花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

老健施設の叔母が弱って来た

2007年11月11日 | 高齢期の生活全般
 今日は午後から雨の予報なので、家にいても仕方がないと思い、亡くなった母の妹にあたる叔母の慰問に行った。
 老健施設に入って2年半、一切外出させてくれないし、ディサービスにも行けないので、籠の鳥と同じ生活をしているのだが、案の定、叔母の体力は次第に弱くなって行く。
 私が行った時は必ず連れ出して外の空気を吸わせ、歩かせる様にしてきたが、今日の叔母は私の腕につかまってやっと歩く状態だった。

 今日も近くの大型スーパーマーケットに連れて行き、ファミレスの片隅に座らせ、私が行きがけに土産に買ったフルーツケーキを差し出した。「こんなに美味しいケーキは久し振りだ」と言いながら平らげてくれた。

 しばらくお喋りをしてからスーパー内を歩いた。5分位で「疲れてもう歩けない」と言うので驚いた。無理強いしても仕方がないので、予定よりずっと早く部屋まで送った。まだ84才なのにと哀れに思った。
 
 叔母はまだ私に居て欲しいらしかったが、雨で暗いし、日暮れが早いからと別れた。駐車場に戻って部屋の窓を見上げたら、叔母が何時までも手を振っていた。
 施設まで車で往復3時間かかるので道路が良くても一月に一回がやっとだし、これから雪の季節になれば、車が渋滞してもっとかかるので、思うように行ってやれないのが残念なのだ。
 それにしても、どうしてわたしのまわりの高齢者は、理不尽な生活をしなければならないのだろうと思う。