《世界遺産・グランドキャニオン観光》
昼食はナバホ族の民族料理、じゃが芋とベーコンのスープにサンドイッチと揚げパンだった。
サンドイッチのパンは両面を強めに焼いてあり、中にカリカリベーコンやトマト、レタス、チーズなどを挟んであった。
パンが固かったので、私は中の具と揚げパンを食べた。
いよいよ今回の旅のハイライト、「グランドキャニオン国立公園」である。
ここは、7000万年前に2つの地層プレートが衝突し、3000m以上も地層が崩れずに押し上げられてコロラド高原ができた所である。
そして18~16億万年前にできた最下層の地層から、2億7000万年前にできた最上層の地層まで十数層の地層が重なる大地が、500~600万年前にコロラド川の侵食によって作られた大峡谷なのだ。(「Grando Canyon 日本語ガイド」から)
バスが近づくに連れ、右側に地球の割れ目の様な大きい裂け目が見えて来た。
やがて私たちのバスは公園のゲートに着き、そこで入場料(7日間滞在可能)を払って公園内に入った。
東西南北にビューポイントが9つも作られていて、無料のバスが15分間隔でニ十数か所のバス停間を走っている。
トレイルルートも数箇所あって、合わせると16kmもになるのだという。
まず東端にある標高2173mの「デザートビューポイント」に行った。そこには展望タワーもあって、屋上からは、1500~1650m下の深い渓谷を流れるコロラド川が見下ろせた。①②
① ②
その日のホテルは、公園内にあるヤバパイロッジだったので、チェックインを済ませて荷物を置いてから、無料バスに乗って「ヤバパイポイント」に行き、日没時のグランドキャニオンを見に行った。
刻々と変わる景観は実に素晴らしかった。③は日没30分前、④は10分前、⑤は日没直前に渓谷の一部が赤く照らし出された景色である。
③ ④
⑤
翌朝は4時に起きて、まだ真っ暗い中をバスに乗り、夕日を見た場所とは違う「マザーポイント」に行き、大勢の人たちと一緒に日の出の景色も見た。⑥
低い場所に突き出た崖に下りて朝日を待つ人もいて、私は見るだけで冷や冷やした。⑦
⑥ ⑦
私は今まで、夕日や日の出の写真を撮ったことがなかった。それで何処をどのように撮れば良いのか全く見当がつかなかったが、何とか思い出の写真は撮れたと思うがどうだろうか。
朝食を食べてから「ブライトエンジェル・トレイル」の降り口迄行った。自由行動だったので、私と友人はその緩やかな渓谷のトレイルを20分下り、また引き返しながら写真を撮った。⑧
⑨は上から渓谷の下の道を写した。
天候が良く、気温がかなり高かったので、登りではすっかり汗をかき疲れたが、1時間弱の素晴らしいトレイル体験ができた。
⑧ ⑨
その後、大感動したグランドキャニオンに別れを告げ、バスで5時間かかるラスベガスに向った。
途中、バスの最後席で疲れて熟睡していた私だけが誰にも気づかれずに寝ていて、ランチに遅れるというハプニングもあった。
ラスベガスに着いたのは夕方で、ホテルの部屋に入った時には既に18時を回っていた。
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その光景の魅力がこのsonataさんの写真に詰まっています。
自然の圧倒的迫力と壮大さ、尊厳すらも感じる景色でした。
sonataさん、朝日も夕日も素晴らしい写真ですよ♪
このあとラスベガスに行かれたんですね。
なにもない砂漠の光景からいきなり現れる光の国ラスベガスは、感動すら覚えました。次のお話も楽しみにしてます!
こういう撮り方で良かったんですか。
ここは本当に凄い所だったですね。
それと今回のツアーは、よくできた行程だったと思いました。
現地ガイドは、トレッキングを趣味にしている人で、細かな配慮がされていました。それでじっくり夕日も朝日も鑑賞できたんです。