≪最初に仏教が伝来した町「アヌラダープラ」②≫
②「スリー・マハー菩提樹」
ここの菩提樹は、紀元前3世紀にインドのアショーカ王の王女が、仏陀が悟りを開いたとされる「ブッダガヤの菩提樹の分け木」を運んで来て植え付けたものだという。
時々雨が降っていたが、次々と参詣する人が訪れていた。また入り口に座り、長い間じっと頭を垂れて身動きしないお年寄り達もいた。
そこには、私が日本の寺で目にする雰囲気とは違うものがあった。
ガイドが参道の花売りから買った睡蓮の花を私達に1本ずつ渡してくれた。花だけ摘んで大仏の前の献花台に供えた。
裏に回って菩提樹の傍に行った。樹齢2300年の幹から幾つもの枝が出ていた。
③「ルワンウェリ・サーヤ大塔」
菩提樹の寺院からこの寺院までは1km程の街路樹が並ぶ石畳の歩道が続いていた。その両側は草地になっていたが、牛やヤギが放牧されていた。その傍に白鷺が沢山舞い降りていた。
間も無く見えて来た大きな塔は、紀元前2世紀に当時のドゥッタガーマニー王が建設したという高さ55mもの水泡状の塔だ。この王は侵略して来た「タミル軍」を追い返した事でも有名だ。
綺麗な白色だが、ガイドに聞くと「毎年、塗装している。」と言っていた。
白いブラウスとスカートを着た女性達のグループが、参詣していた。
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思いの外、涅槃仏が多かったです。
今はインドの仏教徒は、極少数しかいないらしいので、スリランカが仏教の本家みたいになっていると思いました。
コメント有難うございました。
当地の気温ですが、昨日から朝の気温がやっとプラスに届くようになって来て、1m以上あった庭の積雪もどんどん溶け出しています。
昔インドからやって来たタミール人との摩擦でずっと内乱が続いていましたが、4年前に終結し、今は落ち着いています。ですから国家建設はこれからという所の様でしたよ。
アイアイ、見ませんでしたが、いると思います。
民ちゃんさん、お早うございます♪
紅茶はイギリスが植民地化した時に涼しい高原地帯に栽培させたことが始まりで、スリランカの三大産業の1つになっています。
近く買って来た紅茶の事を書きますね。
現地ではどのようにして飲んでいるのでしょうか?日本のお茶の感覚と同じようですか。すみませんが、分かりましたら教えて下さい。
そちらの気温はどんなですか?
当地では、春真っ盛りのつもりでいるのに、時折、寒い日が来ると、もう、動けないです(私だけ?)。
「スリランカの旅」を興味深く読ませて貰っています。
以前、宗教戦争だったか、人種差別まがいの内乱があったように思いますが、今は、平穏のようですね。
「スリランカ」というと「アイアイ」という小型猿を思い出しますが、記憶相違かも・・・。