先月、久し振りにモールの中にある100円ショップに行き、調理道具を2つ買った。
前から気にはなっていたが、今まで買う決心がつかなかった物だ。
まずは写真上の「リンゴの芯抜き」。税込み110円でこんなにしっかりしている。リンゴは食べようとすると、丸かじりして最後に芯を残す食べ方以外は、まず芯の始末をしなければならない。それが意外と面倒で時間がかかっていた。
これで一気に芯を抜いてしまえば、後はそのまま皮付きでも、または皮をむいて幾つかに切ってもあっという間に食べられる。もっと早く買えば良かった。
次は「ニンニクつぶし」だ。こちらはなかなか工夫して作ってある優れものだ。価格は330円だったが、使ってみてその利用効率の高さに驚いた。
ニンニクは毎年、近所に差し上げるほど自家栽培して収穫しているが、今までは包丁でみじん切りにして、肉料理に使うことが多かった。それには結構時間もかかるし、ニンニク片が小さいので手間と注意も必要だった。
これなら皮をむいた1片が、あっという間に潰れてしまう。使用後、洗うのが大変かなと思ったが、力を入れて潰す部分が写真の様に固定されていないから洗いやすい。これももっと早く買って使っていたら良かったと思った。時々「餃子」や「ハンバーグ」「肉野菜炒め」等をするが、手間は今までの1/3ほどと凄く役立っている。
人間は道具を作り、それを使って進化してきた動物だ。これらの道具を使って見て、私も少しずつ高齢ながら人間力が増していく。それにしても100円ショップは恐るべし。