暫く留守にしていたが、一昨日、「オーストラリア」へは2回目となる9日間の旅から無事に帰国した。
地球上「オーストラリア」は、日本とは赤道を挟んで丁度反対側に位置するため、11月の中旬は晩春の季節に当たる。それで気候的にもそれ程問題は無いだろうと考えて旅行社に申し込んだのだった。
前回は1月初旬、一応真夏だったが、今回は晩春だからと妙に安心していた。
しかし「オーストラリア」の内陸部、特に「エアーズロック」は、冬の季節以外は昼間かなりの高温になることを十分に承知していなかったのだ。
この時期を選んだのは、丁度庭の木々の冬囲いが済み、農園の収穫作業も終り、漬物用大根を数日干して下漬けした後、本漬けにも間に合う筈だったからだ。
資料では、11月の「エアーズロック」(先住民「アボリジニー」の聖地)の平均最高気温は34℃と出ていたが、最高気温が2℃しかなかった当地から実際に行って見ると、そこは37℃もあった。
そんな中、植物がほとんど生えていないその地域の赤土の大地を、2日に渡って2時間ずつハイキングした。(2日目は午前中だったので、気温は少し低かった)
1日目は午後3時位からだったから、石や岩の多い散策路で照り返しもあって実際には39℃程だったのではないだろうか。
しかし、ともかく水を小まめに飲みながら行って来た。
最後の日、希望者は「エアーズロック」に登ることもできたが、その日は風が強く登山禁止になり、早朝から登山口は閉鎖されていた。
もしも閉鎖されていなければ、2年後には登山が全面禁止となるその山を前にして、きっと私自身はどうするか迷っただろうと思う。
草が1本も生えていないかなり急傾斜の岩山だから、毎年、転倒滑落による怪我人、死亡者が何人も出ているという山だ。
なので正直な所、禁止日でホッとしたという所だった。
(下の写真は、前日の日没直前にツアーで訪れた観賞場所から写した内の一枚だ)
今回は、前回行っていない「西オーストラリア州」の「パース」に3泊して、「ウエーブロック」や「ピナクルズ」「ナンバング国立公園」などを観光したし、「ビクトリア州」の「メルボルン」の市内観光と郊外観光もできたので、まあまあ充実した旅行だったと思っている。
しかし、日本の21倍の面積がある「オーストラリア」を短期間で回るには、航空機が移動手段になる。そのため、早朝に出発したり、ホテルに着く時間が遅くなるなど行動時間と移動時間が長くなり、高齢者には結構過酷な旅だった。
もう一つ、強く感じたのは物価の高さだった。500ccの清涼飲料水が1本300~480円、日本ならコンビニで200~300円で買えるサンドイッチが900円、軒並みどの物価も日本の3~5倍もしたからだ。
資料によると最低賃金は日本の140~150%らしいが、それにしても高いと感じた。
今回の旅行社に支払った費用も、1人55万円とやはり高かった。
留守の間、私が住む地域には降雪があったらしいが、帰国の前日、雨が降って溶けてしまったらしい。
しかし、この所の最高気温が氷点下の寒さなので、ほぼ40度近い気温差に震えているし、今日は朝からちらちらと雪が降っているので、除雪用のスコップを出して除雪もした。いよいよ北国には冬が到来したのだ。
昨日、「ショートステイ」から帰宅した伯母には、初めて「湯たんぽ」を入れてあげた。
日本との時差は少ない国だったので、ヨーロッパやアメリカに行ったような時差による体調の乱れは少ない。
これから暇を見ながら、少しずつ旅日記を書きたいと思っている。
地球上「オーストラリア」は、日本とは赤道を挟んで丁度反対側に位置するため、11月の中旬は晩春の季節に当たる。それで気候的にもそれ程問題は無いだろうと考えて旅行社に申し込んだのだった。
前回は1月初旬、一応真夏だったが、今回は晩春だからと妙に安心していた。
しかし「オーストラリア」の内陸部、特に「エアーズロック」は、冬の季節以外は昼間かなりの高温になることを十分に承知していなかったのだ。
この時期を選んだのは、丁度庭の木々の冬囲いが済み、農園の収穫作業も終り、漬物用大根を数日干して下漬けした後、本漬けにも間に合う筈だったからだ。
資料では、11月の「エアーズロック」(先住民「アボリジニー」の聖地)の平均最高気温は34℃と出ていたが、最高気温が2℃しかなかった当地から実際に行って見ると、そこは37℃もあった。
そんな中、植物がほとんど生えていないその地域の赤土の大地を、2日に渡って2時間ずつハイキングした。(2日目は午前中だったので、気温は少し低かった)
1日目は午後3時位からだったから、石や岩の多い散策路で照り返しもあって実際には39℃程だったのではないだろうか。
しかし、ともかく水を小まめに飲みながら行って来た。
最後の日、希望者は「エアーズロック」に登ることもできたが、その日は風が強く登山禁止になり、早朝から登山口は閉鎖されていた。
もしも閉鎖されていなければ、2年後には登山が全面禁止となるその山を前にして、きっと私自身はどうするか迷っただろうと思う。
草が1本も生えていないかなり急傾斜の岩山だから、毎年、転倒滑落による怪我人、死亡者が何人も出ているという山だ。
なので正直な所、禁止日でホッとしたという所だった。
(下の写真は、前日の日没直前にツアーで訪れた観賞場所から写した内の一枚だ)
今回は、前回行っていない「西オーストラリア州」の「パース」に3泊して、「ウエーブロック」や「ピナクルズ」「ナンバング国立公園」などを観光したし、「ビクトリア州」の「メルボルン」の市内観光と郊外観光もできたので、まあまあ充実した旅行だったと思っている。
しかし、日本の21倍の面積がある「オーストラリア」を短期間で回るには、航空機が移動手段になる。そのため、早朝に出発したり、ホテルに着く時間が遅くなるなど行動時間と移動時間が長くなり、高齢者には結構過酷な旅だった。
もう一つ、強く感じたのは物価の高さだった。500ccの清涼飲料水が1本300~480円、日本ならコンビニで200~300円で買えるサンドイッチが900円、軒並みどの物価も日本の3~5倍もしたからだ。
資料によると最低賃金は日本の140~150%らしいが、それにしても高いと感じた。
今回の旅行社に支払った費用も、1人55万円とやはり高かった。
留守の間、私が住む地域には降雪があったらしいが、帰国の前日、雨が降って溶けてしまったらしい。
しかし、この所の最高気温が氷点下の寒さなので、ほぼ40度近い気温差に震えているし、今日は朝からちらちらと雪が降っているので、除雪用のスコップを出して除雪もした。いよいよ北国には冬が到来したのだ。
昨日、「ショートステイ」から帰宅した伯母には、初めて「湯たんぽ」を入れてあげた。
日本との時差は少ない国だったので、ヨーロッパやアメリカに行ったような時差による体調の乱れは少ない。
これから暇を見ながら、少しずつ旅日記を書きたいと思っている。