花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

大白鳥とがんの群れに出逢う

2007年03月28日 | 日記
 

 

   

 昨日、葬儀が済んだ伯母の見舞いに出掛けました。
 9時に家を出て20分程、北東方向に車を走らせた所で、左側の田圃に白い物が沢山見えたのです。初めは残雪かと思いましたが、よく見ると北へ帰る途中で羽を休めている大白鳥達でした。落ち穂をついばんでいるのでしょう。
 私は慌てて車を左側に止め、カメラを持って道路脇の側溝を飛び越え、田圃のあぜ道へ少し入って、数枚夢中で撮りました。鳥は近づくとばっと飛び立ちます。ざっと見た所、200羽以上はいたと思います。(写真上3枚)
 大白鳥の向こう側の黒い鳥は、首が短いがんだと思います。仲良く餌を食べている様です。(写真下)

 片側一車線の道路で駐車すると交通の邪魔になるため、急いで車を出しました。走っていると、そのうち遙か上空を、北から70~80羽の黒い鳥が、二重のV字型を作って飛んできたのです。多分、南へ渡るがんの群れでしょう。前の方角から、次々と湧き出すように数十羽ずつの群れがやって来ました。
 大白鳥の方は2~12羽のグループで、がんよりは低い高度を優雅に飛んで行きます。
 その美しい野鳥の様子と、鳥たちが厳しい何万キロに渡る旅を毎年、繰り返しながら、命をつないで行っている事に感動し、運転しながら見とれました。(狭い道路なので、よそ見しながら大型トラックとすれ違う時、少しハラハラしましたよ。)

 暖冬のため今年は2週間程、渡りが早くなったというニュースがありました。北国にも確実に春の季節が訪れようとしている事を、再確認させられました。
 
 伯母は思いの外元気で、すっきりした顔をしていました。多分、家で悔いのない看病をやり終えたせいでしょう。祭壇の遺影に「葬儀の疲れを持って行って下さい」と何度もお願いしたら、本当に楽になったと話していました。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする