花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

蝶が生まれた(2)

2010年03月05日 | 日記

今朝、放映された「虫の村に生きる画家~熊田千佳慕93歳~」を録画したのを、今見た。
平成16年に放送されたものだというが、明治44年に生まれた彼は昆虫画家として有名な人らしい。
ファーブル昆虫記の昆虫画を100枚書くのを目標として、93歳の当時も草むらにしゃがんで昆虫を観察し、絵筆を握っているのだという。(TVの画面を2m離れた場所から撮った写真①②)

  ① ②   

見ていたら、私の部屋で羽化した蝶と同じ蝶を描いた絵が映し出された。アゲハ蝶だという。
しかし、絵の蝶は少し黄色がかった羽根の色だ。(TV画面から③)
そこで今、改めてゼラニウムの葉でずっと羽根を休めている蝶を観察した。
昨日よりも少し黄色がかって来たみたいだ。④
ということは、誕生したのはアゲハ蝶だったのだ。驚きである。私は有名なこの蝶の名前を知らなかったのだから。
しかし実物の形は、絵と少し違っている。今後、絵のような羽根になって行くのだろうか。

  ③ ④

高齢の彼が今どうしているか気になり、ネットで調べた。
昨年、白寿記念展を直前にした8月13日、数え99歳で逝去していた。
我が家の蝶の誕生と今朝のTV番組の不思議な因縁を感じた。
私にはTVを見るまで知らなかった画家だが、図書館に行ったら彼が描いた「ファーブル昆虫記」を探したいと思った。

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