10日、「洞爺湖温泉Mホテル」行きバスは札幌駅北口から午後1時に出るので、妹と15分前に待ち合わせた。気温は2~3度か、曇り空の凄く寒い日だった。
「Mホテル」の大型バスに乗ったのは数人だけだったので、余りの少なさに驚いた。
バスは国道230号線に入り、札幌市内を南下した後、南西の方角に走り、「定山渓」を抜け、1時間後に着いた「中山峠」で10分程休憩した。
晴天なら遠くに「羊蹄山」(俗称「蝦夷富士」)を臨む事ができるのだが、この時は生憎景色は良くなかった。
「中山峠」を下る途中の景観は、林の木々が雪をかぶり、真冬の様子だった。
途中、「喜茂別」が近くなると、標高1107mの「尻別岳」が見えて来た。
かってこの山に登った時、1/4程下山した時に頂上に登山用の杖を1本忘れた事に気づいた。
疲れてまた頂上に行く気持になれず、そのままにした事を思い出した。
きっと誰かが気づいて、私に代わって利用してくれたのではないかと思っている。
「ニセコ」が近づくと「日本100名山」の一つ、標高1898mの「羊蹄山」が見え出したが、薄暗くて写真を撮るのを諦めた。
バスは札幌を出発してから2時間半後に、無事Mホテルに到着した。このホテルに私達が泊まるのは初めてだった。
私達の部屋は、5階の湖側だった。早速、タオルを持って最上階の温泉に行った。
まだ早い時間だったので、女性の浴室には私達の他には2人しかいなかった。
妹は「大浴場は貸切状態だね。」と喜んでいた。この後、「台湾」からの観光客が沢山到着した様だった。
夕食のレストランに向った。「台湾」の観光客が沢山居た。
バイキング方式で沢山の料理が並べてあったが、中には日本語ではない名前の札がついている料理もあった。
「研修」で来ているらしい東南アジアの青年達が、沢山かいがいしく働いていた。
私はできるだけ野菜や魚料理を取り、デザートは多くの種類があったが1つも食べなかった。妹は驚くほど食べていた。
部屋に戻ってからは妹と1年ぶりで、遅くまで取りとめの無い話がじっくりできた。
翌朝、起きて部屋のカーテンを引くと、昨日とは違って晴天だった。
眼下には「洞爺湖」、そしてその向こうに雪を被った「羊蹄山」が綺麗に見え「これぞ洞爺湖の絶景だ」と感動した。
朝の女性の大浴場の場所が地下1階に変わっていたので、行って見た。
なかなか良い大浴場だった。「台湾」の団体は既に食事をしているのか、浴室には3~4人ほどしか居なかった。
朝食で用意されていた料理は、どれも美味しかった。研修生の女性が握ってくれたお握りも、なかなか美味しかった。
帰りの身支度をして、バスの出発時間より20分程早めに下に下りた。
地下1階から湖畔に出て、「羊蹄山」と湖に浮かぶ遊覧船を入れて写真を撮った。また、左手の遠方500mの丘の上に数年前に「サミット」の会場となった「ウインザーホテル」が見えた。
かって私は、9月23日の早朝から「羊蹄山」に登った事がある。この日は母の命日なので、道南最高峰の「羊蹄山」だが、母が私の後ろを押してくれるような気がして登る事にしたのだった。
途中に水場がないので2Lの水と食糧を入れたリュックが重くて、頂上まで結局6時間もかかった事を思い出した。22日に頂上に雪が降ったので、後半は初雪を踏みながらの登山だった。
帰りの「中山峠」が渋滞で、札幌の自宅に辿り着いたら20時を越えていた。シャワーを浴びようと服を脱いだら、ズボンが泥だらけだったのも今となっては良い思い出だ。
直ぐ傍で一組の中年男女が互いに写真を撮っていたので、「二人一緒に撮りましょうか。」と声を掛けた。
聞くと「中国」の「上海」から来たという。私は今春「シルクロード」に行って来たこと、「上海」には数回行っていることを話した。
北海道観光は寒いオフシーズンに入っているので、恐らく旅行費用が安いのだろう。「新千歳空港」には「中国」「台湾」「韓国」の航空機が乗り入れているので、近年は北海道内何処へ行っても東南アジアの観光客で溢れているのであり難い事だと思う。
大きな売店があったので、歯がない伯母の土産に「桃と林檎のゼリー」を買った。
10時にホテルを出発する帰りのバスには、私達の他には1人しか乗っていなかったのに、ホテルの従業員や研修生10人が見送ってくれて恐縮した。
晴天下の帰路は「洞爺湖」の中央にある「中島」がはっきりと見え、「羊蹄山」も真っ白くキラキラと輝いて見えた。
「中山峠」では前日とは打って変わり、20km離れた「羊蹄山」が冬の澄んだ空気の中で、まるで直ぐ傍にある様に綺麗な姿で立っていた。
札幌駅には12時半に着いたので、妹と駅のコーヒー店に入り、1時間余話をしてから別れた。
来年春になったら、今度は車を持たない妹夫婦と一緒に私の車でドライブをしたいと思っている。
「Mホテル」の大型バスに乗ったのは数人だけだったので、余りの少なさに驚いた。
バスは国道230号線に入り、札幌市内を南下した後、南西の方角に走り、「定山渓」を抜け、1時間後に着いた「中山峠」で10分程休憩した。
晴天なら遠くに「羊蹄山」(俗称「蝦夷富士」)を臨む事ができるのだが、この時は生憎景色は良くなかった。
「中山峠」を下る途中の景観は、林の木々が雪をかぶり、真冬の様子だった。
途中、「喜茂別」が近くなると、標高1107mの「尻別岳」が見えて来た。
かってこの山に登った時、1/4程下山した時に頂上に登山用の杖を1本忘れた事に気づいた。
疲れてまた頂上に行く気持になれず、そのままにした事を思い出した。
きっと誰かが気づいて、私に代わって利用してくれたのではないかと思っている。
「ニセコ」が近づくと「日本100名山」の一つ、標高1898mの「羊蹄山」が見え出したが、薄暗くて写真を撮るのを諦めた。
バスは札幌を出発してから2時間半後に、無事Mホテルに到着した。このホテルに私達が泊まるのは初めてだった。
私達の部屋は、5階の湖側だった。早速、タオルを持って最上階の温泉に行った。
まだ早い時間だったので、女性の浴室には私達の他には2人しかいなかった。
妹は「大浴場は貸切状態だね。」と喜んでいた。この後、「台湾」からの観光客が沢山到着した様だった。
夕食のレストランに向った。「台湾」の観光客が沢山居た。
バイキング方式で沢山の料理が並べてあったが、中には日本語ではない名前の札がついている料理もあった。
「研修」で来ているらしい東南アジアの青年達が、沢山かいがいしく働いていた。
私はできるだけ野菜や魚料理を取り、デザートは多くの種類があったが1つも食べなかった。妹は驚くほど食べていた。
部屋に戻ってからは妹と1年ぶりで、遅くまで取りとめの無い話がじっくりできた。
翌朝、起きて部屋のカーテンを引くと、昨日とは違って晴天だった。
眼下には「洞爺湖」、そしてその向こうに雪を被った「羊蹄山」が綺麗に見え「これぞ洞爺湖の絶景だ」と感動した。
朝の女性の大浴場の場所が地下1階に変わっていたので、行って見た。
なかなか良い大浴場だった。「台湾」の団体は既に食事をしているのか、浴室には3~4人ほどしか居なかった。
朝食で用意されていた料理は、どれも美味しかった。研修生の女性が握ってくれたお握りも、なかなか美味しかった。
帰りの身支度をして、バスの出発時間より20分程早めに下に下りた。
地下1階から湖畔に出て、「羊蹄山」と湖に浮かぶ遊覧船を入れて写真を撮った。また、左手の遠方500mの丘の上に数年前に「サミット」の会場となった「ウインザーホテル」が見えた。
かって私は、9月23日の早朝から「羊蹄山」に登った事がある。この日は母の命日なので、道南最高峰の「羊蹄山」だが、母が私の後ろを押してくれるような気がして登る事にしたのだった。
途中に水場がないので2Lの水と食糧を入れたリュックが重くて、頂上まで結局6時間もかかった事を思い出した。22日に頂上に雪が降ったので、後半は初雪を踏みながらの登山だった。
帰りの「中山峠」が渋滞で、札幌の自宅に辿り着いたら20時を越えていた。シャワーを浴びようと服を脱いだら、ズボンが泥だらけだったのも今となっては良い思い出だ。
直ぐ傍で一組の中年男女が互いに写真を撮っていたので、「二人一緒に撮りましょうか。」と声を掛けた。
聞くと「中国」の「上海」から来たという。私は今春「シルクロード」に行って来たこと、「上海」には数回行っていることを話した。
北海道観光は寒いオフシーズンに入っているので、恐らく旅行費用が安いのだろう。「新千歳空港」には「中国」「台湾」「韓国」の航空機が乗り入れているので、近年は北海道内何処へ行っても東南アジアの観光客で溢れているのであり難い事だと思う。
大きな売店があったので、歯がない伯母の土産に「桃と林檎のゼリー」を買った。
10時にホテルを出発する帰りのバスには、私達の他には1人しか乗っていなかったのに、ホテルの従業員や研修生10人が見送ってくれて恐縮した。
晴天下の帰路は「洞爺湖」の中央にある「中島」がはっきりと見え、「羊蹄山」も真っ白くキラキラと輝いて見えた。
「中山峠」では前日とは打って変わり、20km離れた「羊蹄山」が冬の澄んだ空気の中で、まるで直ぐ傍にある様に綺麗な姿で立っていた。
札幌駅には12時半に着いたので、妹と駅のコーヒー店に入り、1時間余話をしてから別れた。
来年春になったら、今度は車を持たない妹夫婦と一緒に私の車でドライブをしたいと思っている。
妹さんとの温泉旅行を楽しまれたんですね。
周りの景色は真冬のようですが、
温泉で心も温まられたのでは…
洞爺湖はまだ行ったことがありません。
北海道は広いですから、いつかゆっくりと一周してみたいですね。ただ、雪が苦手で、また転ぶのではと思うと、この季節はしり込みしてしまいます…(^^ゞ
妹さんと素敵な旅をされたのですね~
どの雪景色も新鮮で魅了されました!
洞爺湖温泉にゆっくりと浸かり、姉妹仲良く食事お喋り心温まるブログでした。
いま、東京駅近くのホテルにいます。
私も北海道の函館 札幌 そして洞爺湖温泉に行って見たいと思いました。
雪と湖。とてもいい風景ですね。妹さんとの会話が聞こえてきそうな暖かい雰囲気が伝わってきました。
私も温泉旅行は大好きで、年に1~2回近くの温泉地に出かけています。
こちらでは先日、県北の山に昨年よりずっと早く雪が積もりました。そのときこちらの最低気温は4度。
しかしここ数日は暖かく、今の室温は18度です。寒暖差の激しい冬になりそうですね。お体を大切になさってください。
「羊蹄山」が、全く、「富士山」の姿ですねぇ・・・「富士山」も雪に覆われますが、周りが雪景色になる事は、あまりないですから、この北国の富士山に見とれてしまいましたよ。
ザッとではありますが、北海道は4回程、旅をしましたので、たいがいの場所は思い当たるのですが、洞爺湖温泉には行った事が無いのですね。
でも・・・飛行場から札幌への途中で、「洞爺湖」の近くは通りますか?
何だか、そんな記憶もあるのですけれど・・・
早速コメントを頂き、有難うございました。
温泉の大浴場は、暖まって癒やされますね。
ガチャピンさんは、冬の北海道で転んだ事があるのですね。
怪我をしなかったとすれば不幸中の幸いでしたが、如何だったんですか?
私達の様に雪道や凍結路面に慣れていても、年に1回位は転びますよ。
そんな時は、痛さよりも恥ずかしさが先に立ちますね。
12~2月はシバレルので、暖気の頃、一度是非お越し下さい。
早速コメントを頂き、有難うございました。
東京のホテルからコメントして下さったのですか。有難う。
北海道の雄大な雪景色、素敵でしょう?
特にこの洞爺湖は、私も大好きなんですよ。
雪は寒くて冷たいけれど、汚いもの、現実の世界を全て包んで隠してしまいますからね。
この景色の前では、自分の存在の小ささを感じちゃいますね。
その内、家族で是非一度お越しくださいね。
コメント有難うございました。
洞爺湖の景観は、沢山の湖の中でも私の好きな景観ですね。
中島には野生の蝦夷鹿が生息しているんですよ。
妹とは近くに居るのに滅多に会えませんから、今回は久し振りで色々な話ができて嬉しかったです。
Pioneさんもその内一度是非、こちらにお越しくださいね。
早速コメントを頂き、有難うございました。
羊蹄山は、別名「蝦夷富士」と言われています。
綺麗な円錐形ですからね。
標高1900m弱なのに、私が登山した際は登りに6時間もかかってしまいました。
途中に水場が無いので、2Lの水を背にしてリュックが重すぎたのかも知れません。
自分で運転して札幌に戻ったら、20時過ぎていた思い出があります。
普通航空機は津軽海峡の海から苫小牧に入り、千歳に向うので、多分、洞爺湖は見えないと思います。
どうぞまた、雪の北海道にいらして下さいね。