花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「チェコ共和国の旅」(12)

2017年06月14日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ

≪世界遺産「テルチ旧市街」観光≫

「テルチ」は「プラハ」の南南東130kmのボヘミア・モラビア高地に位置し「オーストリア」との国境近くにある12世紀に作られた町だ。二つの池に挟まれた地形が、天然の要塞になったらしい。現在その一つは、干上がっていた。
16世紀に交易路として繁栄したが、そのままの姿が現在も保たれていて、1992年世界遺産に登録された。
旧市街の中心「ザハリアーシュ広場」に建つ建物は、皆ルネッサンス様式か初期のバロック様式で、下がアーケード状に通路になっていた。これは当時の領主「ザハリアーシュ」が住民に協力を求めたためだという。
広場の中央に立っている「聖母マリアの柱像」は18世紀初頭にペストの終焉を記念して市民の寄付で建てられたものだという。
この地方で生まれ育った犬を連れていた男性が、写真に応じてくれた。



          

 


 

その他の世界遺産2箇所ほどは割愛する。ガイドが来なかったり、施設が閉鎖されていたりした所だ。
その代わりに見られた場所があったり、スーパーに立ち寄る時間もあった。

「チェコ」の歴史的文化的世界遺産は、大国に取り囲まれた位置のために歴史に翻弄されながら、幸いに第二次世界大戦の破壊を免れたためどれも保存状態が良く、その価値が現在も良く保存されていた。
石造りの建物がほとんどなので、数百年建ち続けて来た物は、今後も世界遺産として更に数百年保存できるに違いないと思う。今回、再訪した値があった。            (完 成)



コメント (2)
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