花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

輸入農産物の危険性について

2007年03月20日 | 医療・健康・食生活・衣生活
 最近、スーパーへ行くと、外国産の農産物が多いですよね。今日、私が行った店は、全国チェーンの大手スーパーですが、沢山ありましたよ。
 農産物の名前を10書きますから、何処の国の物だったか当てて下さい。
 ①カボチャ②オクラ③長ネギ④竹の子⑤バナナ⑥アボガド⑦レモン⑧キウイフルーツ⑨グレープフルーツ⑩レッドグローブ(葡萄)…
 7つ以上分かった方は、普段関心を持って買い物をしておられる方だと思います。
 
 輸入農産物の一番の危険性は、収穫後に散布される農薬、ポスト・ハーベスト・アプリケーションだと思います。
 ポストハーベストは日本では貯蔵倉庫の薫蒸以外は禁止されていますが、輸入農産物は遠い国から船などで時間を掛けて輸入されるのため、輸送中の腐敗やかびの増殖を防止するために認められているのです。
 問題は残留農薬が人体に与える毒性ですが、これまでの研究で慢性・急性毒性、発癌性、胎児の催奇形性、アレルギーなどが上げられています。

 例えばレモン、今日も広島産とアメリカ産と二種類、並んで売られていました。
 広島産は、アメリカ産より形がかなり小さく、色も悪い。けれど、一個当たりの価格はほぼ同じでした。消費者の多くはどちらを買うのかなと思いました。
 私の場合、国産レモンが手に入らなくて仕方なく輸入レモンを買った場合は、OPP、ジフェニール、TBZなどの発癌性の防かび剤がまぶされているので、流水で良く洗って皮を剥き、中身と絞り汁だけ使います。間違っても輪切りにして熱い紅茶に入れたり、皮ごと利用はしません。
 調べたら、アメリカではレモンやグレープフルーツには13種類、オレンジには16種類の収穫後の農薬使用を認めているそうですが、日本では防かび剤以外は表示しなくても良いことになっているのです。

 バナナも防かび剤が使用されていると思うけれど、ほとんど表示されていないですよね。私は、まず流水で良く洗ってから、皮を剥くようにしています。

 ですが、店頭で見かけるのはほとんどが国産苺。でも、日本で採れない8~10月にも苺を使ったケーキを見ますよね。あれが輸入苺の様です。傷みやすい苺に、収穫するまで発癌性のあるキャブタンを毎週1回散布し、収穫後は薫蒸すると、傷みにくい苺になるそうです。

 近年、アメリカから輸入されるようになった冷凍フライドポテト。これも私は買いません。除草剤や殺菌剤が大量に使われていると言われているからです。でもファーストフードとして調理され、ファーストフード店やお総菜になって大量に消費されていると思います。

 とは言っても、我が国の食料自給率は年々低下し、自給率では40%と世界の最貧国になってしまいましたし、円高によって外国から比較的安い農作物が入ってくる訳です。
 また、私達自身が地域や国内の旬に無関係な食生活をするようになってしまったから、全く買わないということは難しくなって来ています。
 さらに、外食産業や調理済みの食品の中に紛れ込めば分かりません。一体、どうしたら良いのか、本当に考えてしまうのです。

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