花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

昆布の佃煮

2007年12月12日 | 医療・健康・食生活・衣生活
 先日、函館に行った時、途中の「昆布館」という所で買った昆布のおやつがとても気に入った。それは砂糖とごま油を塗って胡麻をまぶした「焼き昆布」というものだ。
 家で作れないか考えた。
 昨夜、家にあった日高昆布をハサミで切って油で揚げ、胡麻をまぶしてみた。同じ感じには仕上がったのだが、使った昆布の塩気がきつかったようで、かなり塩辛い。

 そこで今日はその昆布を水に10分くらいつけて塩抜きし、佃煮にする事にした。

 1.塩抜きして柔らかくなった昆布をハサミで小さく切る。
 2.適量の干し椎茸を水で戻して細かな千切りにする。
 3.椎茸の戻し汁を厚手の鍋に入れ、1.2の材料を入れて火をつけた。
 4.味醂、酢を加えて昆布が柔らかくなるまで弱火で煮る。
 5.塩味を見ながら醤油と砂糖、鰹節を適量加えて、弱火で焦がさないように煮詰める。
   途中、好みでおろし生姜、粉山椒などを加える。

 すごく柔らかな美味しい佃煮が小鍋に一杯でき上がったので、仲良くしているご近所に瓶に詰めてお裾分けしたら、早速味を見て、箸休めに良いね、と言われた。
 昆布はミネラルたっぷりなので身体にも良いし、塩抜きしたので血圧にも心配ない。毎日少しずつ食べる事にしよう。
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TVアニメ「赤毛のアン」

2007年12月12日 | TV・映画・音楽・美術
 皆さんの中で、アニメを見ている方はいるのだろうか。居るとしても「赤毛のアン」を見ている人は少ないのではと思う。
 私が「赤毛のアン」に出逢った最初は、子どもの頃に読んだ児童書一冊だった。
 真っ赤な髪、そばかすだらけでやせっぽち、そして孤児院で育った夢見る少女アンに不思議な魅力を抱いた事を覚えている。
 次に出逢ったのは、確か40才の頃、外国の映画でだった。こちらは続編「アンの青春」までの2本を見た。アンが恋愛をし結婚する迄の映画だったと記憶しているが、その愛に溢れた純粋な生き方を描いていて感動した。
 それで私は本をしっかりと読みたいと思い、文庫本を買って来ては次々と読み進めた。
 全部で10巻だったと思うが、作者モンゴメリーの、主人公アンとその回りの人々の日常生活に対する優しい眼差しが全編に溢れていて、当時の疲れた私の心を温かくしてくれた。
 また、孤児のアンを引き取って育てた独身のマリラには、理想的な母親像、教育者像を伺う事ができた。本の随所に教師だったモンゴメリーの児童観、教育観を読み取ることができたのも、私が惹かれた理由である。

 児童書ではアンの子ども時代しか書かれていないが、やがてアンは結婚し、数人の子どもの母親となり、子育てに苦労と喜びを感じながら、カナダの東部のプリンスエドワード島で医師の夫と地域に無くてはならない人になっていくのだ。
 (その頃、アンのテーマパークを作った町もあったが、今は閉鎖されてしまった。)

 そんな訳で、今は毎朝民放で放映している再放送のアニメを、再び楽しみにして見ているのである。
 先週、図書館で本を見てみたが、児童書も文庫本も訳者が同じで、文章も同じだった。人の心を打つ少女の成長物語は、これからも世界中の人に愛され続けるだろうと思っている。


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