花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

今日の伯母の用事

2016年11月14日 | 高齢期の生活全般
数日振りで晴天の朝を迎えたので、預かっていた2回分の伯母が脱いだ洗濯物を含めて、私のシーツやタオルケットなども洗濯した。
二階のベランダに干したが、気温は5度しかなく震えた。菜園が真っ白くなっていたので、今朝は気温が下がって霜が下りたのだろう。

家事を済ませてから、昼近くにA銀行に行き、伯母の通帳から先月分の施設の入居費用と98歳で逝去した伯母の姉の香典(すでに先日送ったが)をおろした。
それから伯母の施設に車を走らせ、事務室で入居費用を支払った。同時に今秋最後の花になる数種類の菊の花を差し上げた。

伯母の部屋に行くと、昨日、札幌に住む妹さん(多分94歳)が子どもの車で来たという報告があった。蜜柑を土産に持って来てくれたという。
昼近くに来たので、15分も話をせずに帰ってしまったのが残念だったと言っていた。
私は今日は蜜柑とベビーチーズ5本を持参した。チーズは骨粗しょう症の伯母に必要なカルシウムが採れるので、毎日食べたら良いと薦めているのだ。

また、図書館から伯母に読み聞かせたら適当だと思われる絵本を、一度に10冊程度借りて車に置いてある。今日読み聞かせた絵本は、イギリスの絵本作家「ビアトリス・ポター」の「可哀想なテンジクネズミ」だった。
彼女は「ピーターラビット」で一躍世界的に有名になった絵本作家で、私は数年前にイギリスの湖水地方を訪れた時、彼女が暮らしていた家を見学した事がある。
今は「ナシォナルトラスト」の団体が、彼女の動物愛護と自然保護の遺志を継いで、家と菜園を管理している。
伯母も23歳の年で農家に嫁ぎ、私の伯父と共に終戦後は綿羊(毛糸を取るため)や馬(耕作用)、鶏(自家用、販売用の卵を取り、鶏糞を有機肥料にする)を飼い、広い農地で米や玉葱、小麦などの農作物を生産して来た人だから、その絵本を楽しんでくれた。
(52歳の時に運転免許を取った伯母は、後半にはトラクターを運転して耕作した事もあるらしい)

帰りには新たな洗濯物を1袋預かって来た。
めっきりと気温が低くなって来たので、朝からベランダで洗濯物を干しても次第に乾き切らなくなった。最高気温がせいぜい4~10度止まりでは無理なのだ。
今15時半だが、そろそろ薄暗くなって来た。沢山の洗濯物を二階のベランダからストーブをたいている居間に取り込んで、明日まで乾かそうと思う。これも結構な仕事なのだ。

                               


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3 コメント

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生きるという力 (伊豆の花)
2016-11-15 09:08:33
おはようです

叔母様もお元気なようで、安心しました。
叔母様のご姉妹は、ご長命な遺伝子をお持ちのなのですね・・・と言うより、大正から昭和にかけて生きられた方々は、戦争やら貧困やらと過酷な時代ではあったでしょうが、もしかすると、「人間が生きる」には、丁度、適した環境だったのかも知れないとも思うのですね。

平和は良い事です。
が、その環境に甘んじて、微に入り細に入り、人間が甘やかされている今日は、「生きる」という、元来備わっている根本の力が減退しているように感じます。

叔母様もソナタ様も風邪にはお気を付け下さいね・・・ちょっぴり風邪気味の私です。
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誤字でした! (伊豆の花)
2016-11-15 09:10:34
ゴメンナサイ!

「伯母様」と書くべきところを「叔母様」になっていました。

謹んでお詫びします。
返信する
伊豆の花さんへ (ソナタ)
2016-11-15 09:43:44
お早うございます。
早速コメントを頂き、有難うございました。

伯母の実の父も母も、そんなに長生きはしなかったらしいですが、3姉妹が皆90歳以上なのは不思議です。
私は今よりもずっと粗食だった事と労働し続けて来たこと、平和な時代になって衛生的な環境になった事などが大きいのではと思っているんです。
なので私も伯母には到底及びませんが、農作業を続けたいのです。

伊豆の花さん、温かい食物と熱燗で風邪を早く治して下さいね。 
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