモバイルのプランに替えるよう言われていたのでショップに行ってきた

ルーターが途切れがちで、知らないうちに5G/4Gに切り替わってしまい
いきなり「2GB使用しました」て通知が来て気づくから
UQモバイルの4GBのプランだと不安だと伝えたら
前回と同じスタッフさんが長々と計算してdocomoのahamoをすすめてくれて、それに決めた







au ライト2 5600~7244円/月
UQモバイル ライト 4GB 1690円/月
ahamo 20GB 2970円/月 税込み 3300円/月

事務手数料 3850円 初月のみ引き落とし

ahamoのアプリを入れて、「dポイントクラブ」に登録
SIMカードを入れ替えたりして全部やってくれるのはありがたい

ちなみに、なぜルーターのWi-Fi接続が途切れるのか聞いたけど
契約はしても、もの自体の使い方は詳しく知らないから
WiMAXの問い合わせセンターに電話して聞いてくれ、とのこと

・・・つながらないんだよな/汗

ブログの画像を1枚ずつアップするのもガマン比べくらい時間かかるからやる気なくす↓↓↓
→ahamoにかえたからか分からないけど、Wi-Fi通信の遅さは改善した



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映画『季節風の彼方に』(1958)

2024-09-20 13:41:09 | 映画
原作:佐藤鉄章 監督:関川秀雄

出演
那村文江:久我美子
那村勘介:小沢栄太郎 父
那村テル:沢村貞子 母
那村幸枝:春丘典子 妹
幸田先生:高倉健
森本先生:永井智雄
安城哲夫:木村功
校長:東野英治郎
畠山芳枝:中原ひとみ
ほか



東映オンデマンド対象作品

「久我美子さん出演作まとめ」に追加します


高倉健さんが久我美子さんと共演してたってビックリ/驚
上品な顔立ちの久我美子さんが「~だべ」てセリフを言いながら野良仕事をするのが違和感


【内容抜粋メモ】

吹雪の学校
大学に進学したいと担任の森本先生に相談するフミエ

幸田先生にテストで90点だったと褒められる
(建さん、若い!!

コウダ:君という生徒がいたことを忘れないだろうね








森本先生:
フミエが家の事情で進学が難しいのは残念だ
父は炭焼きで1か月に1万円の収入も難しい

妹ユキエ:
おとうが山から帰って、おかあが姉さんのこと話したら
急にばばあと怒鳴って叩いてる!

父は母を殴って、母が泣き叫ぶのを吹雪の外で待つ姉妹

母:
おとうも心の中はツライんだ
フミエが高校に入れる時も腕を火鉢で殴られた

ユキエ:おらは貧乏しておっかあのように泣くのはイヤだ!



フミエ:大学進学を諦めて働く
父:おとうの仕事を手伝え

雪深い山を2人で登る



旧暦の正月
父が酔っぱらって帰ってくる

父:
オレは炭焼きになるために生まれたんじゃない
フミエ、大学行け!

5万稼いだが、いろいろ引くと2万しか残らない

父:炭焼きやめて家畜工場行く
フミエ:おっとうは51になる そんな恐ろしい仕事をしたら死んでしまいたくなる

フミエは宿直のコウダに大学を諦めると報告する
コウダ:ここにも春が来る



コウダは突然学校を辞めて村を去った
入院料が払えてないのをふせて恋人を見舞う

恋人:
東北に来たのも私のためだったのに・・・
あなたにご迷惑ばかりかけて、私なんか早く死んでしまえばいい

中学校の助教師になったフミエ
自分で作った♪季節風の彼方に を生徒たちと歌う

日曜も学校に行くフミエ
病気で休んでいたヤスナリ先生がいる
有力者の息子だが自分の力だけで頑張っている

職員会議
ヤスナリは生徒のために図書室をつくりたいと提案
ヤスナリ:生徒は本を欲してます

コガ先生:この村の生徒の6割は山で働いている
校長:君はもう少し休んだほうがいい

生徒みんなで歌いながら炭を運ぶ
川原でひと休みして、どんな本が読みたいか聞くといろんな意見が飛び交う








校長:
子どもたちは立派な労働力 父兄から抗議が来ている
勝手な行動は禁止する!
東京の教育関係がへき地調査に来る

ヤスナリ:実際は改善しやしないんだ!

帰宅すると、コウダから手紙の返事がきている
今は神田にある出版社で働いている
夏休みに東北に旅をするから会えるのを楽しみにしている、とある

ヤスナリが川で待っている

ヤスナリ:父のもとを出たのもアカは置いておけないと言われたから

フミエは今後も協力すると約束する

ヤスナリ:ナムラ先生は恋愛したことはありますか?
フミエ:忘れられない人がいる 夏休みに来てくれる

ヤスナリ:
ボクはあなたを愛している
その人と幸せに暮らしてください

ヤスナリは夏休みになってまた倒れた

フミエは帰郷する 今年は夏の長雨で不作
ユキエ:おれは嫁に行く!

ヤスナリ先生が亡くなった
フミエは後任の先生が来るまでの間だと釘を刺される

生徒:卒業までいてほしい!



生徒の働いたお金で本が届いてみんな喜ぶ
その後も村の人々が持ち寄ったお金で70冊以上に増える

校長はフミエのつくった歌をアカの歌だと疑う

ヨシエが学校に来なくなって家を訪ねる
ヨシエの家族は戦後、樺太から引き上げて来て、炭焼きのその日暮らし
母:そんなに他人の子が心配なら飯を食わせてくれたらいい

東京の食堂で勤めているユキエからきた手紙を読む
卒業できるように校長に頼むと約束する
女生徒:私も東京で働いて家にお金を送りたい

校長:
君は生徒をかばいすぎる
生徒はパンパン(売春婦)みたいになってる
これは人身売買だ 詳しく調べてみなさい
わしには学校の名目が大事なんだ



就職講話

講師の役人:
中学を卒業して山の人になるのだから山を大事にしないといけない
人夫となって働けば55歳まで使ってもらえる

男子生徒・福島:
労働基準法に基づいてるか?
国有林を村に返すことはできないか
図書室の本で学んだ

校長は福島に激しくせっかんするのを他の教師は無視している
フミエが止めに入る








フミエは学校の秩序を乱したという理由で解雇されて帰郷する途中
牛をとさつ場に連れて行く行列にいる父を見つけてもの影に隠れる

そのまま汽車に乗って東京に来る
ヨシエが働く先を訪ねると食堂ではなく、いないと言われる

フミエ:ヨシエさんを返してもらいたい! いないというなら警察に行ってほしい
男に脅されて逃げる

フミエ:
卒業証書を送りたい
あなたがどんなことをさせられてるか聞かない
私の力ではどうしようもない

ヨシエ:
掃除や洗濯をしてるだけです
先生も学校で待っててください!

ヨシエは医師になるのが夢







コウダの出版社を訊ねると本郷の病院にいると言われる
恋人が亡くなり、運ばれていくところを見て声をかける

コウダ:
僕の生活はすべてあの人のために動いていた
そのマリが死んでしまって、どうしたらいいんだ!
マリは自殺したんだ

フミエ:
あの方は先生にそんなに愛されて幸せでしたわ
私、今夜あの方のお通夜をします 先生とご一緒に










「先生を愛していた」と手紙を残して帰郷すると
生徒が駆け寄ってきて、また担任になったと喜ぶ



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決断で拓く新時代~信長の野望~@ゲームゲノム(8/13放送

2024-09-19 16:39:15 | ゲーム
ゲームゲノム

『信長の野望』てハヤトさんが動画配信しているのは知ってるけど観たことないな
人殺しにロマンを感じるって男性が多いんじゃないかなあ








【内容抜粋メモ】

●群雄割拠の戦国時代を生きる武将を操り、天下統一を目指す歴史シミュレーションの金字塔
誕生から40年、16作に及ぶシリーズは、累計販売1000万本以上







醍醐味は「もしも・・・?」のストーリーを作りあげられること
プレイヤーの決断次第で史実とは異なる新たな戦国時代を体感できる



●今作を生み出したのは日本ゲーム界のレジェンド シブサワ・コウさん





シブサワ:
ゲームが好きのひと言に尽きる
1日中ずっとプレイしている

まずプレイヤーは日本全国の武将から1人を選択する
周囲の敵武将を攻め落として領土を拡大していく

最大の特徴は緻密に設計された政治のシミュレーション

例:常陸国 小田氏治 城は小田城のみ
南は北条家、東は佐竹家などがいる






外交で親善を選択 北条家と同盟を組む→60か月かかる
商人町から資金を得る

北条家は小田家の国境まで侵攻 兵力では勝ち目なし
→相手の傘下に下る苦渋の選択をする
→信用が6倍に上がった

那須家領内で一揆が発生し、北条家の援軍を得て侵攻

シブサワ:見事な采配ですね

烏山城を制圧することに成功



●ポルノグラフィティの新藤晴一さん





新藤さん:
信長はとらないです
長宗我部元親をとって、関東に大勢力で攻めていく
たまらないゲームですね

♪アポロ の作詞を手掛けた

新藤さん:
自分らしい斜めの着想だろうと思うし
『信長の野望』で培われてきた部分かもしれない








シブサワ:
もともと司馬遼太郎さんの『国泥り物語』とかの歴史小説が好きで
自分が参加できないかな
私なら本能寺に3万人の軍勢連れて、光秀を返り討ちにするとかゲームならできる

当時の戦国武将も戦いだけしてたわけではなく文献もたくさんある
信長がやっていたと思われることをリストアップして
ゲーム化したら面白いなと思って、ああいうコマンドにした



●横浜に本社がある
1台のパソコンからシブサワの物語が始まった








27歳の時、地元の足利で染料薬品問屋を立ち上げた
当時は倒産が相次いでいた

その時、パソコンに目をつける
クリーンコンピューターは268000円 新卒初任給は約11万円

妻・恵子さんはシブサワ30歳の誕生日にパソコンをプレゼントした
独学のプログラミングで計算ソフトを作成、注文が相次いだ










初めてつくったのは『川中島の合戦』(1981)!
1万本の大ヒット 売上は染料問屋の3倍







これを機にゲーム開発1本でいくことを決断
2年後『信長の野望』が誕生


シブサワ:
魔法の小箱的な とにかく楽しかった!
音楽用のカセットテープにプログラムを記憶させて(そんなこと出来るのか?!)通信販売した
ゲームシステムの中に自分の経験をくわえていった



●AI家臣
最新作では、家臣自らが考え、独自に行動するようになった/驚







「具申」
主君の助けになる策を自発的に提案してくれる
例:遠国登用、流言など



●開発プロデューサー 劉迪さん





劉迪:
正しいことばかり言ってくるので、家臣の言うことを聞いてれば天下統一できてしまう
シブサワから「面白くない」と言われた
どう決断して、切り抜けていくかが大事になってくる

新藤:
揺さぶられる
とんちんかんなことを言う奴もいるし
どこまで信じていいのか



▼菅谷政貞が佐竹家 太田城の焼き討ちを具申
府中城を手薄にして攻めるチャンスが出てくる
可能性は低い 一か八かの勝負


三浦大知:日々、具申されると思いますが 採用の基準は?

シブサワ:
どこにもない新しいアイデアかどうかがポイント
クリエイターの野望、私の野望でもある
ディスカッションしてよりゲームが楽しくなる

新藤:
自分のした決断は自分に戻って来る
全部の決断がうまくいくことはないけど
うまくいかなかったら、いかなかったで、決断をし直す
決断の連続が醍醐味

三浦大知:
僕たちもものづくりで決断して動き出さなければいけない
自分の人生を決断していく力を教えてくれる作品

シブサワ:
ゲームは自分が決断してインタラクティブに世界が変わっていく
それは人間の生き方にも非常に近いところがあって
やってみないと分からないことが多い
ゲームは人生の生き方のシミュレーションができるミッションを持ってる
人生を豊かにしてくれる







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アニメ『はたらく細胞』シーズン1(2018)

2024-09-19 16:27:42 | マンガ&アニメ
アマプラ解説:
人の細胞の数、およそ37兆個(新説)。
細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。
酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球……そこには、知られざる細胞たちのドラマがあった。
擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のテレビアニメ化!
誰もが共感できる、体内細胞擬人化ストーリー!


ヨガのインストラクターなつみさんオススメで無料の1話を観てみた
菌をアニメ化した『もやしもん』を思い出す


エピソード1 - 肺炎球菌
今日分の酸素を持ってきた赤血球
動脈の床が割れて肺炎球菌が入り
白血球が血まみれで助けてくれる

肺に行く赤血球は体内を迷って静脈弁で止められる
倉庫で生き残りの細菌を見つける
クモの巣みたいな莢膜を出して細菌は逃げる








白血球:
肺炎球菌が血管に周ると危ない
免疫力が低下中は要注意

頭のレセプターが反応している
樹状細胞に来ると血小板の子どもたちが通行止めしてて
可愛くて萌える

ヘルパーT細胞からニュースが流れる
キラーT細胞:肺炎球菌は赤血球がターゲットだ気をつけろ!

肺広っ!
毛細血管が無限に枝分かれしてる

肺胞
赤血球の運んでいた箱から肺炎球菌が現れる
白血球が壁を破って助けに来る

気道粘膜
肺炎球菌はカプセルに入れられて運ばれる
くしゃみロケットで打ち上げられる

白血球も赤血球も無限にいるから再会できるかは分からないw




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映画『風のある道』(1959)

2024-09-18 21:54:37 | 映画
監督:西河克己 原作:川端康成

出演
竹島恵子:北原三枝 長女
竹島直子:芦川 いづみ 次女
竹島千加子:清水まゆみ 三女

真山英夫:岡田真澄 ケイコの夫
矢田光介:小高雄二
小林甚吉:葉山良二 みどり学園教師
大川源三郎:深見泰三 シゲタの父
ほか


主題歌♪風のある道 和田弘とマヒナスターズ









【内容抜粋メモ】
ムード歌謡の主題歌が流れる

クルマで野良犬をひいて、病院に連れて行くと言う竹島直子
姉の恵子はウェディングドレスが届かずバタバタしている
新婚旅行は北海道

真山英夫:ヒューマニズムだな

ナオコは矢田光介と婚約中
母が倒れて介抱するコウスケとナオコ



両親はナオコの将来でケンカになる

ナオコ:
小学校の頃、父と母が大ゲンカした
ケイコはお父さんの子どもじゃないの?って言ってた



デパートでのいけばな展
コウスケは大きな作品を出品して取材を受ける







少年シゲタは好きな蝶が欲しくて作品を壊してしまう
先生の小林甚吉が謝り、丁寧に言って聞かせる
小林:この子は知恵が遅れているんです

ナオコは子どもをかばう
小林はたくさんの生徒に慕われている



花火大会

コウスケ:
母は完全に再起不能です
僕は才能の限界を知ってます
母はボクよりあなたの才能を買って、後継者になることを望んでいる

チカコ:コウスケが花火大会で手を握ってきた

父が酔って帰る
母はまた父を責める



東京タワーが見えるマンションに住んでいるケイコとヒデオ

ナオコは犬を連れてみどり学園の小林を訪ねて、シゲタに犬をもらってもらう

小林:
近藤先生は父の友人だった
僕は子どもたちを特別扱いしたくない
子どもの世話を焼くより、自分でやることを教える

シゲタは言語障害
劇で演る役がなくて困っている

ナオコ:お地蔵さんはどうでしょう?
小林:劇の筋を考えてほしい







帰宅すると父母がコウスケのことでケンカしている
母はコウスケがお気に入りだが、父は嫌っている

母はナオコと旅行に行きたいと誘う
ナオコ:お母さまも息抜きしたほうがいいわね

湖畔?でコウスケについて聞く母
ナオコは縁談について迷っている

こんな所までコウスケが来る
チカコから電話があり、小林から速達があったと伝える







ナオコは酔って、コウスケは速いダンスをして具合が悪くなり、部屋に連れ込む



帰宅するとケイコも帰っている
チカコが小林と会ったことに嫉妬する
母は小林からの手紙を見て心配する

小林はロードショーの切符を持っていたがチカコに譲った

小林は竹島の両親と会って話し、コウスケも来る
チカコはオシャレして小林の横に座る

コウスケはアメリカの視察にナオコも連れて行きたいから
婚約発表したいと話すと小林は気が引けて帰る



母もみどり学園に来る
シゲタの父・大川源三郎(学園の後援者)が来て
地蔵役に不満を言って連れて行く

母はポケットの鎖について聞くと父の形見
父は人類学者 母が倒れて、父も栄養失調だった

ケイコはヒデオが暴君だと泣いている

ケイコ:
仕事でもないのに家に帰ってこない
きっとキャバレーかバーの人なんだわ

チカコ:ヒデオさんは二枚目ぶってて嫌い

母:結婚は半分以上が辛抱なのよ
ケイコ:私、帰る



コウスケは矢田会館のパーティーを開く
ケイコは妊娠した

コウスケ:
アメリカの日本ブームに乗っかるつもり
年に何回は君に発表会をしてもらおう

ナオコはみどり学園に寄るが小林は出かけている
妹婿はブラジル人
近藤先生:先日、お母さまが来た 本当に奇妙な巡り合わせだ

母が小林の父の墓参りをしている
小林の鎖はミヤコから父にあげたものだった
ミヤコ:一緒になれない運命だった



小林は近藤を見舞う
近藤:君も結婚したらどうかね

劇のお披露目
ナオコも見に来ている
シゲタは必死に自己紹介して、みんなが笑い、父が怒って子どもを連れて帰る
客:子どもより選挙のほうが大事だってよ

ナオコ:あなたならやり通せるわ
小林:ボクはいつもあなたに励まされてきた

ナオコ:私もあなたとお仕事をしたい
小林:あなたには矢田さんがいる
ナオコ:それは違う!



大川は近藤に文句を言いに来る
大川:小林を辞めさせるか、毎月の援助を打ち切るか
小林:都の補助だけでやっていけないものか

近藤:
ブラジルに行ってみる気はないか
妹婿も孤児の面倒をみている

ナオコ:アメリカ行きを断ってほしい

母:
コウスケさんとの婚約を解消することになる
小林さんが好きなのね
コウスケさんとなにかあったなら考えなきゃいけない
お母さんはそのために二十何年も苦しんできた



荷造りをしている小林
チカコが来て、学園の手伝いをしたいと申し出る
チカコ:ナオコは婚約発表してアメリカ行くわよ

矢田会館に大勢が集まる
小林:ボク、ブラジルに行きます 一緒に行ってくれませんか?
コウスケ:君はナオコさんを幸せにする自信があるのか?!

手をケガした小林に包帯を巻いて泣くチカコ
チカコ:私と結婚して! 一緒にブラジルに行く!
小林:近藤先生と子どもたちをよろしくお願いします

大恥かいたとミヤコに注意する仲人

両親は小林の父のことでまたケンカする
母:ケイコはあの人の子どもだと疑っている
父:ケイコは私の子どもだ!

母はケイコの家に来る

ケイコ:
ヒデオは浮気ばかりにしている
子どもが生まれたらいろいろ変わる



父:今からでもけして遅くはない

チカコ:真っすぐ行けば羽田(コウスケ)、左に曲がれば横浜(小林)
ナオコ:横浜行ってください

横浜港に着くと船は出た後だが、小林は待っていた

小林:
あなたが来ないと船に乗れなかった
僕と行ってくれるね?

母:これでいいんでしょうか
父:お互い死ぬまで恥をかいてなきゃならんね






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ジュニア・ベスト・ノベルズ 19 サミー南へ行く W・H・キャナウェイ/作 岩崎書店

2024-09-17 17:58:53 | 
1975年初版 中尾明/訳 山野辺進/画

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します


これまで読んだような少年が海賊に捕まって、人食い人種のいる無人島を冒険するような話かと思っていたら全然違った
突然始まった戦争により両親が殺され、孤児になったサミーが
叔母のいるダーバンまで旅する物語に惹きこまれて夢中で読んだ

乾いた土地をあてもなく彷徨う映画『シェルタリング・スカイ』を思い起こす
今作も映画化されたとあるから観てみたい


【内容抜粋メモ】

■まえがき
サミーの両親の命を奪ったのは、1956年のスエズ戦争

登場人物
サミュエル・ハートランド(サミー) 10歳
ジェーン叔母 ダーバンでダイカー・ホテルの経営をしている
門番の息子マフムード
バン・インホフ夫人
ブレダッピオ イタリア人二流記者
アブ・ルババ 巡礼の老人
ヘネカー 狩猟管理官
ウェインライト 密猟、その他脱獄、殺人もおかしている









●みなし児
戦争が始まり、イスラエル人がエジプト軍を攻撃した
両親がラジオニュースを聞いて言い争っている
母は息子サミーだけでもダーバンでダイカー・ホテルの経営をしているジェーン叔母に預けようと言う

サミーは外で空襲にあう
売店主人バスティ:イギリス人を殺したがってる奴がたくさんいる
小さなナイフをサミーに渡して店をたたむ








帰宅すると、爆撃を受けて、両親は亡くなっていた
巡査部長は門番の息子マフムードに頼む

マフムードは「イギリスの小ブタめ!」と罵ってサミーの腕をねじったため
ナイフで背中を傷つけて逃げる



イタリア軍大尉の運転するジープに乗っけてもらう
サミー:南へ行きますか?

大尉はカイロに向かい、サミーはフルガダ行きのバスに乗る
サミーが眠る間、ヒザを貸していた老婦人は息子を失ったため
サミーにここで一緒に暮らすよう言うがサミーは歩き続ける








●村の銅かじ屋
村の女が豆粥を食べさせてくれる

かじ屋の妻が行商人から生地を値切って買っているのを見ていると
サミーの叔母が財産家と知って、一緒に来るよう言う行商人

かじ屋の妻はサミーにナツメヤシを見に行こうと誘って
固い箱で耳を殴りつけたため、その場から逃げる(いきなりどうして?!



●カニと石
海に出て、サミーは爆撃機になり、カニを石で殴って飽きるまで殺す
(心に深い傷をもつ子どもは弱い小動物を痛めつけるって話をよく聞くな/汗







ベドウィン族のテントに近づくと、男2人が短剣をつかみ「殺すぞ」と脅す
サミーは海岸の砂を掘って、その中で眠る



●スイス領事の手紙
マフムードの父が報告に来ないため、警官が調査したところ
サミーはマフムードを傷つけて逃走したと聞いた
エジプトとイギリスは外交断絶状態で、エジプト国内のイギリス人は抑留されている
という旨の手紙がジェーン叔母のもとに届く



●チェーンと南京錠
行商のシリア人はサミーにロバを引かせて、道のヘビを殺していく
クエナに着いたら、ジェーン叔母に電報を打てば、謝礼がもらえると画策する

シリア人:今日はパンを焼こう
焼いた石が破裂して両目がつぶれ、ハエがたかってウジの群れで盛り上がる↓↓↓







シリア人はサミーの手を自分の手と南京錠でつなぐ
道中ヘビがシリア人の足を襲い、岩に頭をぶつけて死ぬ(狂ったのか?

南京錠を外して歩くサミーも熱に浮かされる



バン・インホフ夫人は夫マルシャンが死んでから悠長な旅をしている
この日もタクシーに乗って、夜明け前の遺跡を見ようとして
サミーが倒れているのを見つける



●2人の未亡人
ジェーン叔母はインホフ夫人から手紙をもらって飛行機に乗ってエジプトに向かう
10歳下で両親の愛情を1人占めしていた妹グレースのことを思い出す

インホフ夫人はサミーを医者に診せ、マラリアと診断されて看病した
手紙:サミーには母親になれる人間が必要です

ジェーン叔母がホテルに着くと、インホフ夫人はサミーと動物園に行き、行方不明になったと話す
インホフ夫人:サミーはダーバンへ行くという思いにとりつかれていました







2人の話を聞いていたイタリア人二流記者ブレダッピオは迷子探しに協力すると言い
ジェーン叔母とインホフ夫人は捜索費用を渡す

インホフ夫人はケニアにいる義弟トムを訪ねる予定








●鳥の王国
サミーはシリア人のロバが通りかかった気がして追いかけて道に迷った








●足の痛み
ブレダッピオはサミーを女学校で見かけた教師の話を聞く
ブレダッピオ:あの辺では大きな暴動が起きて、面倒な国です
ジェーン叔母:私は無期限にここにいられない
ブレダッピオ:私は自分で少年を捜しに行きます



●自転車の少年
サミーはシルーク族の村に着く
少年が釣りをしていてワニに追われて逃げたため
少年の自転車を盗んで乗るが転んでばかりいて諦める







巡礼の老人アブ・ルババに拾われて船に乗る
老人:コーランの“牝牛の章”に孤児たちを公正に扱え 兄弟だということを忘れるなとある








●船の旅
蒸気船につけられた三等のはしけに乗るサミー
周りは水と浮流植物ばかり

他のはしけに行くと、老婦人に頬をつねられて泣く
(別の小説でも子どもが泣くほどつねる老人の描写があったな/汗

アブ・ルババ:
死んだ少年も死んだカバと同じにおいになることを忘れるな
おまえは今、巡礼のような旅をしている
人間の一生は暗い夜道を旅するようなものだ

一行はジューバに着いた 昨夜、ブレダッピオが来ていた



●知恵の父
ブレダッピオはサミーに関する情報を集めていると
広告を見た男が「巡礼者と一緒にいた」と話す

アブ・ルババと話し、サミーを医者に診せてからダーバンに連れて行くつもりだと説明して納得させる
アブ・ルババ:神よ、どうか、憐れみと、ご慈悲を



●うそつき
ブレダッピオはサミーを友人の医師マリオに診せる
「痛くしない」と言ったのに、14回も注射され
4本も歯を抜かれたサミーは(!)すっかりブレダッピオを信用しなくなる
マリオ:あの子は安全と愛情を求めている あの子にウソを言うな

南行きの飛行機は向こう1か月満席で
その間、インホフ夫人に預けようと思いつく








●ハゲワシ
マリオのランド・ローバーを借りて走らせ、その間にサミーの旅について聞く
ブレダッピオは赤痢にかかり、何度もクルマを停めて腹痛と下痢に襲われる

ブレダッピオがウソつきだと思い、サミーはランド・ローバーをスパナで叩いて壊して
ビスケットと水筒を持って逃げる

ブレダッピオはサミーを探して道に迷い、フラフラになって倒れこむ
ハエがびっしりと顔につき、周りはハゲワシが飛び交う







狩猟管理官ヘネカーはハゲワシが飛び交うのを見て
密猟者ウェインライトかもしれないと思って調査する
ランド・ローバーから徒歩10分の所に倒れているブレダッピオを発見した



●よい人ときたない人
サミーはよい人ときたない人のリストをつくる
いい人であっても本当にサミーの面倒をみてくれる人はいなかった

夜は木に登って眠った
翌朝、巨大なサイに追いかけられて逃げる










●ケニアのバンガロー
インホフ夫人は、サミーのことに興味を失くしていた

ブレダッピオ:
サミーは十二指腸虫病で、住血吸虫にヤラれていて手当が必要です
巡礼者の中には少年たちを売り買いするものもいます

インホフ夫人:亡くなった夫の事業を受け継ぐためにアメリカに帰らなければならない








●密猟者
ヘネカーはサミーの捜索を地方長官と見習いシンプソン・パケナムに頼む
ヘネカーが探しているのは密猟者ウェインライトでサミーは彼と一緒にいる可能性がある
地方長官:今やこの仕事は公務だ



●サイに追われて
ウェインライトは素晴らしいサイを射止めて、サミーを保護して、キャンプで食事を与える
サイは角、心臓、肝臓を取り、肉は原住民に与える
ウェインライトも南へ行くと聞いて、ダーバンに行きたいと伝えるサミー








●ダイカー・ホテル
ジェーン叔母はインホフ夫人から手紙を受け取るが
ホテル業務をおいてウガンダに向かうことは不可能だと伝える



●神にわすれられた土地
ウェインライトは暴力を振るう父のもとを出て以来帰っていないと話すが
サミーの旅については一切聞こうとしないため、サミーは自ら冒険のすべてを語る

ウェインライトは抑留中に天然痘で亡くなった妻アイルズのことを思い出す
ウェインライトは10年間、ダイヤモンドの密輸をしてきた

サミーは世界中でニュースにされ、ウェインライトとともに
1000ポンドの賞金がついていた

ウェインライト:
サミーは自分でダーバンに行かなければならない
逃げ回り、囚われの身になり、ダーバンに引きずって行かれてはならない



●ヒョウの皮
ウェインライトはサミーに銃の使い方を教える

ウェインライト:
わしはいつも金を稼ぐために動物を撃った
楽しみで殺したことは一度もない
食事をする時、なにかが死ななければならない

サミーはヒョウに襲われる直前にショットガンを撃って殺す
ヒョウは4匹の子どもの母だった

ウェインライト:お前の身に起きたことと同じじゃないか?







ウェインライトはサミーにシンバ(ライオン)という名のサルをプレゼントする
サミーに賞金がついていることを明かし、飛行機でロレンソ・マルクスに行き
ダーバン行きの列車に乗るよう指示する

ウェインライト:
誰かに聞かれたら、伯父の農場で休暇を過ごして
伯父がヒョウを撃ったと言え
騒ぎがおさまったら手紙を書こう
休暇には戻ってこい

ウェインライトはウガンダ国境でシンプソンに捕まった







●深まるなぞ
ウェインライトは狩猟法違反の容疑でグロガに留置されるが
サミーについては一切話さず知らないと通した



●空の旅
サミーは旧式のアンサン機に乗り14時間、平地に降りて
ムクゼからダーバン行きに乗るよう言われる



●密猟者の手紙
ジェーン叔母はサミーが死んだと思い、ひと区切りつける
そもそも子どもはいたずらで、汚くて、やかましいから嫌いだった

ウェインライトから手紙が来て、サミーを送り届けたこと
約4万ポンドの金をサミーに遺したことが書かれていた



●列車の旅
車室には2人の客しかいない
老人から聞かれて、サミーは叔父の農場から来たと話す

老人:お前はサミーだ 新聞はお前の記事でいっぱいだ 捕まえたぞ!
サミーは逃げてタクシーに乗りダイカー・ホテルに向かう








●ゴール
ホテルに記者が群がり、サミーを見つけて、写真を撮り、殺到する

ジェーン叔母はずっとグレースを憎んでいたことに気づく
自分でなくグレースの息子サミーも憎んでいたため、本気で捜索しなかった

記者に囲まれてぐったり倒れているサミーをホテルに連れて来て
サミーを抱きしめると、愛情がわくのを感じる
サミー:記者たちを中に入れましょう




あとがき

W.H.キャナウェイ
1925年イギリス生まれ

コメント

映画『また逢う日まで』(1950)

2024-09-16 14:23:01 | 映画
監督:今井正

出演
田島三郎:岡田英次
田島英作:滝沢修 父 裁判長
田島二郎:河野秋武 兄
田島正子:風見章子 義姉 一郎の妻
小野螢子:久我美子
小野すが:杉村春子
ほか



「久我美子さん出演作まとめ」に追加します

久我美子さんの出演作でずっと観たかった作品
ガラス窓越しのキスシーンが有名
アマプラで初めてレンタルしてみた

久我美子さんは防空頭巾にもんぺ姿でも美しいなあ!

相手役の岡田英次さんは目鼻立ちがくっきりした二枚目俳優さん
学生役を大人の俳優が演じるのはやっぱり違和感ある
セリフや喋り方も独特

戦争色が色濃くて気が滅入る話
恋愛もので名作というと悲劇が多いんだよなあ・・・


【内容抜粋メモ】
片足が義肢で杖をついている男が通る

洋館
田島三郎に電報が届く
姉が訓練中、急に倒れたと知らせが入る
サブロウ:今日会えなかったら、僕たちはもう永久に ケイコ!



戦争が始まって8年目
空襲警報が鳴り、防空壕に逃げる大勢の人々
地下のこんな狭くて暗い中に満員状態って耐えられない・・・↓↓↓

サブロウはケイコをひと目見て惹かれる
一斉に出て行く中、ケイコを探すが見失う



兄で軍人の二郎が帰宅していて父と酒を飲み交わしている
裁判官の父は若い男が若い女を毒殺した事件を取り扱っている
長男・一郎はもう亡くなっている

ジロウ:こんな時に嫁をもらう奴の気がしれない

サブロウはまだ髪を伸ばしているのを注意される

父:
近頃、あいつは空気が抜けてる
徹底的に鍛えないと隊に入ってツライからな

兄は軍に入って変わってしまった

サブロウ:民族同士が殺し合うのがどうして正しいのか分からない
ジロウ:なぜ命が惜しいと言わない?! 敵は本土に迫ってるんだ!

クラシックレコードをかけようとして兄が殴る



友人の弾くピアノを聴きながら亡きカワベの詩を朗読するサブロウ

学生:
遺稿誌に載せよう
カワベの恋人はすがって泣いていた
どうせ死ぬならやりたいことして、食いたいもの食って死にたい



婦人会のママさんたちが汽車に向かって国旗を振る
こういうのも絶対参加しないと陰口たたかれるんだろうな/汗

踏切でケイコを見つけ、帰りの汽車の窓ガラスに顔が浮かぶ
サブロウ(僕は急がなければ 明日の命は短いかもしれない



出版社
子どもたちが戦争で負傷した兵を運ぶ真似事をして遊んでいる
それを見て笑うケイコ

3度も会ったことを覚えていたケイコ
生活のために戦争用のポスターを描いている

ベンチに座って、兄からもらったキャラメルをあげるとリンゴをくれる
やぶにらみのやり方を教えるケイコ
名前を教え合う







ケイコ:私、時々、ここにスケッチに来る お金のために

バスが来て満員なのに無理やり立ち乗りってインドみたい
また会う約束をする

義姉マサコはサブロウの枕を直してくれる
マサコ:今日も無事に終わりましたわ 明日もお守りくださいませ



翌日も出版社で会う
挿絵やポスターの絵を見せてもらう
めちゃくちゃだと批判

ケイコ:
注文通り 売れりゃいいのよ
生きるために絵を描いている
大変よ 生きるってことは
人間ってなんて厄介なんでしょうね
人間は食べてばっかり 着物も着なきゃならない
(手袋も靴も穴だらけと分かる
母さんも町工場で働いている
私、生きたいのよ!

(フィルムの乱れがすごいな/汗

朝から何軒も出版社を訪ねるケイコに付き合うサブロウ

社長:
全部使いものにならんね
戦車を描いて 敵が下敷きになってるところを描きなさい
もっと刺激的な色を使いなさい
前の勘定は月末になる

サブロウは抗議するがケイコが止める
ケイコの冷たい手をコートの中で温める

ケイコ:
私たち、いつまでこうしていられるのかしら
あんたも兵隊に行かなきゃならないのね
いつ行くの?

サブロウ:その時が来たら言うよ まだ6か月ある

サブロウとケイコの様子を見かけるジロウ

手袋が売ってて買ってあげるというと
ケイコ:すねかじりにはまだ早い

サブロウ:僕の肖像画を描け 代金は手袋
ケイコ:写真ある? 私、似顔絵描きじゃないもの

火曜日の14時に会おうと約束する

帰宅するとジロウがいて父に問い詰められる

父:
一度、中将閣下の家に行きなさい 火曜日がいい
今後のお前のためにもなる

(この家ではとくに食事に困っていないんだな

ジロウ:
恥ずかしくないか? 良心の問題だ エゴイスト! それでも日本人か!
オレにもしものことがあったら、兄の子どもと父と義姉の面倒をみなきゃいけない
本当ならきっぱり気持ちを断ち切るべきだ



火曜日 サブロウはケイコの家を訪ねる
ケイコ:留守番に入れてもらってるのよ

母の若い時の写真(杉村春子さん)を飾ってる
父は死んで8年経つ

近くで地下壕をつくる爆弾の音がする
赤ちゃんの頃の写真を持ってきたサブロウ

ケイコのアルバムも見る
母は下駄と鼻緒の行商をしていた

サブロウを描きながら話すケイコ

サブロウ:
君に会ってよかったのか悪かったのか分からない
僕は君を幸福にできない!
これ以上会わないほうが正しいのかもしれない

ケイコ:なにも考えないで 私をしっかりつかまえてて!
サブロウ:時間が惜しい 短い時間を楽しく送ろう

雪が降る窓越しにキスして別れる










友人が遺稿集を印刷している
学生:犬死にだけはしたくない 天皇陛下バンザイって言って死ぬんだ



夜中も荷物を乗せた貨車を走らせ
荷物が落ちて、積み直していたジロウは轢かれて重体となる

裁判長の父は今日の事件は今日中に決めると言って裁判を続ける
なんだか中国風な衣装を着ているな

サブロウが見舞いに行く

ジロウ:
ウチのことを頼む いいね しっかりするんだぞ
2人で昔よく釣りに行ったのを思い出す
良かったな、あの頃は
お前はオレと2人分幸福になってくれ!

ジロウは亡くなる



サブロウとケイコはボート遊びをしたり
林の中を追いかけあったり

空襲を「お客様」て呼んでる
街中に何か所も防空壕があるのか

急に爆風が吹いて、壁に逃げて、キスする
さっきまで歩いてたおじさんが死体になって担架で運ばれていく

サブロウ:
君はいつボクのものになるの?
僕が行くまでにきっと 今夜はボクたちの婚約の日だ



サブロウの肖像画を見つめる母
昨夜の配給を持ってくる近所の女性
母は涙を隠して仕事に出る

ケイコ:私、いつまでもメソメソする人キライ
母:女は一番最初が大事



友人と酒を飲むサブロウ
アイダは赤紙で兵隊に行ってしまった

友人:これがオレたちの最後の集まりになるかもしれん
むしゃくしゃしてる友人と取っ組み合う
(こんな時代に生まれなくて本当に感謝だなあ

サブロウはまたケイコの家に来る

サブロウ:
出発はあさってだ まだ今日と明日がある
僕たち今度会う時結婚しよう
僕は必ず生きて帰ってくる 待っててくれるね?
君がいれば、道具など何もいらない!

ケイコ:
私、1つだけ欲しいものがある
ステンレスのフライパン

サブロウ:
家庭を持っても本を読むのを止めちゃいけない
絵の勉強も

ケイコ:子どもは何人? 6人 多い?
サブロウ:男3人 女2人 ボクは平凡なサラリーマン

ケイコ:
2人の部屋を描きましょうよ
色を塗ってしまっておくわ

サブロウ:肖像画は帰るまで預ける もしダメだったら形見になる

キスシーンは窓越しだけじゃないんだな

サブロウ:
明日、10時に門の所で会おう
最後の1日を楽しく過ごそう
2人の記念に写真を写そう

ひどい雨の中、傘をさしてサブロウを送るケイコ



ケイコ:
出征するの 今日が最後なの 行かせて
もう会えないかもしれない

母:
行っておあげなさい 送る人が泣いたりしてちゃダメよ
あんたが幸せなら母さん何も言わない



ここで冒頭に戻る
祖父から「今夜発て」と電報が来る

マサコが倒れたというしらせも入って、医師は往診中
サブロウ(もう少し待っていてくれ

駅で待っているケイコ
ケイコ(なにかあったんじゃないかしら? もう1時間も過ぎている

マサコ:どうぞ、お出かけになって

また空襲警報が鳴り、爆弾が駅に直撃する

ケイコの家に来るサブロウ
夜なのに誰もいない

女性:ケイコさんが駅に行ったのは2時間も前だから心配することないわよ
とすがを元気づける

家に急ぐすがとすれ違うサブロウ
玄関にメモが入っている
「急に予定が変わった ひと目会いたし サブロウ」
母:会わなかったんだわ・・・

母が駅まで来る
汽車はもう発った後
春子さんのこの切羽詰まった顔、さすが

サブロウ:ボクは死ぬもんか


昭和20年 秋
ケイコ宛ての長い手紙を読むすが
サブロウも戦死したんだな 肖像画に花を添えるマサコ

母:私はもう帰るからね ここの部屋にいつまでも さよなら




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映画『きみがぼくを見つけた日』(2009)

2024-09-15 21:19:23 | 映画
原作:オードリー・ニッフェネガー
監督:ロベルト・シュヴェンケ

出演
クレア:レイチェル・マクアダムス
幼少時のクレア:ブルックリン・プルー
ヘンリー:エリック・バナ
リチャード:アーリス・ハワード  ヘンリーの父
ゴメス:ロン・リビングストン  ヘンリーとクレアの友人
ケンドリック博士:スティーヴン・トボロウスキー
ほか


スピリチュアルな映画で検索して観てみた



【内容抜粋メモ】

クリスマス
ヘンリーを乗せて歌いながら運転している母
衝突事故にあい、体が消えて時間を転々とするようになる

ヘンリー:
僕と同様、タイムトラベルしたんだ
僕は大人になった君だ
怖がらなくていい

クリスマスイヴ
図書館で全裸だったヘンリーは服を着る
知らない女性が声をかけてくる

クレア:
いつか会えると思ってた!
好きな店ボウタイで話しましょう








突然、全裸で時間を超える
近くで服を盗んで警察に捕まる

店でクレアに会う

クレア:
6歳の時、未来のあなたが会いに来た
ケンドリック博士がお酒でタイムトラベルしてるって言ってた
全部、日記に書いてある
最後に会ったのは18歳
あなたは私の親友 ずっと恋してきたの

ヘンリーは家にクレアを連れて来る
出会いについて話すクレア



草原で1人ピクニックをしている6歳のクレア
毛布を貸してもらい、タイムトラベラーだと明かす

ヘンリー:
また来るよ 何度も 服を貸してくれたら助かる
握手をしてる目の前から消える







ヘンリー:
消える時はしびれた感じがする
時代も場所も滞在時間もまちまち
途方に暮れて消えるのを待ってる
家族の死は変えられない

ルームメイトのチャリスとゴメスを紹介する
クレアの日記が気になってのぞく
これまで会った日が書いてある

ヘンリーが女性の服を着て、ゲイと言われてケンカしてるのをゴメスが見る
ゴメス:事情を教えろ
ヘンリー:タイムトラベラーなんだ クレアは傷つけない
ゴメスの前でも姿が消える

ゴメスはヘンリーと結婚するなとクレアに忠告する
クレア:やっと々時空で出会えたの



地下鉄で新聞を読んでいる歌手の母アネッタにファンだと伝える

ヘンリー:
恋人にあなたの声を聞かせたい
息子さんにとても愛されてますよ

バイオリニストの父を訪ねると酒におぼれて
ずっとオーケストラを欠席している

父:事故を防いだらどうだ
ヘンリー:間に合わないんだ

(父が自堕落になっているのは、妻子を失ったから?
 父は息子がタイムトラベラーと知っているのか


母の結婚指輪をクレアに渡す
ヘンリー:失うような存在は作らないと決心してたが結婚してくれる?

クレアの実家を訪ねて両親に会う
父は狩猟が趣味
義父:人生は狩りだ

結婚式に姿が消えたヘンリーは少し老けて窓から入ってくる
こういう太陽の下での式って開放的でいいね







ベッドでも消える 消えすぎじゃね?
森の中に父の服と靴を用意してくれていた少女のクレア

クレア:結婚してる?
ヘンリー:してるよ とても愛してる
クレア:私と結婚してくれたらって思ってたのに

ベッドに戻り、少女時代のクレアに会ってきたことを話す



2人の暮らしが始まるがしょっちゅう消えるヘンリー
クリスマスも新年も戻れなかった
すれ違いにストレスがたまるクレア

当たりのロト5を買って500万ドル稼ぐヘンリー
クレアのためにアトリエつきの家を買う

ヘンリーが腹を撃たれて倒れているのをみんなで見る

ヘンリー:自分の死期は分からない
クレア:40代以上のあなたを見たことない



クレアは妊娠を伝える

時間障害という病名をつけた遺伝学者ケンドリック博士に会って話すが
見事な演技だと笑われる

クレアは急な腹痛に襲われ入院し、流産した
また博士を訪ねる

ヘンリー:息子もタイムトラベラーなら時間飛行したのかも

MRIで脳波をとるが消えてしまう

博士:
てんかんに似た強烈な電磁エネルギーを放っていた
クスリは胎児には強すぎる
遺伝子コードを解析して時計遺伝子を調べよう

クレア:子どもが欲しい
ヘンリー:未来で子どもを見たことはない



草原で10代のクレアに会いファーストキス
アトリエにいるクレアにパイプカットしたことを話す
クレア:突然消える夫と結婚なんかしたくなかった!

(ヘンリーはいつ働いてるんだ?

夜中に電話で呼ばれて迎えに行く
クレア:ケンカしたの
ヘンリー:いやな奴だからな

(消えたほうの自分とはつながってるのか?

クレアはまた妊娠した
クレア:あなたは手術前だった もうケンカはしない



動物園で目覚めて、10歳の娘アルバと会う
彼女もタイムトラベラーで行く時代がコントロールできる
アルバ:パパは5歳の時に死んだ

クレアに娘の名前を教える

出産に立ち会う
父はアルバにバイオリンを教える



5歳の誕生日
アルバは未来の自分と話している
アルバ:パパが死んじゃうってアルバが言ってた

ヘンリーは低体温症で見つかり、足を切断され車いす生活になる

アルバ:歌を歌えば止められる
♪デイジー どうかボクに答えをおくれ~

クリスマス
ゴメスとクレアに別れを告げる
クレア:なにも変えずに、会いに来るのを待ってる
(未来は知らないほうが幸せだね

冬の森で目覚め、義父の猟銃で撃たれた!



草原で9歳のアルバに会いに来るヘンリー
ゴメスの2人の子どもにクレアを呼ぶよう頼む
クレアと会った日のことを話す







ヘンリー:待つ人生は送らないでほしい
クレアにキスして消える



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学研ベストブックス まぼろしの小さい犬 フィリッパ・ピアス/[著] 学研

2024-09-15 21:19:22 | 
1976年初版 1980年 第3刷 猪熊葉子/訳 アントニィ・メイトランド/画

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します


【内容抜粋メモ】

登場人物
ブリューイット家
父 地下鉄で働いている
母リリー
ベン ロンドンのビッグベンにちなんで名づけられた
メイ、デイリス 姉
ポール、フランク 弟
チャーリー メイの婚約者
フィッチ祖父母
ティリー 飼い犬



ベンの誕生日に犬が欲しいと言って
フィッチおじいさんがくれると約束してくれたのを朝から楽しみで仕方ない
散歩から帰ると家族からのプレゼントが置いてある

祖父母からは1枚の絵が贈られてきた
亡くなったウィリー叔父のお土産で犬と手のステッチ
祖母の手紙の後に祖父の字で「犬のことほんとにごめよ」と書かれていた
文字を書くのがニガテで誤字になっているのが余計に悲しい

ベン:二度と祖父母の家に遊びに行くもんか









ベンは歳の近い姉2人、弟2人に挟まれた形でいつも孤立している
母はベンの気落ちを慰めるために、ステッチの手は飼い主の少女ではないかと言う
裏に「チキチト チワワ」と謎の文字が書いてあった



翌週、ベンは祖父母の家に泊まりに来た
道路工事をしていた祖父と関節炎の祖母の家にはティリーという犬がいる







祖父:お前にはほんとにすまないと思ってるよ
ベンはロンドンでは犬を飼えないのだと話す

祖父母の家は2軒の一方で、もう片方には若いパーキンス夫妻が住んでいて
よく面倒をみてくれている

祖母は家族みんなに敬られている

祖母:
私たちには21人孫がいる
その1人1人に1匹ずつ犬をくれることはできない
でも約束を誤魔化してはいけないね

ベンはティリーと一緒に散歩に出る
川で水浴びをしていると、子どもたちが犬のトビーと一緒に船に乗っているのを見る
トビーは2年前にティリーが生んだ子だと聞くと羨ましくて悲しくなる







「チキチト チワワ」の意味を聞くと、スペイン語でとても小さいチワワという意味
ベンは帰りの汽車の中に絵を置き忘れて、掃除夫がゴミと一緒に片付けてしまう

メイの婚約者チャーリーは建設会社に勤めていて、結婚後に住む家を北ロンドンに見つけて
デイリスも一緒に住むことになり、母は娘が2人も離れてしまうことが寂しく感じる



ベンは公共図書館で犬の専門書を借りて、チワワについて調べる
「食用に適す」と書いてあり、青ざめる
その夜、チワワとベンを太らせてから食べられる夢を見てうなされる

チワワは「ひどく臆病だ」と書いてあり、そんなはずはないと否定する
目を閉じるとチキチトが勇敢にロシアのオオカミの群れを追い出す様子がありありと浮かぶ

その日からベンは、家、学校、電車でも目を閉じてチキチトを想像するようになる









授業中もぼんやりしているベンを心配した先生が校長先生に報告し
母が呼ばれて注意される
わけを聞いても、チキチトのことは秘密にした



ロンドンは名物の霧が濃くなる
一家そろってのクリスマスは今年で最後のため、一緒に外食する










ベンは道を歩いていても目をつぶってチキチトのことを想像していたため
白髪の婦人が乗るクルマに轢かれて救急車で運ばれる

片足、あばら3本、鎖骨を折り、脳震盪を起こして
しばらく意識不明だったため、何度も母が名前を呼ぶ声に引き戻された

徐々に回復したため、メイは予定通り結婚式を挙げた
フィッチおじいさんがロンドンに出て来て、ベンを見舞いに来る

ティリーが妊娠していると聞くと、ベンは改めて犬が欲しくなる
だがやはり狭いロンドンでは犬を散歩させる所がない









退院して、祖父から9匹生まれたと手紙が来る
母と一緒に祖父母の家に来て、すっかり子犬の世話に夢中になる
毛の色に合わせて、それぞれに名前もつけてあげる









祖母:お前は子犬を1匹もらう権利があるよ

ベンは有頂天になり、チキチトに近いブラウンに決めるが
やはりロンドンの家に連れて行けない
祖父:子犬を近所にあげて、残ったら売る

毎週のように祖父は子犬がもらわれていくのを手紙に書いてきたが
ベンのブラウンだけは残してくれていた

母は娘のいる北ロンドンに家族で引っ越す計画をたてて、みんなで下見に行く
近くにハムステッド自然公園があり、犬を自由に放している人々を見て夢中になるベン
ベン:ぼく、あそこに住みたいな うつったら、ぼく犬が飼えるね?









一家は北ロンドンに引っ越した
ベンは祖父母の家に子犬をもらいに行くと、すっかり大きくなっていて驚く

ベンがチキチトと呼ぶと、名前はもうブラウンだから急に変えられないと言われる
電車で家まで運ぶ間、ずっと震えていて、チキチトはこんな臆病犬じゃないとイライラする

手にいれることのできないものは、どんなに欲しがってもムリなんだ
手の届くものを手にしないなら、なにも手に入らないと悟る

自然公園に連れて来るが、犬はベンを無視してうろつく
ベン:ブラウン! と呼ぶと喜んで飛びついてくる








あとがき

フィリッパ・ピアス
1920年 イギリス生まれ

『セイ川のメダカ号』
『トムは真夜中の庭で』は戦後のイギリス児童文学の古典と言われる

本作はベンのような孤独な少年をうみだす近代社会のひずみを見事にとらえている
「心のかわき」に悩む子どもたちの心をとらえ、大人も熱心な読者にした







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映画『光の旅人 K-PAX』(2002)

2024-09-14 15:56:04 | 映画
原作:ジーン・ブリュワー 監督:イアン・ソフトリー

出演
プロート:ケヴィン・スペイシー
マーク・パウエル博士:ジェフ・ブリッジス
レイチェル・パウエル:メアリー・マコーマック
クラウディア・ヴィラー:アルフレ・ウッダード
ハウイー:デヴィッド・パトリック・ケリー
ほか

スピリチュアルな映画で検索して観てみた
たしかにセリフや設定にあちこちにスピ的要素満載だった



【内容抜粋メモ】
駅に光がさして、プロートが現れたのを目撃したのは物乞いの男だけ
老女がひったくりにあって警官が来て、助けようとしたブロートは連行される
プロート:この星は明るすぎるからサングラスは外したくない

マンハッタン精神科
パウエル博士がブロートを担当する
プロートは自分をK-PAX(琴座方面)から来た異星人だと言っている

プロート:
光エネルギーに乗ってきた
前に何度も来てる
進化がBA-3クラスの星に好奇心があったから



プロートとの会話をテープに録音して医療スタッフと話す
マーク:彼は本当に異星人なのかも

バナナを皮ごと食べるプロート

女王になりきってるドリス
ドリス:11年間待ってる人がいる

プロートは紫外線まで見えるため
部屋を暗くするとサングラスを外す

プロート:
家族は存在しない その概念は不合理だ
子どもは大勢の手で育てられる
僕の話を聞いてないな
政府も法律も弁護士もいらない
人間は“目には目を”というが宇宙では笑われるぞ
滅亡しなかったのがフシギだな

(大体『宇宙人アミ』と同じなのは偶然か?



ホームパーティー
プロートについて天文学に詳しいスティーブに相談する
マーク:あんなに説得力のある患者は初めてだ
スティーブ:質問リストを作ってやろう

強迫性障害のハウイーの様子が変

ハウイー:
幸せの青い鳥をプロートが見つけろと
3つの任務のうち1つ
それを果たすと病が治る

プロートは他の患者にもアドバイスしているのを注意するマーク
プロート:生き物は自らを治癒する力がある
質問表の答えを渡す

スティーブ:
プロートの言う星は、フリン博士と数人の他は知らない
学会でも未発表なんだ
我々もその男に会いたい

天文学の施設にプロートを連れて来て博士たちに会わせる
プラネタリウムで星を見せていろいろ質問する

博士:
ハッブル望遠鏡で撮った写真に
K-PAXの軌道を書いてくれないか?

プロートは高速で複雑な数式と軌道を書いて謎が解明する
マーク:サヴァン(特殊才能者)で、宇宙人じゃない

ハウイーは青い鳥を見つけて大興奮して
他の患者にも伝わる

医師:集団ヒステリーだ
マーク:青カケスだ
ドリスも部屋から出て来る

ベス:あなたが青い鳥なんだわ

アーニー:
光の旅をオレに見せてくれ
この臭いに耐えられない
ホテルのドアマンをしていて臭気にガマンできなくなった
君だけが臭わない

プロート:
戻る時は1人しか連れて行けない
そろそろ戻る時が来た
北へ行き、7月27日にK-PAXに戻る

マーク:
到着してからちょうど5年目
その日になにかトラウマが起きたんだ

独立記念日のホームパーティーにプロートを呼ぶ
犬が吠えて、言葉を翻訳して伝える(!

プロートは肉を食べず、果物をバカ食いする
家に入り、家族写真などを見ていく

前夫の息子マイケルとマークは縁遠くなっている

プロート:地球人は家族関係を大事にするとマークが言ってた

レイチェル:
家族を持つと心配ばっかり
でも素晴らしいものよ

庭に水をまくと必死に止めて大騒ぎになるプロート



上司:拘束室に入れるべき

マーク:
ブランコの押し方は慣れていた
娘を水から守ろうとしてた
彼は私を選んだんだ

プロートは出発前に北に行った
上司:脱出など出来ない 探して

病院の庭の木にプロートが戻っている
ブロート:グリーンランドなどを見てきた

マーク:
ぜんぶ空想だ
催眠療法なら信じる
じゃなきゃ注射を打たれて一生ぼんやりすることになる

催眠療法を受けるプロート
マーク:時間をさかのぼる 何が見える?
ブロート:友だちの父の棺だ 仕事場で事故にあった

(こういうシーンを観ていて催眠にかかっちゃう人はいないのかな?

数年後
友だちの家にいる ボクの故郷の星を見せたい K-PAXだ
外に出たい!

マーク:全国のと蓄場を探すんだ

患者はみんなプロートと一緒にK-PAXに行きたがる
ハウイーはエッセイを書かせて選ぶ

催眠療法2回目
1985年 友だちは17歳 ブロートは175歳
彼に恋人がいて妊娠した

1991年 彼はノッカーだ
牛を失神させる 残酷だ
友だちは6年後にサラと結婚した
子どもはレベッカ 来週が誕生日だ

アメリカの該当しそうな場所はたくさんある

アーニー:
ハウイーが絞め殺しに来て、死は人の力を越えたものだ
怯えるのはバカらしいw

ハウイー:もう1つの任務で私も治る

7月24日 催眠療法
1996年7月27日 K-PAXでキノコをとってた
友だちに呼ばれて地球へ来た
家の裏の川で自死しようとしている
彼は流れていく 流れが早くて助けられない!

(普通ならこんな危険な状態になるまで催眠をかけないよね/汗



プロートが落とした小さな鉛筆を見て場所を特定
ニューメキシコの救世軍 サンタローザ

新聞を調べると、ロバート・ポーターが溺死した記事がある
現地に行って保安官に調べてもらう

事件のあった家に行くとそのまま空き家になっている
前科2犯の流れ者ウォーカーが来て、妻をレイプして子どもと一緒に殺した
ロバートは惨状を見て、犯人の首を折って殺した
庭にはブランコとスプリンクラーがある

近くに川があり、そこに飛び込んだ
死体は発見されなかったが溺死と言われた

家に戻り、妻子が安全に寝ている姿に感動する



プロートの送迎パーティー
みんなエッセイをハウイーに提出する

プロート:
自分の家族にもっと時間をかけたほうがいい
地球には命の絆がある

マーク:去る必要はない 人間として残るんだ

プロート:リポートを書きたいが鉛筆がない
マークはペンをあげる

マークは卒業アルバムを見せる
マーク:君はロバートなんだ

プロート:
それを認めたら、僕がK-PAXから来たことを認めるかい?
彼によろしく伝えてくれ

ハウイー:最後の任務は?
プロート:ここに残ることだ 何があっても受け入れること

レイチェルは心配で仕事場に食事を持って来る
レイチェル:仕事中毒よ

マークは寝落ちしてK-PAXぽい夢を見る
日の出まであと2分

監視カメラ映像が乱れる
朝日を浴びてプロートは病室から消えたと思ったらベッドの下にいて急患で運ばれる(あれ?
患者:彼は星に帰ったんだ あいつは誰だ?

ベスが消えてる
患者:彼女が選ばれたんだ
彼女のエッセイには「私には家がない」と書かれていた

ロバートは何も喋らず廃人となる

マーク:
ハウイーは図書館の職に就いた
ベスはどこを探してもいない
なにか思い出すまで待とう

プロート:
宇宙は拡大しはじけて崩壊し、永遠に繰り返す
今の世界で犯した過ちをまた犯す
だから今間違いを正すんだ
今あるのはこの時だけなのだから

マークは疎遠だった息子マイケルに会う


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自分のクローンを作って一緒に基地を開発していくカオスなクラフトサバイバル【The Altersデモ版】@実況 コーマさん ほか

2024-09-14 15:56:03 | ゲーム
自分のクローンを作って一緒に基地を開発していくカオスなクラフトサバイバル【The Altersデモ版】@実況 コーマさん
“自分の分身を作成しつつ基地開発していくアドベンチャー&サバイバルゲーム”




見知らぬ星に不時着して、自分以外のクルーは全員死亡
移動基地に戻り、周りにある資源を集めて
拡張したり、クエストをこなしていく

誰か分からない者とスクリーンで通信する
DNAを使ってクローンヒツジ“モリー”をつくり、自分も複製する!

会話の選択によって、いろんなパラレルワールドに分岐していくのも面白い
コーマさんの場合、はじめは対立していたけど
母親の料理を再現したことで打ち解けた感じ

どれも自分なのに、別の職業を選ぶと、微妙に違った見た目、履歴、考えになっていくのも興味深い
完全版が楽しみ!


Steamで圧倒的好評な酒場経営SLGをプレイしたら人気の理由がすごく分かった【Tavern Keeperデモ版】@実況 コーマさん
“管理パラメータ多めで手ごたえのあるファンタジー世界の酒場経営SLG”




酒場の名前:ベロンベロン亭(w
商人から飲み物を仕入れて、客に出す
飲みに来た客(スケルトン)の話を聞いて、採用することもできる
こちらも面白そう 2024年四半期にPC版配信予定








写真の世界が現実に侵食して「ぐにゃぁ」ってなるゲーム【Viewfinder】



写真の中にワープしたり、時間を巻き戻したりしながら進めるのが新鮮



頭がお尻の変な生物と農作業を始めました【Monster Harvest】#1




住民が個性豊かなのと、変な生き物がついてくる以外はStardew Valleyにそっくり



【アクション】弟者の「Pikuniku(ピクニック)」【2BRO.】END




頭から足が生えたような生き物がカワイイ







三浦大知くんのマイクラ つづき

「村人を増やす」
ベッドをたくさん置いといたら自然に増えてた
何回も就職させて、使えるエンチャントが出るまでガチャ








「初ネザー」
チラ見しただけだけど、すごい慎重




「森の洋館でアレイを救出」
ものすごい数いて、近くの村にオシャレな家を建ててあげたら
キレイな虹が出てた!









「メサ」
いろんな色のテラコッタがとれるバイオーム
沼地、砂漠など、必要な場所をすぐに見つける幸運をいつも持ってるのがスゴイ!




「ラクダ」
エサをあげてペットにして鞍をつけて乗れるようになった
耳が動くのカワイイな






鉄塔さんのマイクラ つづき
なんとなく大知くんと似た進行になってるのがフシギ

「トキワ荘を建てる」
いろいろ迷って、骨粉で白い壁をつくることにしたんだっけ?
軽くていい音がするんだよね




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ジュニア版世界の文学 4 青春は美し ヘルマン・ヘッセ/著 金の星社

2024-09-13 18:23:55 | 
1967年初版 1983年 第14刷 高橋健二/訳

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します








ヘッセは『車輪の下』が好きで、それ以上追わなかった
長生きした人なんだな

自然描写が細かくて、本題の恋愛話に届くまで長い気がした

虫の鳴く声を聞き分ける耳は日本人特有って聞くけれども
セミ、秋の虫、蚊の鳴く声などの描写も多かった

「大理石材工場」
この時代の恋愛もので、女性があっけなく死んじゃうのがフシギ
絶望して自死したり、病気やお産で亡くなったり

「秋の徒歩旅行」
10年も経った初恋の人を訪ねて、歩いて帰郷するって、女性はしないよな
結婚して子どももいるのに、一体何を期待していたのか
あの頃の美しさがもうないって批判されるのもツライ/汗

『車輪の下』もそうだけど、とても勉強した少年が
社会に出る前に消耗して燃え尽きてしまう感じが今作にも表れている


【内容抜粋メモ】

■青春は美し
両親が心配するほど内気だった主人公が、紳士となって帰郷
家もペットのオウム“ポリー”もほぼ昔のまま

昔、恋をした妹ロッテの友だちヘレーネも美しいまま
再会しても、上品でよそよそしい態度は変わらない

マテーウス叔父夫婦を訪ねると、正賓として迎えられ
前途有望だと認められる

両親のもとでの家庭生活を一時、奴隷暮らしのように感じて
夜、家を忍び出て、居酒屋に飲みに行ったことを思い出す

弟フリッツは火薬で花火をつくって爆発させる遊びに夢中

ロッテの2つ上の友だちで、女教師アンナは特別美しくはないが
異性でざっくばらんに話せる相手となる

ヘレーネが婚約するという噂を聞きショックを受ける
母は信仰を忘れないようにと注意する

旅立つ日、アンナに想いを打ち明ける

アンナ:
私もある人を愛しているが、自分のものにすることができずにいる
ですから、私たちはよいお友だちでいましょうね








■ラテン語学校生
16歳のカールは下宿先の賄いが十分でなく、いつもお腹を空かしているため
台所から食べ物を失敬しているところを女中バベットに見られる







バベットはカールに同情し、♪こがねの夕日 の口笛を吹いたら
なにかしら食べるものを持っていくと約束する

夕方、女中たちが集まって喋るグループに交わるカール
そこには学生の身分では知り得ない様々な人間模様がある
カールが将来ドクトルになると言うと尊敬を集める

悪い友だちとイタズラを繰り返し、金髪の美しい女中に恋する
食欲が落ちたカールを心配して、女中リースの結婚パーティーに誘うバベット
そこに恋する女中がいた
カールはバイオリンを弾いて、和やかな夕べを過ごす

彼女もグループに加わり、名前をティーネと知る
カールの真剣な恋を知り、傷つけずに、身分違いの想いを消す方法はないかと迷うティーネ

ティーネ:
私の恋人になるなら、まず一本立ちしなきゃダメよ
よいお友だちになって、時を待ちましょう







ティーネは大工職人に出会って婚約する
カールについてバベットに相談すると激怒される

バベットは2人を中庭で会わせ、バベットは説得する
カール:死んだほうがマシだ!

ティーネが町を出て、しばらくすると、カールは立ち直る

その後、ティーネと再会した時、夫が建物から落ちて重体だと打ち明けられる
それでも看病して、夫は回復する
カールは見舞いに来て、ティーネに別れを告げる



■旋風
町の工場で見習い奉公をして、のみで手に穴を開ける事故に遭う
かつてない蒸し暑さで、雷雨が次々起こった(最近の天気とかぶるな

友人から紡績工場のベルタが自分を好きだと聞くが
苦労せず、女性から好意を寄せられるのは本意でなく無視する







釣りをしていると、悪魔のような嵐が襲い、雹が降る
ベルタは走ってきて、いきなりキスする

ベルタ:
私、世界が滅ぶかと思ったの
あなたは私を愛してくれないの?

畑で雹に打たれて死人も出て、工場もガラスが割れて被害が出る
私は幼年時代との間に裂け目ができたことを感じる


■大理石材工場
私は24歳で、試験に合格し、2か月の休暇に入る
近所の大理石材工場に通い、ランパルト氏の娘ヘレーネに恋する
彼女の性質は父の圧力で抑えられている







リッパハ屋敷の支配人グスタフ・ベッカーと親しくなり
ランパルト氏について聞くと

ベッカー:
見かけによらずズルイ奴さ
君はランパルトの娘に惚れ込んでいるな
ランパルト親子はまったく君には向かない

何度も会ううち、ヘレーネは自分を愛していると確信するも
次に会うとまったく他人行儀に戻っている繰り返し

ヘレーネ:私たち(女性)はそんなに自由じゃありませんの

とうとう休暇はあと1週間になり、ベッカーに別れの挨拶に行く
もう会うまいと思いつつ、足が向き、ヘレーネに会ってキスをする
ヘレーネ:さようなら もう二度と来ないで!

将来、結婚するつもりで手紙を出すが
ヘレーネには父が決めた婚約者がいて、父を裏切ることはできないと言う

ヘレーネ:
私は父の手で売られたの
父も私同様、かたく縛りつけられている

旅立つ前にヘレーネの父を説得しようと家に行くと
人々が集まり、ヘレーネは自死した後だった
ベッカー:ボクはヘレーネと婚約していたんだ

私はベッカーにヘレーネを愛していたか問いたかったが声にならない








■少年時代から
夜、両親の寝室から声が聞こえる
ブロージーは春までもたないから、見舞いに行かせたほうがいいかどうかという話

私より1つ上のキレイな少年と一時期遊んでいたのに
彼が病気になって会わなくなり、すっかり忘れていたことに気づく







母に言われて見舞いに行くと、ブロージーはベッドに寝ている
肩に大きな傷あとがあるのを見つけて、なぜか泣いてしまう

母は息子にヒヤシンスを与え、毎日忘れずに水をやり
花が咲いたら、ブロージーにあげたらいいとすすめる

私は花をブロージーだと思い、花を咲かせてブロージーに渡す
ブロージーは亡くなり、彼がいつか言ってたみたいに天使になったのだと考えた



■秋の徒歩旅行
恋人を塔から救う妄想をしながら、初恋の相手ユーリエが住む町イルゲンベルクを目指して歩く
ユーリエはヘルシェルという裕福な商人と結婚し、3人の子どもを産んだ

宿屋を見つけるが、1部屋しかなく、もう客がいたため
暖炉で寝かせてもらう

“自分は結局、自分の道をこのように孤独にしてしまったのだ
友人、親類、知人、愛人らは私を満たしてくれなかった

おそらく、人間は投げられた球のように転がって行く軌道が決まっているのだ
運命を強制しているつもりでも、とっくに定められた線に従っているのだ

運命は私たちの内にあり、外ではない
したがって、人生の目に見える出来事は重要でなくなってくる
普通重大で、悲劇的と呼ばれることも、くだらなくなる”


私は商人の馬車に乗せてもらって、イルゲンベルクに着く
彼はヘルシェルでユーリエの夫だった







家を訪ねると、夕食をすすめられる

私:
あれは私たちの青春時代だった
私はそれをもう一度たずねて、まともに見たいと思ったのです

ユーリエを見つめると、あの頃の美しさはなくなり、いち夫人になっていた
明日、お茶に呼ばれると約束して、古いレンガが頭に落ちて殺してくれたらと思う

“このばかものめ!”

私は朝早く目が覚めて、旅を続けることにする
濃い霧が視界をさえぎっている

“物と物、人と人が、根本においてあくまで無縁であり
常に瞬間の間だけ交わるにすぎないと感じる”

ある詩が浮かび、口ずさむ

“不思議だ 霧の中を歩くというのは!
人生とは孤独であることだ
だれも他の人を知らない
みんなひとりぼっちだ”




解説
本書は1916年版と1930年版とでずいぶん違う

「ラテン語学校生」
ヘッセが神学校に入る準備でラテン語学校で勉強したことにちなむ
ヘッセは神学校を逃げだし、16歳でタバコを吸い、夜遊びして退学
町工場で職工となったのは『車輪の下』に描かれている







年譜
1877年 ドイツ生まれ 父は牧師
15歳 神学校を逃げだす 精神療法をする牧師に預けられ、神経衰弱で自死をはかる
16歳 高等学校に入り、1年で退学
25歳 母が死去
46歳 マリア夫人の憂鬱性的精神障害が悪化し離婚
47歳 ルート・ヴェンガーと結婚
54歳 ニノン女史と結婚
59歳 弟ハンスが自死
85歳 死去








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岩波少年文庫 2081 隊商 キャラバン ハウフ/作 岩波書店

2024-09-12 18:58:20 | 
1977年初版 1995年第6刷 高橋健二/訳 ヨーゼフ・ヘーゲンバルト/挿絵

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します

隊商(キャラバン)が砂漠を旅する過程と
1人ずつ話を披露する短編とが交差する構成

あらゆる人が出てきて、複雑に絡み合い
独特な言い回しもあって、ストーリーが読み取りにくい感じがした


【内容抜粋メモ】

商人衆のキャラバンに堂々とした男ゼリムが加わり
退屈だから1人ずつ物語を披露しようともちかけ
まず言い出した自分から話を始める


■コクノトリになったカリフの話
カリフ(回教国の王)カシドと宰相マンゾルは
商人からいろいろ買ったついでに小箱を手に入れる

学者ゼリム:
粉をかいで、ムタボルと唱えると動物に変身できる
東を向いて3回礼をし、呪文を唱えれば人間に戻れるが
笑ってしまうと戻れなくなる

カシドとマンゾルはコウノトリに変身し、滑稽な踊りを見て笑ってしまい呪文を忘れて焦る
フクロウに身を変えられた王女は、プロポーズされるまで魔法が解けないと泣く







カシドはプロポーズして、魔法使いから呪文を聞き、ヒトに戻る
王女も美しい姿に戻る








■幽霊船の話
アハメットが語る
乗っていた船が沈み、アハメットと老僕は幽霊船を見つけて助かる








船には2、30の死体が転がり、船長はクギで額を帆柱に打ち付けられている
海に葬ろうにもびくともしない
夜になると、みんな生き返り、朝になると死体に戻る

陸地を見つけ、賢いムライに聞いて、死体を板からはがすと灰に戻る
船長は50年もの間、ずっと呪いがかけられていたが
ようやく死ぬことができると感謝し、お礼に宝をあげる


■切り取られた手の話
左手をなくしたツァロイコスが語る

医者の勉強をして、父が亡くなり、多額の遺産はなぜか教会に寄付されて一文無しになる
インドのものをイタリアで売る商売で身を立てる

ある時、メモを見つけて、橋に来いと呼ばれて行くと
赤いマントの男が現れて消える

そのマントを店に置いて、男が現れるのを待つが
若い男がマントを大金で買ってしまう

マントに倍で買うというメモを見つけて、金を払って返してもらい、マントの男に会う
亡くなった妹の頭を切って、父の所に持って行かねばならない手伝いをしてほしいと頼まれる

メスで首を切ると、女はまだ生きていたと分かるが時すでに遅し
彼女は知事の娘ビアンカと分かり、結婚に関する警告を受けていた









片手を切り、財産没収、永久追放の条件で命は助かる
マントの男は家を買い、不自由のない暮らしを提供する








■ファトメの救い出し
弟ムスタファと妹ファトメらを乗せた船が転覆し、海賊に誘拐され
父から永久追放され、探しに出かける

テントの大将オルバザンからズリアイカの総督に間違われて
部下の小男も彼に間違いないとウソの証言をするが
後にそっくりな本人が捕まり、人違いを謝り
金貨と短刀を預けて、助けが必要な時にいつでも駆けつけると約束する

奴隷市に着くと、きょうだいはティウリという老人が高値で買った後
総督になりすましてテントに入るが小男がいて、妹を嫁にくれないとウソを暴くと脅される

医師になりすまし、奴隷は重病だとウソを言って仮死状態になるクスリを与える
女奴隷が死んで棺に入れられたのを確かめるとファトメと名付けられた別の女
彼女は噴水の管から逃げる方法を教える


■小さいムクの話
ムライが語る
故郷に小さい男ムクが住んでいて、幼い頃からかったのを父に怒られムチで打たれる









ムクの生い立ちについて父が語る
ムクの父が亡くなり、形見として長い剣を持って幸せを求める旅に出た

たくさんの犬猫のためにおかゆを食べさせているアハヴツィ夫人の下男になるも
ここにも幸せはなく、大きな靴とステッキを盗んで家を出る

魔法の靴はものすごい速さで走り、3度かかとで周ると好きな所にワープできる
ステッキは3度叩くと宝があり、2度たたくと銀を見つける

ムクは競走に勝って王の早飛脚の職につくが、他の家来に嫉妬される
王の父が庭に埋めた金を探して家来にふるまうと、国庫から盗んだ疑いをかけられて捕まる
命請いをする代わりに、王に靴をあげる

いちじくの実を食べて鼻と耳が伸び、第二の木で元通りになる秘密を知り
王のご馳走にふるまい、鼻と耳が伸びた王は、宝をなんでもあげるから元に戻せと頼む

ムクは靴とステッキを持って、王はそのままにして国を出た
その後も人間を軽蔑して信じなくなった








■偽りの王子のおとぎ話
仕立屋の職人ラバカンは、トルコ皇帝の服の仕立てを頼まれ
着てみるとよく似合ったため、わけありの王子として旅に出る








オマルは王の息子だが、恐ろしい予言のために別に育てられた
22歳になり、円柱のそばに行き、短剣を渡して王子の身の上を明かす予定だと話す

ラバカンは羨ましくて、剣を奪って、先に円柱に着き、自分が王子オマルだと名乗る
後から来た本人を仕立屋ラバカンだとウソの証言をする

王妃はオマルがにせものだと見抜き、2人に上着とズボンをつくるよう命令する
ラバカンは上手く縫ったが、オマルは失敗したのを見て、オマルこそ王子だという

迷った王は仙女に聞くと、2つの箱のうち正しいほうを選んだのが王子だと教わる
幸いと富を選んだラバカンの箱には針と糸
誉れと栄光を選んだオマルの箱には王冠と勺が入っていて、オマルが本物だと分かる









オマルの情けにより助かったラバカンは師匠の元に戻るが散々叩かれて放り出される

小箱を売った金で店を持つと、小箱に入っていた針はひとりでに上手に縫物をし
糸は永遠になくならないと分かる



キャラバンが目的地に到着する
ゼリムが赤いマントを着けてツァロイコスの前に現れて身の上を明かす

兄は若い娘ビアンカと結婚したが、ナポリ人と駆け落ちしてしまった
父と兄は政府の疑いを受けて処刑された

母が呪うフィレンツェ人は知事になっていた
彼を嫌う下男を買収し、娘ビアンカの二度目の結婚を阻止するためにツァロイコスに頼んだ

その罪を許してほしいと頼む
彼は盗賊オルバザン?



解説

ヴィルヘルム・ハウフ
1802年 ドイツ生まれ
父はヴィルヘルムが7歳の時、37歳で亡くなった
修道院学校を経て、家庭教師になる
長い文学修行の旅に出て、いとこルイーゼと結婚
25歳で病死 娘の誕生を喜んで1週間後だった



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【土曜ドラマ】Shirink シュリンク 精神科医ヨワイ(1)パニック障害

2024-09-11 18:36:21 | ドラマ
【土曜ドラマ】Shirink シュリンク 精神科医ヨワイ(1)パニック障害
原作:七海仁、漫画:月子

出演
弱井幸之助:中村倫也 「新宿ひだまりクリニック」を経営する精神科医
雨宮有里:土屋太鳳 看護師
綿矢陽美:井桁弘恵 弱井のかつての恋人
松野裕樹:三浦貴大 弱井の帝應大学医学生時代の同期でルームメイト
早乙女瞬:竹財輝之助 弱井の父親の右腕として東北の病院で腕を磨いたあと、東京で「早乙女メンタルクリニック」を開業
岩国真紀:酒井若菜 「新宿ひだまりクリニック」に勤める精神保健福祉士

第1話ゲスト
雪村葵:夏帆 都内の大手広告代理店で働く会社員。シングルマザー。保育園児の息子・翔がいる
高橋文世:余貴美子 葵が離婚した夫の実母

パニ障のLINEオプチャメンバが教えてくれたので予録して観てみた
メンタルに関するドラマって今っぽいし
こうしたドラマを観て、少しでも理解が深まればいいなと思う

【内容抜粋メモ】
コウノスケは恋人ハルミも一緒に外国行こうと誘うが
新宿が好きだから、帰国したら一緒に住もうと言っていた





ゴミ屋敷の自宅で目が覚める

アオイはショウを子育てしているシングルマザー
朝ごはんもそこそこにショウを保育園に送る
(低血糖も不安・パニックを起こす要因の1つなんだよね





みどり先生は休んでいる
ママたちは精神科で見かけたと噂する
(こうした他の人たちも後で取り上げられるのかも

満員電車の中で過呼吸になり死にそうな思いになる
コウノスケが通りかかり呼吸法をする
(実際のパニック発作はこんなに派手にハアハアにならなかったが・・・
心臓発作と思って駅員が駆けつけた時はもうコウノスケはいない







会議中、暗くて閉じこめられた部屋に不安を感じ、また過呼吸に襲われる
見てるだけで苦しくなる・・・↓↓↓

病院でみてもらうが体に異常はない
医師:一度、精神科にもかかってみては?
(最初のハードルだよね

テレビで事件を起こした犯人が精神科に通っていたと報じている
コメンテイターは「早乙女メンタルクリニック」を開業している早乙女瞬

コウノスケ:
アメリカで精神科医は「シュリンク」
大きくなった患者の妄想を小さくすることからきている
アメリカでは身近な存在
周りに知られたくない 恥ずかしいという風潮があるのは問題

夫の浮気で離婚したアオイ
母親は北海道で酪農しているため頼れない

同僚は早乙女メンタルクリニックを見つけてすすめる
同僚:精神科よりハードル低い気がしない?

女医に事情を話す
女医:不安障害ですね クスリを出すので飲んでください
パソコン叩いて患者を見ないでクスリだけ出すってあるある/汗





クスリは眠気やめまいの副作用が強い?
会社にベッドで休める所があるっていいな

起きたら夜
ショウは元夫の母が面倒を見ている
保育園のおゆうぎ会のおしらせがある
夫からちゃんと養育費もらってるのかなあ?





翌日、また満員電車に乗ろうとしても怖くて乗れない
新宿駅か・・・ムリ↓↓↓

ホームでまたコウノスケに会い、「新宿ひだまりクリニック」で診てもらう
コウノスケ:典型的なパニック障害です
(ちゃんと説明してくれる医師は珍しいぞ

「広場恐怖」発作が起きても逃げられない場所に不安を感じる
「予期不安」また発作が起きるのではと不安になる







アオイ:私、メンタルには自信あったんですけど

コウノスケ:
心が弱いからかかる病気ではありません 脳の誤作動です
少し休みましょうと体が教えてくれてる
パニック発作で死ぬことはありません
それを知るだけで症状はやわらぐはず
(知るのはいいことだけど、症状は変わらんが?

不安階層表をつくる宿題を出す
(私もだいぶ前にやったな その時から全然変わってない





不安を感じたら、ゆっくり数をかぞえながら呼吸するとよい
吸うより吐くほうが重要
頓服薬を出す
(こんなに空いてるクリニックはないぞ てか、逆にコワイかも

子どものおゆうぎ会には絶対行くとゴールが明確なのはいいことだ



え?! 医師と看護師が一緒に階層表みて
外で指導してくれるってありえんのだが???

徐々にニガテな場所に近づいてみる
運動で心拍数が上がるのは自然

「ベイビーステップ」不安が低いほうから1人でやってみる

暴露療法で成功体験を脳で認識することが大切
行動範囲が狭くなる悪循環を予防する

ホームのイスに座ってみる
できたら自分を褒める



松野裕樹:こんなちっぽけなクリニックで何がしたいんだ?
コウノスケ:患者を1人も死なせたくないんだ

勤めはじめたばかりで、まだ試用期間中のユリはコウノスケについて聞く
マツノ:研究室で飛びぬけて優秀でハーバードにも留学していたが、あの日からすべて変わってしまった
(恋人が自死したとか?








アオイは昼間の各駅停車に挑戦する チャレンジのスピードが早いな
コウノスケが駅でバゲットを食べてる
(パンは腸内環境を荒らすって言われてます・・・

元夫は途中で仕事を理由にショウを義母に任せた
義母は高所恐怖症

ショウと遊園地に来るがどれも長蛇の列 観覧車もムリ・・・
発作が出て、頓服薬を飲む手も震える
(見てるだけで手に汗出てくる



コウノスケ:なぜ観覧車に乗ろうとしましたか?

アオイ:
最近どこにも連れてってあげれてない
ずっとショウにガマンさせてて
完璧な義母と張り合う気持ちもある
ショウの喜ぶ顔が見たかった

コウノスケ:一番のごほうびはショウくんの笑顔なんですね

アオイ:
来週のおゆうぎ会に行きたい
絶対行くと約束した
でも、人がいっぱいいるホールは絶対ムリ

コウノスケ:ショウくんのために少しだけ周りに甘えてみませんか?



コウノスケは園長に頼んで会場となるホールを見せてもらう
実際、パイプ椅子に座って呼吸法をする
(後ろも満杯になるんだろうなあ・・・





おゆうぎ会当日
あれ、そうでもないな 一番後ろの席ならいいかも
義母も来てる

うわ、窓とカーテンまで閉めなくてもいいじゃん!
ステージで踊っていたショウは泣いているアオイを見て駆けつけて一緒に踊る

義母:
私も昔ツライ時期に精神科に通いたかったけど勇気がなかった
意地張って、過保護に育てて、息子はダメ男になった
だからショウのことでツライ時は遠慮せず言ってちょうだい





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