花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

秋の韓国旅行(7)

2012年10月18日 | 海外旅行「韓国」
昨日から北海道には寒気が入っていて、今日の私の町は晴天だが正午現在11℃しかない。今朝道北では氷点下になったり雪が舞った地域があったらしい。中山峠でも雪が降ったらしい。
3日前から、蕾がついていないためにこの先花が咲きそうにない薔薇の茎を切り取って細かく裁断し、コンポストに入れる作業を始めた。剪定鋏1つで太目の枝も切るので、握力がかなり必要だ。
今後、花が咲き終わった枝から順に切って行き、今月末の冬囲いに持って行きたいと考えている。

また、タオルケットと毛布だけの寝具では寒くなったが、厚地の羽毛掛け布団しかなかったので、一昨日新たに1,1kgの薄い羽毛の掛け布団を買い、軽いけれど暖かく寝られるようになった。

残暑が長引いたが、もしかすると冬は早くに来るかもしれない。




《世界遺産「水原華城(スウォンファソン)》
丹陽のレストランで食べた朝食は、「韓国式定食」だった。韓国海苔、アミの塩辛、焼き豆腐、キムチなどの副菜と干し鱈のスープだった。
スープは私の好みではなかったが、昔、母親が塩干し鱈を手で裂いて汁にしたのをよく食べた事を思い出した。
副菜はあっさりしていて食べやすかった。

 

その後2時間バスは西北西に走り、黄海から10kmほど内陸に入ったところにある「水原華城」に行った。
3年前の11月に訪れた時は、夕方仁川空港に着いた後水原に行ったため、城がライトアップされていて美しかったし、北側の「長安門」から城内に入り、城壁に沿って東に移動してから「華紅門」を通り、見晴らしの良い「東北角楼」に登り、「練武台」まで散策したので、夜にも関わらず城の雰囲気をとても良く感じることができたのだ。
しかし今回は門を通らずにいきなり外壁に登り、外側を回っただけで見学は終わった。折角素晴らしい世界遺産を訪れながら、美しい建築様式を見られる門の一つも通らなかったことで私は肩透かしに会った様で実にがっかりしたのだった。

この城は、李氏朝鮮22代の正祖王が、王位に就けずに非業の死を遂げた父親のために楊州から水原郊外の華山に陵を移す事を決意し、5.7kmの城郭を築いて新しい都にしようとしたのだった。今放送されているTVドラマ「イ・サン」が作った城なのだ。
1796年に、日本、中国の様式も取り入れながら設計し着工したが、その後、正祖王が亡くなって遷都が中止された。その結果、結局城は作られず、城郭だけが残されたのだ。
現在は城郭の内外は市街地になっていたが、石とレンガで造った城郭には、当時48箇所の見張り場所があり(今は43箇所が保存されている)、その建築様式が多様であることから世界遺産に指定されたのである。

  

この門は地面より下がったところに作られた「北暗門」で、秘密の出入り口として作られた。右隣は「練武台」で射弓場を兼ねた。

  

最後、東の「蒼龍門」を見ながらバスに戻った。今回の見学コースでは、美しい門を間近で見る機会がなかったことが残念に思えた。

       
 

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秋の韓国旅行(6)

2012年10月18日 | 海外旅行「韓国」
《「古数洞窟」と丹陽の温泉つきホテル》
「安東河回村」を見学した後、バスは丹陽(タニャン)の郊外にある「古数洞窟(コスドングル)」に向かった。
ここは韓国で1番の石灰岩洞窟で天然記念物に指定され、遺跡から古代人が住居にしていたことも分かっているという。

全長1.3KMの内部を約1時間、設置されている細い通路に従って1列に並び見学した。
奥の方に行くと洞窟は深さが増して、石筍などの美しい鍾乳石が見られた。
今まで色々な石灰岩洞窟を見たが、通路がこんなに狭い洞窟は初めてだった。

洞窟見学中、雨が降ったらしく、出口の周囲に出ている土産物屋の商品にはビニールが掛かっていた。

  

  

夕食は「ゴンドレ釜飯定食」だった。
既に焼いてある豚肉をサンチュの葉に乗せ、色々な副菜の中から適当なものを肉の上に乗せてから辛みそを少し付け、葉で包んで食べる。
石釜で炊いてあるご飯にも適当に副菜を載せ、混ぜてスプーンで食べるのだが、この定食は意外と美味しかった。(写真は横から撮ったもの)

     

その後、丹陽のリゾートホテルに入った。
ここも韓国式の作りになっていて、玄関で靴を脱ぎ、オンドルが通っている床に置かれたベッドで寝るのだが、気温を高める事がサービスだと思っているのか、夜凄く室温が上がって寝苦しかった。
ホテルには温泉があると聞き、早速行って見た。宿泊客だけが入るらしく閑散としていたが、設備も管理も行き届いた清潔な温泉だったのでゆっくりと体を温めることができた。



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