花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯父の形見のツツジ

2009年05月26日 | ガーデニング・家庭菜園
2年前に94歳で亡くなった伯父の形見として、元の田んぼにぎっしりと植えられていた蓮華ツツジを、我が家の庭に運んできて移植したのが9本ある。
このツツジは、伯父が20年程前に本州に行って、トラックで買い付けたツツジだと言う。
しかし伯父が年を取り、手入れもできなくなって植えっぱなしになってからは、全く花を咲かせなくなったのだ。
そこで私の力でも何とか掘り出せた脇枝を持って来て庭に植えて見た。
去年は少ししか花を咲かせなかったが、2年目になるこの春はどの木にも沢山の花芽ができ、この度一斉に花を咲かせた。

   

それを伯母に見せようと、一昨日迎えに行った。
伯母は、ツツジの他、どうだんツツジ、ムスカリ、芝桜など、伯母から貰って育てている花や木が元気なのを見て、とても喜んでくれた。

昨日は、我が家に一泊した伯母に6時に起こされた。何時ものように散歩をしたいというのだ。
60年の厳しい農作業ですっかり腰が曲がってしまった89歳の伯母を支えながら、早朝の郊外を1時間歩いた。
広い畑のところに行くと、何を植えてあるのか凄く気にするのだ。
大型機械で植えられ、ビニールでマルチングされたり、寒冷紗で覆われたビート、南瓜、トーモロコシなどを見ながら、昔とは植え方が違って来ていると感心していた。

帰りに施設の庭に植えると言うので、花が済んだチューリップやこれから咲くアイリス、時知らず、発芽したてのユーホルビア、青紫蘇などを掘って車に積み、着いてから伯母と一緒に施設の庭に植えた。
施設の伯母の花畑(?)が、今度は我が家の草花で大分賑やかに成って来た。



コメント (1)
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