≪「ルツェルン」旧市街散策≫
昼食後「アンデルマット」を出たバスは北北東に向かい、約72kmの距離を1時間半かけて「ルツェルン」に到着した。
「ルツェルン」は標高436mにあり、「フィアヴァルトシュテッター湖」(俗称「ルツェルン湖」)に「ロイス川」は続いている。遠くを高い山に囲まれた風光明媚な町だ。
(写真は「カペル橋」の東側にある「ゼー橋」を写した。この橋の向こうは湖だ)
旧市街の真ん中を流れる「ロイス川」に掛かる有名な「カペル橋」は、1333年に完成し、1993年に一部が焼け落ちた後で修復された、屋根つきの斜めの橋だ。
全長が204mあって、湖から市街に入ってくる敵を見張り、防御するためにできた橋で、片方の端には八角形の塔がある。
この塔は見張り台だが、拷問部屋や貯水槽としても使われていたという。橋の梁には、町の歴史や聖人の生涯を描いた三角形の絵画が飾られている。
私がこの橋を訪れたのは3回目だったが、今回が最も観光客で混雑していた。
自由時間が50分あったが、近くの2つの教会を訊ね、旧市街の写真を撮っただけで終ってしまった。
(「カペル橋」の西隣にある「ラートハウス橋」も人通りが多かった。真ん中は「旧市庁舎」)
散策後、バスで北北東50kmにある町「チューリヒ」に向った。
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