先日、ミステリーツアーに同行した従姉に、私が作ったマーガレットの寄せ植えの小鉢とプリントしたフランス旅行の写真、それに彼女が気に入って使っていた中国の栄養クリームを持って行って渡した。
写真は喜んでくれたが、バス内でそれを見ながら、人物と背景の距離の取り方で人の大きさが全然違う事を説明したりした。
ところで一月前に2階の部屋に置いてあった君子欄の根元に花芽を見つけた。
その大きな鉢を一日中温かな居間に下して様子を見ていたら、1日当たり3cmも芽の下の茎が伸び出した。
花芽が開きだしたので長持ちさせたいと思い、温度が低い玄関に移して置いたら、傍のもう一つの株からも遅れて花芽が立ち上がって来た。
開花を楽しみにしていたら、ついに今朝、最初に付いた花芽が9割方咲いていた。なんと小さな花が23個も付いている。それどころかその傍に同じ株から立ち上がった別の花芽も見つけた。
この花は、伯父が94歳で亡くなった後、家も畑も売り払った伯母が高齢者専用賃貸住宅に移る際に譲り受けた君子らんだ。我が家に来てからもう5年になるが、今年もこうして立派な花を見る事ができて嬉しい。明後日は伯父の命日だが、この写真を持って伯母の所に行く積りだ。
ちなみに今朝6時半の外気温はー6.5℃。まだまだ室内は暖房無しではいられない。北電から原発で作った電気をできるだけ買いたくないのだが、仕方なく暖房機のスイッチを入れている。