今回の3連休中、何処かへドライブをしようと娘から誘われていた。
ところが超大型の台風19号が上陸する予報が出て来た。北海道は13日(日)に台風が到達するらしいと言うので、12日(土)に日帰りで「苫小牧」「白老」方面に出かけることとした。
昨日9時に娘が迎えに来た。「千歳」から支笏湖に行く道路に入った。紅葉は始ったばかりという印象だったが、鬱蒼とした雑木林の中を通るので気分が良かった。森林浴ができるからかな。
「苫小牧」を越えて間も無く右折し、「樽前山」の南側原野にある「樽前ガロー」に立ち寄る事にした。
行って見たら人影はほとんど無く、駐車場は静かだった。車を降りて林道を歩くと水が流れる音がし、踏み跡があったので入って見た。
20m程下に渓流が流れていた。足下は崖なので、足を踏み外すのではと恐ろしかった。人手が入っていない状態の渓谷は、むき出しの岩が皆苔むしているように見えた。
「樽前山」の北側の山裾に「苔の洞門」という場所があるが、数年前から閉鎖していて見られない。そこは大きな岩が重なり合っていて、そのどれもが苔で覆われているのだ。私は二十数年前に見学しておいて良かった。
私自身は「樽前山」には数回登山経験があるが、娘は一度もない。それで車に戻ってから、登山口への行き方や車で上る事が可能な7合目までの登山道の様子など聞かれた。
昼食は以前2~3回行った事がある「白老牛」の店「いわさき」に行った。
メニュウを渡された。以前に比べると随分食事代が高額になっていて驚いた。この店は、今では札幌からツアーバスで客が沢山来る有名な店になったからかも知れない。
「いわさき牛のサーロイン180gセット」4000円と「フレッシュステーキ180gセット」2900円を1人前ずつ頼んで分け合って食べた。「サーロイン」は流石に美味しかった。
食後、傍にある「マザース」という鶏卵の店に立ち寄ってから、「支笏湖」の湖畔の道路を通って帰宅した。ドライヴ中は、曇って風が少し強かったが、雨には遭わず、予定通りのドライヴができた。
車中、TVで、本州の伊豆地方に台風が上陸したといって、被害予想や避難情報をずっと伝えていた。本州に住む知り合いは、どうしているのか気になった。
夜TVで台風の被害状況を伝えていた。全国的に幾つもの大型河川が決壊したり、土砂崩れが起きたりしていて、大型台風の恐ろしさが改めて身に染みた。
北海道の被害状況はまだ分からないが、台風がそれて勢力も落ちたのか、石狩方面は風が1日中強かった程度だった。