花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「チェコ共和国の旅」(4)

2017年06月04日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ
≪首都「プラハ」の観光≫(2)

③「プラハ城」から見た旧市街
城は小高い丘の上に建っているので、その一画から眼下遠くに旧市街が見渡せた。その光景は懐かしく、20年前と同様に美しかった。
中央には「ヴルタヴァ川」に架かる「カレル橋」が見える。
幾たびの戦火でも破壊を免れた中世さながらの町並みだ。



④「カレル橋」
城から15分程歩いて「カレル橋」に着いた。橋の上は、相変わらず観光客で溢れていた。



今では「ヴルタヴァ川」に架けられた橋は沢山あるが、この橋は14世紀後半~15世紀にかけて「カレル4世」の命によりできた最古の橋だ。
全長520m、幅10mの橋の欄干に聖人や聖母などの30体の彫像が飾られている。その中の一つが日本にも関係する「聖フランシスコ・ザビエル」像だ。彼が布教した日本や東洋人が、下から彼を支えている。
両側に門があるが、写真は旧市街側から見た門だ。
今は車の通行が禁止され、歩行者だけの橋に指定されていて、演奏している人や土産物を売る人、絵を描いて売っている人達が大勢いた。

 

橋の上から写した景観の写真左端の建物が「スメタナ博物館」だ。(ここには最終日の自由行動で訪れる事になる)


⑤「旧市庁舎と天文時計」
「カレル橋」から東側を目指して7~8分歩いた所で「旧市街広場」に着いた。
「旧市庁舎」の壁を飾る15世紀の終りに作られたらしい「天文時計」の前は、大勢の人々で大混雑していた。
上の大時計は「プラネタリウム」と呼ばれ、地球を中心に回る太陽と月、その他の天体で、1年で1回りする。
下の大時計は「カレンダリウム」と呼ばれ、黄道12宮と農村の四季の農作業を表すと言う。
現在時計は、1948年に取り付けられた電動装置で動いていて、9~21時の毎正時には仕掛けが動く。私達が着いた時刻はすでに12時を過ぎていたので、仕掛けの動きを見る事はできなかった。

          








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