実は私が良く行く伯母には、何十年も共に暮らさなかった1人息子(配偶者も子どももいない)がいたのだが、1ヶ月半前に事故で急死してしまったのだ。
伯父が亡くなってからは1人で高齢者用優良賃貸住宅で生活して来た伯母は、強いショックを受けながらも、葬儀やその他の処理をしなければならなかった。
しかし、当然ながら法律的な知識を持ち合わせていないし、行動力もないので、この間、姪の私が色々と手伝ったり、アドバイスをして来た。
先ず出て来た問題は、今まで名義上、その息子が母親の身元引受人だったのだが、いなくなったので誰が替わってするかという事だった。
伯母には兄弟姉妹がいるが、皆、高齢だ。
そこで伯母は私に頼めないだろうかと言って来た。
私は亡くなった伯父方の姪で、伯母とは姻族になる。
悩んだ挙句、私は市の法律相談に出向いて、当番の弁護士に相談した。
すると弁護士は、どんなに金銭出納簿をしっかりつけて誠実に仕事をしても、伯母が死去した時には相続権を持つ人達が絶対にあーだこーだと言い出すから、そんな依頼は受けては駄目だ、とアドバイスされたのだ。
私は伯母に事情を話した。
しかし、それだけでは納得できないだろうと考え、伯母の住む市の法律相談を受けさせに連れて行った。
(つづく)
伯父が亡くなってからは1人で高齢者用優良賃貸住宅で生活して来た伯母は、強いショックを受けながらも、葬儀やその他の処理をしなければならなかった。
しかし、当然ながら法律的な知識を持ち合わせていないし、行動力もないので、この間、姪の私が色々と手伝ったり、アドバイスをして来た。
先ず出て来た問題は、今まで名義上、その息子が母親の身元引受人だったのだが、いなくなったので誰が替わってするかという事だった。
伯母には兄弟姉妹がいるが、皆、高齢だ。
そこで伯母は私に頼めないだろうかと言って来た。
私は亡くなった伯父方の姪で、伯母とは姻族になる。
悩んだ挙句、私は市の法律相談に出向いて、当番の弁護士に相談した。
すると弁護士は、どんなに金銭出納簿をしっかりつけて誠実に仕事をしても、伯母が死去した時には相続権を持つ人達が絶対にあーだこーだと言い出すから、そんな依頼は受けては駄目だ、とアドバイスされたのだ。
私は伯母に事情を話した。
しかし、それだけでは納得できないだろうと考え、伯母の住む市の法律相談を受けさせに連れて行った。
(つづく)