異動の内示を受けた娘の現在迄の勤務場所は、我が家から車で数時間かかる遠さなので、引越しの荷造りの手伝いには行けなかった。
しかし、「札幌での荷受時には、手伝うから。」と告げていた。
それにも拘わらず、娘は「7回目の引越しだから、一人でできるから。」と私の手伝いを断った。
仕方が無いので、荷物を積み込んでから車で夕方我が家に着き、一泊した娘に、心づくしの夕食と朝食を作って一緒に食べた。
また、朝御飯の残りでお握りを作り、数種類のおかずをタッパーに入れて持たせた。
私自身もかっては転勤族だったので、勤めていた時から今の家に落ち着くまでには、引越しを沢山した経験を持つ。
引越しの大変さが分かるだけに、誰の力も借りずに一人で引っ越すとはさすが私の娘だ、と思う反面、私が一人の働き手として子供から期待されない時期が来たのかなという寂しさも感じている。
(早朝6時なので、「牡丹」の花はまだ閉じている)