花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

山桜桃(ゆすらうめ)でジャム作り

2007年08月24日 | ガーデニング・家庭菜園

  
 今日、実が入った枝豆を収穫するために農園主の友人と待ち合わせて農園に行った。枝豆を茎から外したら、35cm位の大きさのざるに一杯とれた。早速、茹でて二人で試食した。柔らかくほんのりと甘みがあり美味しい。一部はもうひとりの友人のために冷凍保存し、残りを分けた。
 枝豆を食べながら近況報告しあった。楽しい一時だった。

 帰り際に見ると、赤い実をつけた木があった。(写真上の右)
食べてみると、ほんのり甘酸っぱくて、結構美味しいのだ。何の木か聞いても、友人もわからないと言う。ジャムを作ってみようと思い立ち、一緒に摘んだ。

 夜、ジャム作りに取りかかった。
 まず、家にある「園芸大百科」の本で調べたら、どうやら「ゆすらうめ(山桜桃)」らしい。本には「東北地方以南で栽培されていて、果実酒やジャムにも利用できる」とある。北海道では珍しい木らしい。
 
 今日、我流で作った山桜桃ジャムの作り方である。
 ①洗って水気を切り、秤で計量した。560gあった。
 ②ほうろうの鍋に入れて水を足し、煮た。
 ③裏ごしに掛けた。最後は硬い種とそれに付いた果肉を小さいザルに入れ、水で洗い流すようにして種を取り分けた。種の重量は75gだった。
 ④正味485gの果肉が水に溶けていることになる。普段使っている砂糖(上白糖と三温糖を混ぜている)を夏なので45%になるよう計算して計った。(普段、りんごや苺のジャムを作るときは、40%にしている)
 ⑤ほうろうの平らな鍋に水に溶けた果肉と砂糖を入れ、弱火で加熱した。(レモンがあれば半個分の絞り汁を入れたかったが、無かったので入れなかったが、酸味があるのでジャムになった)
 ⑥木べらで鍋底をこすると、鍋底が少し見えるようになる迄、煮詰めた。
 ⑦でき上がったジャムを計ったら、450gあった。最初の重量の80%のジャムができたことになる。
 
山桜桃の硬い種を除去するのが大変だったが、作ってみたらそれ程の事もなく、色が綺麗で、上品な甘酸っぱい味のジャムができた。山桜桃と砂糖だけの本物のジャムだ。友人にも分けて上げて試食をして貰う事にしよう。


 ② 

  ④ 

 ⑦

コメント
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